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風邪でダウナー 10月22日


  6時起床。
  朝風呂に入って、洗濯をして、朝飯を食べても、まだノドや鼻がスッキリしな い。花粉症の患者のように、そのあたり一帯がグジュグジュしていて、涙さえ出 てくる。

  もともと、朝方はノドがガラガラする。
  煙草を吸っているせいもあるだろうけど、子どものころからそうだから、必ず しもそれが原因ではないかも。あるいは口を開けたまま寝ているのかもしれない し、ドライマウスなのかもしれないし、寝汗がひどくて体が乾燥しているのかも しれない。だから目覚めたときはノドや口がカラカラで、起床してから2時間く らいで元に戻る。


  ところが今日はぜんぜん元に戻らない。
  ひょっとして風邪かなと体温を測ると36℃。これは僕としては微熱の範囲にな る。なんだそうだったのか。そういえば昨日の日記でも「寒くてたまらない」な んてことを書いた。この数日は朝が寒いようだし・・・と布団に入る。

  こんな見事な秋晴れの日なのに、と残念な部分もある。
  でもまあ、休日に風邪で寝込むというのもいいじゃないか、という気分もある 。わりにすぐに眠りに落ちる。


  11時半に目覚める。
  体温は36.4℃。ノドの様子からすると本当に風邪みたいだ。怠け病などではない。とりあえず空腹な ので食事を取りに出る。寒気があるのに、厚着をするので汗が出る。とても不愉 快。

  駅前のラーメン屋でランチ。
  ラーメンとギョウザとチャーシューご飯。旨いのかまずいのかよくわからない 。空腹だからけっこう食べられる。たぶん平均より少しまずいくらいだろう。風 邪には良かろうと、ラーメンに生ニンニクをドサリ放り込んで。面倒だがスーパ ーへ。2日間くらいは寝込んでもしのげるように食材を買う。

  帰宅しても鼻ぐじゅぐじゅ。
  ああ気分悪い。リビングのソファのそばに換気のための穴が2つある。そこか ら風がスースーと抜けてくるのが寒いとずっと思っていた。たぶん生命を維持す るレベルの換気のためにあるのだろう。部屋の中からは「とじる」「しまる」く らいの作業はできるけど、密封はされないようだ。

  いろいろいじくっていると、密封する方法があるのを発見。
  バルコニーに出て、ドライバーで外蓋を開けて、中蓋の留め金を外すとパカッ とフタがしまった。よしよし。しかしこれで外気が入ってくる可能性は大きく減 ったから、換気には注意しないと。ついでに部屋の掃除。ホコリを減らすように 掃除機かけのみ。


  少しくらいは仕事もしよう。
  プリントのプリントアウトを3週間分。例年使っているものの踏襲版で、赤ペ ン入れもやっておいたから、わりに作業的にできる。それでも1時間足らずはか かった。少しまじめにやる種類の準備は、やはりはかどらず。鼻グジュグジュじ ゃあ集中できないって。20分であきらめる。

  授業の準備には重いもの・軽いもの・どうでもいいもの(おっと)・真剣にや るもの・作業的なものなどいろいろあって、どのタイプのネタも少しづつ進めて いる。
  今日のように体調が悪ければ軽い作業で済むようなものを程よく残しておくわ けだ。いつも全開というわけにはいかない。体調も気分も上下差が常にあるもの だ。もちろん受験生への勉強のヒントとして書いている。


  ベッドだソファだと移動しながら読書。

  『しょっぱいドライブ』大道珠貴を読了。
  芥川賞受賞の表題作を含む3本の短編小説集。

  2003年に芥川賞をとったときに「ふーん、いつか読もう」と思っていた。
  あらすじ(おじいさんと初期中年の女が海べりでドライブする?)を断片的に 聞いていて「ふーん、つまらなさそうだな」とも思っていた。2006年に文庫化さ れて、2007年に新古書店で遭遇。やっと読めるのか、やれやれ。

  趣味にあわず。
  裏表紙には「『人間と人間関係を描ききった』と絶賛された」とあるけれど、 そうなのかしら。直接に色をあらわす言葉が「オレンジ」しか出てこなかったよ うな気がする。何か意味があるのかないのかも不明。ほとんど何も起こらないし 、感情移入というもっとも幼稚な(そして一般的な)読み方もできなかった。

  なんとなく思うことはある。
  それを書くとまた敵が増えるような気がするからソーッと書いておくと

「女の湿っぽさが文章ににじみ出てる」

のが気に入らない、というところだろう。僕はあくまで結果的ではあるにせよ、 女性の書いた小説をあんまり好まないみたいだ。男だから女だからという基準で 読む本を選んでいるわけでもない。たぶん、その湿っぽさが目立つ作品になると つまらないなぁ、と思うのかも。小説なので読み手を選ぶのは仕方がないことな んだけどね。ちょっと期待はずれで、予想はほぼ的中かな。

  とここまで書いてアマゾンの感想文投稿をざっと読む。
  すると酷評の嵐。こんなんで芥川賞なんてありえねえ、なんていう論調。ネッ トの書評を当てにするつもりは特にないにせよ、固定HNでここまで言われるとは、かなりのものだ。

  ちょっと安心したような気分に なる。
  僕はあまり小説を読まないほうなので、小説の感想文にはあまり自信がな いということもある。まあ、芥川賞という飾りを外せば、「ふつーにたいしたことな い」くらいの小説だとは思うけど。


  悩んで早い夕方に整骨院へ。
  明日の午前中に回すかとも思ったが、それほどの熱はないようだし、暖かい時 間に外の空気を吸うのは悪いことでもないだろう。帰りに薬局によって、風邪薬 とうがい薬を買う。帰宅してから、ここまでの日記を書く。もう4時半を過ぎた 。今日の室内着はトックリの薄いセーター。

  夕飯はまたもやキムチ鍋。
  寒いのと、野菜がたくさん食べられるのと、準備がラクなのと、スープの賞味 期限があいまい(たぶん開封後3日以内くらい)なため。体があたたまるだろう とヌル燗もビールも食後のウイスキーお湯割りも普通に。ビールはあたたまらな いかな(^_^;)


  風邪の原因をずっと考えていた。
  たぶん乾燥だろう。この3日ほど肌が乾いているなあと思っていて、この2日 ほどノドが乾くけど水分を取るの面倒だなあと感じていて、特に昨日あたりはず いぶんと湿度が低かった。特に疲れてはいないし忙しくもないけれど、新居に移 って湿度管理ができていないのだろう。

  僕は基本的に体が弱い。
  だから、いつも小さいことを積み上げて管理している。その積み上げが転居で チャラになってしまったから、やり直すことにする。とりあえず寝室に加湿器を 出そうかな。明日は全快しているかしら。乞うご期待・・・というほどのことで もないな(^.^)/~~~
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