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乾燥続く 11月24日


  9時15分起床。
  土曜日の恒例で朝風呂。なんとなく習慣になったのは、風呂の掃除をすること である。朝風呂の時こそ風呂の掃除ができる。夜に入るとたいていは空腹で(満 腹時に入浴する習慣の人もいるそうだが)、掃除をする気分にはなれない。 しかるに朝風呂だと窓から入ってくる陽の光のおかげもあるのか、前向きな気分 になれる。一般に掃除って、前向きな気分でないとやりたくないものだし。


  10時半から行動。
  今週はずっと天気が良くて、ほとんど雨が降らない。だから洗濯を熱心にする わ布団は言うまでもないわ、キッチン仕事も真面目にやるわで、早くも手にアカ ギレができてしまった。それくらい空気が乾燥しているのだ。

  そうだ、欲しい家電製品があったのだ。
  それは加湿器。もちろん1台持っているのだが、それは寝室用になっている。 リビング・ダイニングには加湿機能の高いエアコンがあるから大丈夫なんだけど 、電気代がどうなのか、という問題がある。何しろ乾いた外気から水分を取り出 すというのは、いかにも電気代が高そうだからね。

  また同時に、いまある1台がスチーム式というのもどうかと。
  もくもくと煙(じゃないが)が出るので

「バリバリ加湿してるぜ、ベイビー」

という気概があって良いのだけれど(横浜銀蝿ふうに発音しましょう)、どうも 電気代が高いらしい。スチーム式でないものは気化式というらしい。そっちは本 体価格が高いが電気代が異常に安いと聞いている。もちろん今あるものを捨てる 気はないから、リビング用に気化式が欲しい。

  というのにはもう1つ理由があって、今あるものを移動させて使うのは大変と いうこと。
  何しろ水が入っているから重いんだよね。重いものを運ぶと腰に悪いし。とい うことで、まだ私に新居祝いを贈っていない人たちは、即座に加湿器をみつくろ い送るように。ボネコ気化式加湿器だと4万円を切るくらい。15畳用くら いでも 足りるな。それだと2万円は切るなあ。まさに新居祝いにピッタリのお値段です ね。誰か1人くらい釣られないかな〜(読者の声:釣られねーよ!)(^^)


  日記だった。
  昼過ぎまでずっと授業の準備。やっとテキストの予習が全て終わった。あとは 2週間ぶんのプリントをちゃちゃっと用意するだけになったから、これで直前講 習や来年度の授業の下準備に入れる。暖かいし、とてもいい気分。明日から取り 掛かりましょう。1つのタスクが片付いて次のタスクを考える瞬間というのは楽 しい。

  昼食を取りに出る。
  和洋折衷なのか無国籍料理なのかよくわからない居酒屋風の店。ランチはカレ ーが中心らしく、コロッケカレーを注文。ちゃんとその場でコロッケを揚げてく れたし、温泉卵までのっかっていて、ライスにも味がついていて、けっこう旨か った。辛口などの味を選べないので、やはりちょっと甘いのが玉にキズというと ころ。まあこれはいいでしょう。たまには使える店になりそう。

  陽は暖かくても空気は冷たい。
  街を自転車で散策して食事ができる店の見当をつけようとしたけれど、さすが に数が少なくなってきた。いつも混んでいるラーメン屋さんが2軒ほどか。そろ そろお気に入りの店を決めて、ルーティーンとしての昼食にしたいところ。いい かげんに読者様も

「これは昼飯食べ歩き日記なのか?」

と不審に思っているかもしれないし。珍しく手ぶらで(いつもは時間効率のため に何かを買ってくる)帰宅。


  エッセイをちょっと書く。
  正確にはちょっと書こうとしてみて、書けずに30分くらいで諦める。珍しくタ イトルを先に思いついて「これは面白くなりそうだな」と思ったら筆がついてこ ない。エッセイ書きは趣味なので、自分を机に縛り付けて書く必要もないのがま た楽しからずや(武者小路実篤か?)。しょうがないよ、人間だもの(相田みつ をか?)

  読書に切り替える。

  『結婚願望』山本文緒を読了。
  離婚して間もない著者によるエッセイ集。それなりに面白いところがありなが ら、やや散漫な印象がある。

  8年前に本書が出版されたとき著者は37歳。
  女性であれば、これから結婚するのに困難に感じる時期だし、生理的な問題を のぞけば男性である僕にとっても同じだ。僕と異なるのは著者に離婚歴があると ころだ。本書では一貫して結婚願望を持つ自分(著者)は恋愛体質であり、そう いう人はいつも結婚に夢を見続ける、としている。男性と女性という違いを(敢 えて)無視すれば、僕にはなるほどなるほどと思える記述が続く。

>結婚している人の方が、どちらかというと独り者より大人っぽく感じるのは( 子どものまんまの人もいるが)そうして忍耐というものを知っているから、とい う理由の他に、現実に結婚していること=結婚に関する幻想がある程度壊れてい る、からだと思う。
  幻想が壊れた、という言い方がひっかかるなら、想像でしかなかったことを 体験した者の実感、と言い換えてもいい。

  どうだろう?
  なんかちょっと違うんだよな、当たり前だけど。この違いは著者が結婚した経 験を持っていて、僕がその経験を持たないからかもしれない。結婚しているもの が独身の人生を歩くことはできないし、逆も同じだ。結婚したことがあっていま は独身だという人だって、今の自分とは異なる自分を「いま」歩いているわけで はない

  何かそのあたりのところをもっと突き詰めて書いて欲しかったような気もする し、突き詰めたからこそちょっとアイマイで散漫な印象が僕に残ったのかもしれ ない。
  この手の本を読むことが多いわりに、リアルな人間の僕は結婚に近づかない( し、その気配もない)。結婚から離れたくて読んでいるわけでもないので、

「じゃあなんで読むんですか」

と質問されると答えに窮する。というふうに、なんだ かよくわからないモヤモヤしたものが残る本でした。いやしかし、初冬の午後3 時過ぎにこういう本を読んでいると根暗になりそうで怖いですね。え、すでに根 暗?


  午後遅くに昼食を取ったので、2回目の昼食はナシ。
  分厚いセーターを上着代わりにして出勤。味気ないが空腹予防に授業前の校舎 でパンを食べる。

  授業は順調。
  並べ換え問題が中心の回で苦労はした。テキストの問題が明らかにLクラスと してはレベルが高すぎたことは、生徒様のために書いておこう。生徒様が解ける か解けないかギリギリ、このラインを目指して作ることはそれほど難しくはない はずなのだが。

  なお、並べ換え問題ではどのレベルの設問でも「語る」シリーズの初級編の内 容だけで処理している。
  まあ、9割くらいはそれで正解できる、というのが正しいだろうか。与えられ た選択肢から「どれを使うか」という判断力が必要なのは事実で、その選び方を 説明するのがこれからの授業では多くなっていくだろう。大切なことは、どうし てそう考えるかを丁寧に追いかけることであり、それ以前に大切なことは、「語 る」シリーズの内容を自分で取り出せるようにしておくことだ。アドバイス終わ り。


  帰宅して今日もしのぎ飯。
  「カニすり身」という名前だけど本当はホッケの肉ばかりのものをダシ汁で煮 て、大根オロシと一緒に。この手の「練り物モドキ」は自分で作ればはるかに旨 いだろう。ま、手間の短縮という部分はあるし、家計の問題も重要だ。他には出 来合いのシュウマイやレタスやキュウリや常備菜など。体重が理想より800グラム くらい多いから、こんなもんでしょう。酒飲みはどうしてもカロリー過多になる から、量を減らして品数は多く、が健康にいいはず。ではでは。
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