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強靭な日々 12月22日


  9時20分起床。
  頼む、腰痛よ出るな! と念じつつ起床したら夢を忘れてしまった。腰痛って のは痔じゃないんだから出たり入ったりするもんなのかよ、と思う人がいるでし ょう。そういうものなんだよちくしょう。痔じゃないからね(^^)


  恐ろしく寒い。
  一昨日で賞味期限が切れたウドンなぞ食って、ためらったものの整骨院へ。年 内は今日と火曜日しか通院できる時間がなく、この寒さでは悪化が予想されるた め。そのあたりの事情も説明すると、先生から

「あ〜やっぱり授業は体に悪いですな」

とか

「子どもが休みだと忙しいんですね」

とか、ソノ手の定番セリフをちょうだいする。

  しかし、整骨院の先生も大変だよね。
  朝9時から夜7時まで勤務で、昼休みが3時間あるとはいえ、休日は日曜日だ け。あれでよく腰痛にならないものだと思う。何となく健康そうな人が多いので 、過労とかにはならないのだろうけど。

  ついでに「置きバリ」をしてもらう。
  2ミリくらいの小さなハリを腰に貼り付けるもの。これは人生初だな。ピップ エレキバン(だっけ)のような持続的なマッサージ効果を出すもの、らしい。あ と3日間か、ちょっとしんどいね。♪置きバリ1本、背中に貼ってぇ、なんて歌 はありません。もとの歌は何かと問われても困りんす。


  雨もよい。
  急ぎ校舎へ。ローソンで「焼きソバまん」を買って食べる。小腹が空いている のだよ。それにしてもこの、焼きソバが詰め込まれた肉まん(でいいのか)って ヘンじゃなくない?

  どっちだよ。
  もう20年くらい前にピザまんが出たときは衝撃だった。青天の霹靂、なんてい う自力じゃ書けない漢字が脳に浮かんだ。あれ。カレーまんが先だっけ。もう こうなったら、肉まん業界もどこまでもエスカレートしてほしい。牛丼まん、オ ムライスまん、肉まんまん(まんじゅうの中に肉まんが内蔵されている)とか。 こんな下らないこと書いている場合か、いや授業だ。漢文だ。ぼよよ〜ん。ワー プ!


  2年生です。
  今日は出席率100%。昨日の説教の甲斐あって、皆さんそれなりに予習をしてい らっしゃる様子。わりにおとなしいというか、僕に威圧感があるのか(あるわな w)、反応が良くつかめない。僕の様子を老いた亀のように注意深く見ているよ うにも思えるし、なんだかひどい授業に当たったなあと思っているようにも見え る。

  生徒様のレベルが、1から10まで10種類揃っている場合。
  いくつかの方法がある。10に設定して引き上げる授業。7に設定してムラを失 くす授業。3に設定して10に退屈させる授業。1に設定して大変なことになる授 業。設定をアイマイにして場当たりにする授業。

  これといった正解はない(明らかな間違いはある)。
  昨日の僕はちょっと場当たり的になってしまったのが反省点。10でありながら 1を満足させる、しかしややインチキな授業がベスト。書くほど簡単ではないし 、実行できたこともない。最上位クラスということで、強引な道を選ぶのが「ほ ぼ最善」ではあろうけど、2年生のこの時期だとそれで通すのもどうかな、と。


  検見川浜校へジャンプ。
  こちらはより少人数で様子がつかめる。市川とは文化圏が違うこともあるのだ ろう、わりに表情に出やすいというところか。準動詞・関係詞演習では、意外に 熟語を覚えていないことが判明。リクツでわかる部分が優先されて、暗記で済む ところが後回しになるのは、低学年の場合には悪いことではない。受験学年だと そうも言っていられないけれど。つまり順調。

  さくさく帰宅。
  途中の電車でケータイを拾った。メール拝見(いいのか)。最も親しい相手に

「拾ったから××駅に届けるよ」

と送信してあげるため(正当化)。ほう、この持ち主は女子だね。メールの相手 はほとんど吉雄くん(仮名:意味ないけど)。受信メールのみ読む。


FROM 吉雄
大丈夫だよ、あきこ。待ってる

FROM 吉雄
じゃ、それで頼むね!(ハ〜トマーク)

FROM 吉雄
愛してるよ、ちゅ(以下同文)


  ・・・・・・(-_-メ)。
  電車の窓から投げ捨てる。

  というのはウソで、ちゃんとメールしましたよ、吉雄くんに。
  3秒後に電話がかかってきたけど、それは無視。良かったですね、章子ちゃん はいまごろ途方に暮れているでしょう(え〜吉雄の電話番号覚えてな〜い、など )。章子かどうか知りませんが。


  夕食。
  出来合いのギョウザを焼き、カブの炒め物を作り、肉豆腐を作る。水菜はその ままで食べる。キムチ納豆、ラッキョウ。昼のうちに下準備ができない日々が続 いているので、ちょっと工夫が足りないか。このメニューで25分くらいかかる。 ビールは変わらず旨い。

  ヌル燗は秋田の『福小町 純米』。
  常温で試すと僕の好きな杉樽の香りがある。中辛口くらいか。ヌル燗にすると 辛味がでるような気がする。普通は甘さが全面に出てくることが多いと思うが、 それだけ味に幅があるということなのか。幸いなことに一升瓶で買ったので、続 けて呑むことで正体がわかってくるだろう。

  ところで、製造者が「ナショナル株式会社」となっている(住所は南麻布)の が意味不明。
  あのナショナルのことなんでしょうか。それでいて製造場が「秋田木村酒造工 場」というのも更に意味不明。権利を買い取ったとか、そういうことなんだろう か。ま、味には関係ないけど。たぶん、どちらかと言えば旨い酒と思われる。難 しい。


  行儀が悪いが、食べながら本を読む。

  『マンガ「ちゃんこ」入門』琴剣淳弥を読了。
  元お相撲さんによるちゃんこの紹介。
  イラスト風マンガが4割・文章6割くらい。料理本として良書。

  ちゃんこは一般的に「ちゃんこ鍋」と考えていいだろう。
  厳密には力士の食事全般を指すし、鍋以外の料理レシピも少々出ているが、基 本はやはり鍋。ざっと30種類ほどのレシピが載っている。

  欠点は味付けなどの分量の詳細がないこと。
  実際にちゃんこ番が味付け(本書では「味を決める」という表現が頻出)する ときに、目分量でやることに由来しているようだ。確かに鍋料理だと「だいたい こんなもんだろ」で問題ない。

  長所は材料や仕込みの詳細がシッカリしていること。
  前述のように分量はともかく、味付けを含めた調理過程は一般のイメージより もかなり細かい。下味や事前準備がきっちりと紹介されている。家庭の鍋料理は どうしても定番に偏りがちなので、一家に一冊あって悪いことは絶対にない本だ 。


  残りは2日。
  腰痛はともかくとして体調は良い。寝起きは良くないが寝つきはオーケー(消 灯してほぼ10秒で眠りに落ちる)。声も良く出るのは2年生ばかりで少人数だか ら。じっくりと多忙期は過ぎてゆく。唐突ですが、ここで1曲。

♪ああ〜やんなっちゃう、ああ〜驚いた。ああ〜やんなっちゃう、ああ〜嫁来ない 。ああ〜やんな(以下リフレイン)。

  大丈夫なのか。
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