予備校講師でわるかったな！

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ちゃっちゃか進む

12月27日

  ６時10分起床。
  授業は９時20分からなので、本当は５時半くらいに起きたい。舌が回らないからね。でもこの時期は睡眠時間確保のために、このくらいでもやむを得ない。ちょっと慌しく朝の準備をするのは、楽しくはないが悪い気分ではない。働いているという実感があるし、僕は授業をするのが好きだからだ。

  ま、それはともかく、実に通勤が辛い。
  寒いのも辛いし、混雑も辛い。お前らこんなによく働くなと言ってあげたい。つり革がつかめないどころか、立って本を読むこともできない。わしらブロイラーのニワトリじゃないんだから、こんなにギュウギュウ詰めにしないで欲しいと言いたい。言う相手がいないから言わない。

  検見川浜駅前のドトール。
  わりに空いていて落ち着く。場所柄、それほど勤め人がいる地域ではないというのもあるのだろう。昨日書いたように、ドトールは好きだ。煙草が吸えるのもいいし、味も安いなりではあるにせよ良い。店内の装飾も「元気を出す色」とされるオレンジが基調になっていて気分が冴える。

  たぶん、あの厚手のカップも好きなんだろう。
  別にスタ×の悪口ではないが、マックじゃあるまいし、紙コップなんかに入れたコーヒーなんぞ飲めるか。なにがシアトル系なんだ、なにが「コーヒーを味わっていただくために店内禁煙」なんだ、あの薄暗い装飾、あんなの人々をうつ病に導くだけじゃないか。根暗なんだよ、それに高いし。コーヒーにあれやこれやトッピングなんかするな。「あちらからお出しします」じゃあねえよ。いまここで出せよ。ファストフードだろう。

  あ、悪口か。
  ただの偏見ですので、すいません。別にス×バのことじゃないですから。はは。まあ「好き嫌い」とは、ただの「偏見」を良い言葉に置き換えただけのものなんだけど。

  ２年生。
  講習生がチラホラいて、様子を見ながら。やはりこの時期のハイレベルに申し込んでくるくらいだから、頭がいいねえ。英語ができるという意味ではなく（もちろんそれなりにはデキルのだが）、授業の受け方がいい。メリハリをつけて聴いているし、ノートやメモの取り方が上手い。

「これは覚えるべき語句だから」
「これはメモだから」
「これは構文だから」
「これは文構造の解説だから」

と分類しながら書いている。受講生はご存知のように、僕の授業の情報量は多すぎるから（最近かなり減らしているのだが）、どんどん分類していかないと大変 なことになるのだ。この続きはまた気が向いたら。

  移動。
  途中で校舎にウガイ薬を忘れたことに気がつき、電話。ケータイを使うのは１ヶ月ぶりかな。いま確認したら、メールは１ヶ月前で電話は３週間前だった。たまには使わないと「通話料コミ」の元が取れないな。しかし、校舎に電話して

「ウガイ薬を忘れたんで探してください」

なんて頼むのは恥ずかしかったな。受付のお姉さんも冷笑していたに違いない。マストハブ過去分詞。

  ３年生。
  ＬクラスもＣクラスも出席率100％。なんだか最近は出席率が良すぎるような気がする。生徒様のデキのほうは、やはりＬクラスが難渋でＣクラスはまずまずか。どちらも少し踏み込んだ感じの、やや説教系の授業に持ち込む。

  ああそうだ。
  Ｃクラスで書き忘れた熟語は look for だった。「～を探す」という意味を説明したいのではない（それはいくら何でも知っているのではないかとｗ）。どこで書き忘れたのか、その意図は何だったのか、受講者にはわかるでしょう。

  帰宅前に本八幡シャポーに寄る。
  ちょっとの買い物はリンゴ。果物を切らしていたため。こういう多忙期に果物なしはちょっとつらい。大切な朝食の一部だ。クイーンズイセタンのほうではなく（高いから）、普通のシャポーの野菜売り場ね。生徒様に見られていないといいけれど。

  そんな場所で買い物をしたもう１つの理由。
  ちょうどが乗ろうとする電車が行ってしまったため。５分あればこれくらいの買い物はできるからね。地元にも夜間営業のスーパーはあるけれど、５分で済む用事は５分の空き時間で済ませるものだ。

  移動時間が長いので、多少は読書もできた。

  『老いても枯れず』塚崎幹夫を読了。
  1930年生まれの著者による、中高年向けの性教育書。
  二部構成の第１部はまずまずだが、全体としては今ひとつか。

  著者は76歳にして富山大学名誉教授にして３人目の妻をめとっている「性豪」らしい。
  副題には「大人のための性教育ノート」とある。上に中高年と書いたが、実質的には老年の性を語る部分が多い。まだ初期中年といえども中高年とはいえない僕にはしっくり来る部分が少なかった。76歳でこれか・・・と自信となくしそうな部分はあったかな、なかったかな(^.^)

  寄せ集め的な第２部はともかく、もう少し、たとえば10年くらいすれば「なるほど」と思う箇所も出てくるのかな、といったところ。
  ある本を読むのに「若すぎる」ということは絶対にないと思っているけれど、読書適齢期というものもあるよな、と再確認できたのが今の時点でのメリット。「よびわる」読者に50代の人がいれば、少しオススメ。いないかな。

  帰宅して夕食はマーボー豆腐。
  もちろんクックドゥ利用です。ゼロから作る余裕はさすがにナシ。他には昨日の残りのおでんとか。おでんは旨くて暖かくていいのだけど、野菜がほとんど取れないのが厳しい。明日からはもっと野菜を取るメニューを工夫しなきゃ。

  さて早起きは残り２日で、仕事納めまでは３日になった。
  風邪の兆候もなく、腰痛もそれほど悪くなく、授業も基本的に順調。なかなかよろしい人生の流れになっている。堅気のサラリーマンは、28日（金）が仕事納めでしょうか。がんばってください。僕はもうひと踏ん張り、というところまで来ました。では。

  あ、生徒様もがんばってください。
  「あ、」ってすごいですね。すごいなあ。

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