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ヨイショが苦手 |
1月16日 |
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朝の7時半にお腹が痛くて起こされる。
またナゾの病気の再来かと思ったらそうではなくて、単純に小さすぎるパンツ
(下着のほうです)をはいていたから。極めて個人的に
ピチピチの下着→腹下し
という公式が成り立っているわけですよ。じゃあサイズを考えて下着を買えよと
言われそうだけど、買ってしまった下着を
「ピチピチだったんで返品します」
ってわけにもいかないじゃないですか。しかもバーバリーじゃないか。2,500円く
らいしたんだぞ。間違えてMサイズを買ったのだろう。なんでのっけからパンツ
の話なのよこの日記。
9時半に目覚める。
・16人を収容できる大学受験の会場に、僕は付き添いとして入室していた。試験
が始まる直前まで留まる権利があり、始まってもガラス越しに受験を「観戦」で
きる場所が設けられている。ガラスの向こう側にいれば問題と解答を1部1,000円
で購入することもできる。英語は点訳が試験終了後に発表され、これもやはり
1,000円。さあそろそろ始まるから退室して1階と2階のあいだに設けられた喫煙
所に行こうか。ここは40階建ての高層ビルの37階か。
という夢だった。
点訳というのは、視覚障害者用の点字の訳文だと思う。そのほかは全く意味不
明。どうしてこういう夢を見るのか・・・。
気がついたら10時半。
寝坊しすぎだよ俺。あわてて部屋の掃除をして、その他もろもろで時間を稼い
でから外出。まずは寿司屋のランチ。海鮮丼。旨かったが量が少ないかな。
移動して書店。
椎名誠のエッセイが文庫で出ていたので購入。これは夜の酒のツマミになる。
夜のオカズではないので注意。そんな読み間違いはしない?
ついでにスーパーに寄って野菜と果物を少々購入。
さらについでに1回目の昼飯も購入。晴れているけれどとても空気が冷たいの
は寝坊のせいか冬のせいか。中途半端な寝坊で、仕事までの残り時間も中途半端
。そりゃ読書しかないでしょう。
『出世はヨイショが9割』門倉貴史を読了。
恐ろしく安直なタイトルで、無内容かつ頭悪い系サラリーマンがダマされて買
う本であろうな、と思いながら買ってしまった。
ヨイショの話はほとんど出てこないような気がしたが、そんなに悪い本でもな
かったような。
結局、この手の「サラリーマン本」というジャンルが好きなんだろう。
僕は何しろ人生で1度も正社員待遇で労働をしたことがないわけで、直接的ま
たは間接的にサラリーマンのことを罵倒するようなことをよく書いているけれど
、
実はサラリーマンになってみたいというアコガレ
があるのかもしれない。だいたい、言っちゃ失礼だがこんなタイトルの本、知的
階層はそれだけで手に触れることもないだろうし。
サラリーマンの世の中がわりに正確に描かれているかと思われる。
なんだかアイマイな感想だけど、なったことないんだからしょうがない。仕事
の法則だとか出世の方法だとか同僚や上司との付き合い方だとか家庭をどう運営
するだとか、多岐に渡ってコマゴマと書かれている。サラリーマンの遊びを扱う
項目では、パチンコだの宝くじだのゴルフだののハウツーがいちいち出てきて、
サラリーマンってのはこんなことまで人に教えて貰わないとダメな人間が集まっ
ているのか
と思わなくもない。しかし実は、そう思いながら読んでいる読書の僕が、自分が
けなしているサラリーマン以下の最低下劣な下層階級の見事な具現者であるよう
な気もする。
ま、冗談はともかく、本書はサラリーマンになる前か、遅くても20代のうちに
読んでおくべき本なんじゃないか。
あとがきから。
>「出世は出世、人間は人間」と割り切るべきなのである。自分の主義主張を通
すために組織に反旗を翻すことも厭わないというのは素晴しいが、そのサラリー
マンは組織の中で出世できないだろう。
まあ世の中そういうものだよな、と思えるくらいの人は読んでみてください。
読者を選ぶけれど内容そのものが悪いということはない本だと思われます。た
ぶん。
プールは600メートル。
まだまだ距離は伸びてこない。息の上がり方が早くて体力が続かない。じっと
我慢して練習するのみ。水泳を始めて7年目。経験的には、同じ段階の練習
を続けると2ヶ月から3ヶ月で次の段階の泳ぎに変わってくるように思える。イ
ヤにならない程度に耐えることはどうしても必要になる。語義重複か。
授業前の中華丼はなかなか旨かった。
正確には、鶏肉の炒め物をご飯にのっけたもの。さてさて出勤です。今日は取
り立てて何もしていないのと同じだから、仕事がメインですかね。
英作文ゼミは2週連続の2回目。
出席率が50%を切った。あれあれ。この直前講習はずっと出席率が良くて、ど
の講座も85%を切るなんてことはなくて、アバウトに94%くらいを維持してきた
だけに残念。
センター試験まで残り3日という事情と思われる。
きょう休んでも目先のセンターというのは本音だろうし、あとでウイングネッ
ト(市進の映像授業)で見ればいいや、というところであろう。4コマ完成の前
半2コマと後半2コマで別の講師では、価値は半減するであろうが、とりあえず
センターということだろう。授業の相対的価値がその程度と見るのは消費者の自
由である。今日の出席者は、僕の平常授業の受講生だけだった。
授業最後のトーク。
「この講座ではセンター頑張れとか言いません。内容的に関係ないですから」
極めて事務的で効率的で意図的な発言である。私立大学型英作文の授業は、セ
ンター試験とほとんど関係しない。それでも「頑張れ」と言うのが商売であろう
。僕は、そういうお涙頂戴が大嫌い。
頑張れというのは、頑張っている人に失礼な言葉だ。
僕も日記の中でその言葉を使うが、ウェブ日記の読者の種類はいろいろ考えら
れるからだ。ひと時の休息を求めて読んでいる人もいれば、現実逃避として読ん
でいるだけの人もいる。もちろんそれでいい。
でも、授業の現場は別だ。
いまの時代にセンターを受けない受験生はほとんどいないだろう。別に興味も
ないから質問しなかったが(そんな質問に時間を使うのは講座の内容からして無
駄)、この講座の出席者の8割くらいが受ける試験である。つまり、今日の出席
者は頑張っているのである。やるべきことを事前に調整して、
今日の授業に出ることのメリットを準備しておいた人
たちである。そういう人たちに、軽々しく「頑張れ」というのは簡単であり、失
礼なことだ。お利口にできることを、バカの僕はやらない。親切に見えることは
簡単だが、親切になることは難しい。
帰宅して夕食の準備。
豚肉が余っているからポークピカタでも作ろうか。んーと、作り方がわからん
な。正確にはピカタって何だかわかんないな。困った。奮闘努力の上、20分後に
料理が完成した。しょうが焼きになった。
意図:ポークピカタ
↓
結果:豚肉のしょうが焼き
僕はきっとサラリーマンにはなれないだろう。
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