予備校講師でわるかったな！

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努力は報われにくいもの

1月21日

  ６時半起床。

・福島県の親類の家に行こうとしてタクシーを駆るが、なかなか見つからず。女性運転手を「お前なめとるんやないで」と恫喝したが、さりとて見つかるわけもなく、すでに３日が過ぎた。タクシー代はどうなるんでしょう？

という夢をこなしてから外を見れば、雪が降っていない。あれあれ。健全なる市民が降雪で通勤・通学に苦戦しているのを尻目に、

「ああ今日が休日でよかった」

とくつろごうと思ったのに。つまんないの。

  ７時半から活動。
  といっても特にやることはないので、センター試験のリスニング問題を解く。ＰＣで聴くとちょっと音が小さいけれど、我慢の範囲内という感じ。やはりイヤホンで聴くべきなのだろうが、そんなのもってないし。

  選択肢がインケンですね。
  また、聴き取りもさることながら、「この単語を知っているかどうか」という設問も多いね。「パスワード」の capitals （大文字の意味）とか「仕事成功」の modest （つつしみ深い）とか、けっこうキツイんじゃないか。しかし、十二分に工夫した設問なんだなあという感慨も。

  予告したように、今年もキッチリと機器の不備によるトラブルが出たという。
  大まかな数字になるが、49万人が受験して再試験が200人くらい。0.04％の「不具合率」ですか（計算大丈夫かな）。一般的には誤差の範囲内とされそうな気がするけど、受験だからなあ。このあたりが統計学的に「問題なし」とされる、という判断なんでしょうか。

  難しいところだよな。
  「被害」にあった受験生にはお見舞い申し上げます。しかしもっとも恐ろしいのは、こういう数字に出ない被害者が（恐らく）いるだろう、ということ。音声試験で100％公平というのはほぼムリだとは思われるが、どうなんでしょう。

  ま、どこかの

「ボケナスがケータイ鳴らしまくって30秒」

というのもあったが。
  現場で迷惑した人は

「お前、死刑だよッ！」

と思ったことだろう。逮捕ぐらいで許してあげようよ(^_^;)

  午前中は読書。
  10時くらいに肉うどん。昨日の残り食材で。雪こそ降らないけれど、とても寒い。床暖房とエアコンがフル回転。まだまだ読書。

  『セブン－イレブンおでん部会』吉岡秀子を読了。
  セブンイレブンの商品開発システムとその歴史を語る本。
  おでんに限らず、おにぎりやアイスクリームといったオリジナル商品を対象にしているオモシロ本。

  僕もセブンイレブンでアルバイトをしたことがある。
  もちろん現場と開発というのは別の部門になるが、商品管理のシステムが面白いな、と子ども心に思っていた。具体的には、弁当やパンなどの納品頻度が非常に高いことに驚いた記憶がある。そういう懐かしさもあって読んでみた。

  お客様の要望にあわせて変化していく様がすごい。
  やり手として有名な鈴木敏文会長が引っ張っているということもあるのだろうが、お客様第一主義がここまで徹底されているとは知らなかった。あるとき、鈴木会長が「冷し中華」を買って食べたところ、おいしくないと気がついた。

＞「今すぐやめろ！」
  販売中止命令が商品本部長へ渡り、青山をはじめとする社内関係者、そして（中略）各デイリーメーカーへすぐさま届いたという。

  現場は大混乱。
  冷し中華が売れ始める５月のことで、まさに販売促進の時期に入っていたからだ。その後、商品開発部門による新作冷し中華のプレゼンテーション。なんと２ヶ月で11回。そこでやっと会長の許可が出て販売再開。

  この例に限らず、商品開発のスピードが速い。
  速度もさることながら、頻度も極めて高い。去年売れたものが今年も売れるとは限らないということで、どんどん改善されていくのだ。一瞬も立ち止まることがない。

  比べてもしょうがないのだが、予備校業界とひどい差である。
  それはもちろん、微妙な変更は加えているだろう。それにしても遅いし、工夫が足りない。その底辺にいる僕などは、「今日（こんにち）」を「こんにち」と黒板に書くようにした、なんていう低いレベルの変化しか作っていない。猛烈に反省。

  本書はセブンイレブンに肩入れしすぎ、という非難があるだろう。
  それはそれで構わないのではないか。コンビニ業界でトップを走っていることは事実だし、最先端の企業努力はこんなものなのか、と知ることができるからだ。コンビニフェチでなくても読めるので（僕は基本的にコンビニでモノを買わない）、お好きな人はちらり立ち読みなぞ。

  腹減ったなと思ったのは１時過ぎ。
  ヒキコモル予定が、雪が降らないため中途半端な気分。降ってしまえば、その勇気も出るのだが。２回目の昼食のために外出を決心。寒いのなんの、と自転車で走っていたらパチンコ屋の前にいた。

  そのつもりはなかった。
  今年は勝ち逃げするつもりだったのだ。マンションのローンがあるのだ。仕事も少ないのだ。こんなことしているヒマはあるが、金はないのだ。いやしかし、ヒマなことだし・・・と吸い込まれてしまった。

  いわゆる郊外店です。
  スペースが広くて、みんなクルマで来るようなヘンピな場所にあるのね。もちろんガラガラなんだけど、これが通常なのかどうか不明。新居に移ってから、地元でパチンコ屋に注目したことはなかったし。どのくらい空いているかというと、

通路でキャッチボールができるくらい

です。台の占有率は３％くらいかな。ロビーでは競馬だか競輪だかの新聞を読みふけるオッサンなども。週末の水道橋みたいだ。空いていることを除けば。

  『海物語』の、えーと、沖縄がどうとかって奴です。
  よく知らない。1,000円で20回転くらいかな。たぶんこれ、ひどいんだと思うけど、何しろほとんどやってないから相場がわからない。最初の台に4,000円を寄付して移動。次の台は2,500円で大当たり。315分の１の機種で、いきなり確率変動。

  そーか、俺、最近苦労しているもんな。
  神様のおぼしめしなんだ。頑張ったよ、俺。ここから７連荘で勝ち逃げしろってことなんだな（予想勝ち額４万円）。わかった。連荘終わったら即去りします。神様、ありがとう。

  ２連荘で終了(-_-メ)
  ふざけるなよ。俺が予備校講師だからってバカにしてんだろ。月曜日の昼間に郊外店に来るからってバカにしてんだろ。嫁がいないからってバカに（以下同文）。しばらくして、もう１度２連荘。さらに単発の当たり。

  ところが。
  大当たり最中に巨乳女がとつぜん３人出てきて、

「いきなり確率変動ですから！」

となった。ふへー、こんなプレミアムがあるのか。これは一気に流れに乗りそうだ。よく知らないけど、パターンとしては爆発だろう。参ったねえ顔が良すぎてごめんね。

  ３連荘で終了(+_+)
  そこまでバカにするのか。独身だからいけないのか。家事が全て終わってやることなくてパチンコしているからいけないのか。趣味は布団干しだから（以下同文）。このあとはガンガン飲まれて、６時で諦める。なんとか3,000円勝ちで引き上げたのは今日の大きな収穫かも。

  帰宅。
  パチンコは楽しいのだが、日記に書くことがなくなって困る。夕飯は昨日の続きで、鶏肉の小鍋とカブの浅漬がメニューに加わったくらい。

  で、昨日の大河ドラマ『篤姫』の感想を少し。
  あおいさんへのスポットライトの当て方が強すぎますかね。僕はほとんど大河ドラマを観たことがないんだけど、ちょっとヤリスギかなと思われる。ストーリー的にしょうがないことはわかるにせよ。

  しかしまた一方で、彼女の持つ空気は圧倒的です。
  これは贔屓目（ひいきめ）ではなく、存在感が強いですね。役柄も彼女が得意としそうなオテンバ娘でグッドです。圧倒的なのは目の動きです。いまどきの芸能人としては目が小さいけれど、目で画面を牛耳るほどの力を感じます。ま、正直なところ、

40分間とろけまくってました

が。あおいさんのネタはキリがないから日記では１ヶ月に１回にします。多すぎ？(*^_^*)

  明日から仕事が再開。
  ２年生の授業をついウッカリ忘れそうで怖い。受験生は、センターの話題と復習を火曜日あたりで切り上げて、次の段階の準備をしてくださいね。ぐずぐずと

ボーダーラインだの平均点だのを気にかけている

人に、ロクな未来はないっすよ。１問でも多く総復習をするべし！　では。

追記：センター試験（英語：筆記）速報をアップ中。

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