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話題を作る |
2月12日 |
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朝刊抜きの朝食は退屈だ。
7時に目が覚めて、起床するかどうか30分悩んで(昨晩は1時に寝た)、活動
を開始したのは8時半だった。来客のあとなので簡単な掃除も済ませた。曇り空
から雨空に変わったのもそのくらいの時間。新聞の休刊日はいつも少しだけ気分
が悪い。
今日は久しぶりに授業がある。
といっても6日ぶり。比喩としての「毎日が日曜日」の生活に慣れきったから
、仕事があるんだよなと意識しながら行動するのがヘンな感じ。今日の授業準備
の確認をして、日曜日(17日)の体験授業の準備をする。あとのほうは踏襲教材
でラクだったけど、60分1コマという短さに対する調整がもう少し必要かも。
お昼ごはんを作ることにした。
牛丼屋さんのような豚焼肉丼。日本語がヘン。たまには昼食レシピでも書こう
。
「豚焼肉丼」(1人前)
材料:豚バラ肉40グラム、長ネギ半分、あついご飯
手順:適当に切った豚バラ肉と長ネギをフライパンで炒めて、調味料(酒大さじ
1・みりん小さじ1・塩パラパラ・焼肉のタレ大さじ1)で味付けし、ご飯にの
せて食べる
単純だなオイ。
でもけっこう美味しかったりして。昨日の残りもののお惣菜やインスタント味
噌汁と一緒に。
雨がやんでくれず、プールはさぼることに。
冬の雨の中で徒歩15分というのは、まあ仕事がある日にやることでもないだろ
う。人は常に言い訳を求めて生きるもの。読書。
『ネットカフェ難民』川崎昌平を読了。
大学卒業後ヒキコモリ兼ニート生活をしていた著者が、1ヶ月にわたってネッ
トカフェ難民として暮らす実録。
読み物としてシンプルにおもしろい。
僕は本書をたとえば『下流社会』のような啓蒙本のたぐいだと思っていた。
その手の本は2年くらい前に集中して読んだ(但し、一般的な新書や文庫だけ
)つもりだったのでパスしてきた。ところがたまたま新古書店でどんな本かねと
手にとって見たら日記風実録なので買うことになった。内容に興味がなくても、
いちおうは立ち読みしたほうがいいという教訓。
ネットカフェで生活する詳細が描かれ、意外に文章が面白い。
日々の実録にある言葉に脚注がつく。「旅行」とか「歯を磨く」とか「責任」
とか。一般的な脚注ではなく、それにまつわる著者の思考がかなり詳しく(場合
によっては本文より長く!)書かれている。その内容は玉石混交というところだ
が、読み物としての価値がある、言い換えれば読みごたえのある文章が多い。
少し気になったこととしては、著者が本当にネットカフェ難民の体験をしたの
かどうか、ということ。
叙述のクセもあるにせよ、リアリティが非常に低いように思える。ある程度の
取材をして、創作されたもののように見える。些細なところを拾えば、ある箇所
で
「瓶ビール1本で酔ってしまう」
とあるのに、別の箇所で
「寝酒にワンカップの日本酒を買う」
とあったりもする。アルコールが苦手な人は、日本酒のワンカ
ップなんか絶対に買わない。どちらかの記述がウソだと思われる。
それで悪いというつもりはない。
面白くないノンフィクションより面白いフィクションが勝るからだ。「難民」
を1ヶ月だけ「体験」して、そこから出て行くというストーリーに反感を覚える
人もいるだろう。この程度じゃ難民じゃないだろ、という意見もありそう。それ
でも、文章自体に読ませる力があるというのは、本に求められる1つの側面だと
個人的に考える。というわけで、単純に読み物としての本を求める人に軽くオス
スメです。
遅い午後はHPの作業と昼寝。
昼寝は30分だけ。気分がダレていることもあり、「ちょっと眠いな」という感
じを教室に持ち込むとまずいと思ったため。気力が充実しているときは、6時間
睡眠でも何も困らないけれど。体調と精神のコントロールは常に両テンビンで、
という教訓。になってないか・・・。
2回目の昼食はキーマカレー。
オリエンタルという聞いたことのない会社の、「八丁味噌仕立て」というシロ
モノ。カレーに八丁味噌って無理がありすぎるかと思ったら、わりに旨かったか
な。八丁味噌は愛知県岡崎市の名産です。出勤。まだ雨。
検見川浜校舎も人はまばら。
さすがに3年生の自習室利用なども減ってきたのかな。たしか2月一杯まで利
用できるはずなので、たまには気分転換に利用するのもいいかも。イベントだの
1・2年生の授業だので講師がいるときもあるし、もちろんカンフェリーは普通
に勤務しています。たぶん。
授業は順調に。
帰宅時になってやっと雨がやんだ。マンションのポストを開けると、去年クビ
になった某予備校からの封書が旧居から転送されてきていた。1月分の給料を貰
ったから、その源泉徴収票(税金の申告に必要な書類)だろう。
申告はまもなく、たしか15日あたりから始まる。
ゆえに、源泉徴収票は遅くても今月アタマまでには到着するもの。人によって
は記入が大変だからね。でも、この某予備校はいつもこういう事務が遅いんだよ
ね。関係ないけど、某予備校から某システムを買ってたよね。自前で××××く
らい作る体力ないの? おっと、久しぶりに危険な罵詈雑言が(^_^;)
なんでそんなことを書くのか。
封書を開けると、B5の紙に包まれた源泉徴収票が1枚ヒラリ。おいおい、普
通はあいさつ文とか同封するもんだろ。たとえば、
「講師各位
拝啓、早春の候うんたらかんたら(時候の定型あいさつ文)。平成19年度分の源
泉徴収票を同封しましたので、よろしくご査収ください。送付が遅れましたこと
をお詫び申し上げます(うんたらかんたら)」
とかさ。大人の社会ってのは、形作りのアイサツをするのが普通でしょう? ク
ビにしたからゾンザイな扱い、アイサツ文1通の手間を省く、そういう世間をな
めた態度でいいのか?
それと、昨今の経営不安(の噂)は直接関係ないだろう。
あるわけない。アイサツのできない非常識な会社が儲からないということもな
い。まるで、何度でもレイプ事件を繰り返す利口国家の軍隊と、駐留を許してい
いのか問題の再燃との関係に似ている。そう、もちろん
レイプ事件の繰り返し
↓
駐留はやめるべきだ
とはならない。因果を直接に結びつける道理がない(間接にはあるけど)。米軍
の話題を書いているわけではない。しかし、あれじゃあ県民感情はいつまでも落
ち着かないよね・・・。
夕食は昨晩の宴の残りで簡単に。
いろいろと食べられるから、こういう食事も好きだ。
ヌル燗は新潟の『越後 お福正宗 純米醸造酒』。
常温では水のごとき味。たぶんちょっと辛いかな、くらい。旨いという感じで
はない。ヌル燗にすると香りが出るかと思ったが、それほどでもない。きわめて
透き通った味で、おそらく僕のような日本酒素人には味がわかりにくいのではな
いか。今の時点では、「日本酒のこういうところがイヤなんだよな」という味が
なかったことだけ記しておきたい。明日からは4連休。
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