各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
もてなしの秘訣 |
2月25日 |
|
10時前起床、二日酔いレベル1(5段階)。
昨日は非常にダラダラと呑んでいたようだ。開封済みの日本酒を10本くらい(
全て純米酒で4合ビンと1升ビン)並べて、3人で適当に呑み比べをしていた。
だからどのくらいの量を呑んだのかわからない。昨日の日記のように、僕はホス
トで動き回っていたから、せいぜい3合くらいだとは思われる。疲れもあって二
日酔いというところでしょう。
入浴してから朝食。
来客の奥様からの頂き物のパンを食べる。ホームベーカリー(パン焼き器でし
ょうな)で焼いたものだそうで、非常に美味。昨晩も、最後の1時間くらいはツ
マミ代わりに食べていたくらい。パンをつまみに日本酒だから、ひどく酔ってい
たはずだ。
おとといの日記(ヒマここ)に「ズロースか?」と書いた。
1歳未満のお嬢さんへのプレゼントに買った超厚手のストッキングみたいなや
つ。昨日教えてもらったところでは、
「スパッツ」
というらしい。もう1つの呼称があったはずで、レギンスだったかな。ズロース
やガードルでないことだけは確実なんだけど。ガードルってのはどういうのだっ
け。SM女王がはいているような靴下止め? はて。
そんなことを考えながら掃除。
大人4人が来ると、さすがに汚れるね。そのうち男が3人だから、いちばん汚
れたのはトイレ。来客中にも掃除しておいたし、今日もあらめて仕上げ掃除をし
た。昨晩のうちに洗っておいた皿をしまい、キッチンも軽く掃除。きれいになっ
た。来客とは、迎えている時間の倍くらいをホストに使わせるもの。
明日の夜からの旅行の検討。
26日の夜に寝台特急に乗り、27日と28日はある北国に宿泊する。問題は27日の
宿で、バスに1時間半から2時間半乗る必要がある。何が問題なのかというと、
バスが駅前から出ているか確認が取れない
のである。××(ここに地名が入る)ターミナルと書いてあっても、駅前である
という保証はない。田舎に行けば行くほど駅前発着がちゃんとあるものだけど、
確実ではない。北国だし、確認を取りたい。
そこでネット検索。
これがねえ。田舎のバス会社のHPってひどいよな。バス会社なのに全停留所
が載っていなかったりするんだ。やむを得ず個人の「バス旅行日記」みたいなも
のを読んで回る。以下は正確な引用ではない。
>××ターミナルは××駅からは遠く・・・
のような記述が見つかるけれど、どのくらい遠いのか(歩けるのか、つなぎのバ
スがあるのか、タクシーしかないのか)が全くわからない。北国だから、
バス停を探して徒歩1時間
予備校講師(自称) 凍死
「無計画な旅を自覚」とブログに
なんて新聞に書かれる羽目になるかもしれない。新聞に出なくても徒歩1時間は
イヤだよなあ(-_-;)
もちろんウィキペディアなんてものも役に立たない。
正しく言えば、役に立つ局面とそうでない局面の差が大きい。だからこそバス
会社のような「公式HP」がちゃんと整備されてなければいけないのだけど、実
情はそうでもない。そう、ネットって場合によっては実に不便な道具なのだ。
3時間くらい検討を続けていたか。
先のバス会社の営業所に電話をしてもつながらなかったり、時刻表で様々な乗
りかえパターンの検討をしたり。時間がいくらあっても足りない。29日に帰って
くるか、夜行で帰ってくるか、もう1泊するかも決めていない。珍しく、ある程
度まで出たとこ勝負の旅行になるかも。
遅い昼食にパスタを食べた。
ウニのカルボナーラソースだっけかな、レトルトなのに300円以上もした。まず
まず美味しい。やっと二日酔いも抜けてきたようで、ヒミツの花園を1時間。風
は少し穏やかになって、今日も晴れ。旅行前の洗濯物・布団干しは今日が最後だ
ろう。
昨日はずいぶんと長時間にわたって話をした。
僕は基本的に無口を趣味にしているので、珍しい1日だった。だからこうして
、朝から何も言わない(言わなくて良い;言ってても不気味)生活をしていると
、本当に気楽でいいなと思う。孤独であることそれ自体が好きなのではなくて、
孤独を選べる条件にあることが好きなんだろう。
口をきかなくても済むようにプールへ。
同じ目的で銀玉が出る(ように見える)処刑場に向かい、3万円ほど捨てて運
を買ってきた。と信じたい。グチは書かない。そんなことをしていたらすぐに夜になってしまった
。昨日のアクティブさとはずいぶん差がある。家にいなければアクティブという
ものでもないな。
夕飯は残飯整理。
ハンパに残ったゴボウだネギだ豆腐だエノキダケだを処理するために、いわし
の缶詰めを開けてイワシ鍋。こんな料理あるのかよ。ここも昨日とは違って自分
のペースでヌル燗を味わう。旨いね、しみじみ。やはり日本酒はヌル燗だよね
(*^_^*)
それは高知県の『土佐鶴 純米』。
常温では整然とした米の味がする。香りも一本筋が通っている。そしてヌル燗
へ。香りも味もそれほど変わらない。わかりやすい辛口。旨味が辛みに勝ってし
まうことがないという意味で、辛口ファンにはオススメできる。
そう言えば、昨日のお客様に
「辛口はないのか?」
と言われて困った。
常温で辛口というのはなくもないのだが、僕なりに選んで買っているせいかキ
リリとした辛口の在庫がない。いつも書くように、甘い辛いが目立たない酒が意
外に多いのだ。旨い日本酒とはそういうものであるだろうけど、わかりやすい、
言わば
記号としての辛口
の日本酒も取り揃えておきたいものだ。つくづく、お客様を満足させるのは難し
いと思う。「味のわからない客だ」とするのは2流で、「これなら喜んでもらえ
る」というものを用意するのが1流のもてなしだろう。
今日は書くことが少なかった。
時刻表とパチンコに使った時間が多すぎたのかも。そういう見えてこない時間
に、わりに多くのことを考えるものだ、と言い訳しておきたい。明日は夕方の出
発になるから、さくさく行動しないと。それでは、国公立後期試験に向けてがん
ばってくださいね、と少数の読者様に呼びかける。
|
|