予備校講師でわるかったな!





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確率変動の考察 3月26日


  9時過ぎ起床。

・父兄の方からお世話になりましたと受け取ったのは検見川神社のお守りだった 。僕に返してどうするのだろうと思って公衆トイレに行くと、その個室には何か の薬が大量に入った紙袋があった。聞けば、いけない薬をここにプールしておく のが流行しているらしい。もう9時12分になるというのに、約束は神奈川県に9 時半だというのに、やってくる全ての電車は各駅停車ばかりだ(しかも1両編成 で混雑している)

という夢だった。もともと別の夢だったのが合体したようである。どうやって分 けるのかは不明。


  昨日は日記にかける時間が長すぎた。
  たぶん1時間くらいだったと思う。ときどき書いているように、1日の日記を 書くのにかける時間は20分を原則としている。本の感想文は別枠だ。引用の入力 や感想をまとめるのに時間がかかる。よほどの愚書は別として、1冊で最低でも 20分はかかる。

  問題は、書きたいことをどこまで書かないか、どこまで削るかだ。
  昨日の日記で言えば、『エヴァ』の部分はかなり削った。もちろん校正し、再 構成した。エヴァに限らないが

若さを語ることはエロスを語ること

で、どのあたりまで書いていいかを考えることになる。エロスとはつまるところ 性の問題の一部であって、書きすぎない、でも想像させる、という文章をひねり 出すのが難しい。つまり春休みに入ったらしき中学生が街をウロウロしていて、

中学生独特の性欲を感じる春

になりましたね、という含意でした。中学生「に」感じたりしたら大変なことに なります(^^ゞ


  ああこうやって日記に直接関係ないことを書いているだけで時間が無駄になる 。
  先を急ごう。むしろ、酒を飲む前に書く方がいいのだろうか。朝食を食べて、 洗濯して(今は干せる昼間の時間が短いから頻度が多くなるのです)、風呂に入 って、ちょっと授業の確認をして出勤。今日も暖かな晴れ。フリージアはたくさ ん咲いている。

  昼食はモスバーガー。
  28日から値上げになるという告知があった。ホットチリチーズバーガーとポテ トのSセットで620円。揚げ物って「オニポテ」じゃなくなったんだっけ。忘れ た。テイクアウトにして校舎で食べた。ホットチリチーズバーガーは辛くて美味 しかった。


  授業は講習の3EYLから。
  基礎レベルの読解でなかなかの難航。生徒様は昨日までの2日間とほとんど同 じメンツ。新顔の生徒様がやや遅刻して入ってきて、

「テキストまだ貰ってません」

と宣言して受付に行った。予習とかそういうこと以前に、教室に来るのが勉強の スタートなんでしょう。別に怒るほどのことでもない。これが当世予備校事情と いうところか。僕も最近はずいぶんと大人になってしまって、昔からの読者様は

「アツくないねぇ」

とガッカリしてるかも。ごめん。


  2コマ連続の講習クラスは4時50分に終わり。
  次の平常授業は6時20分からで、いわゆる「空きコマ」になる。実際には授業 設定のない時間で、空き時間といったほうが正しいが、敢えて業界用語を使って おこう。2回目の昼食は長崎ちゃんぽんを食わせるN亭。久しぶりだ。もう5年 目に入ったこの「よびわる」では、2回くらいしか登場していないだろう。この あたりの話はまたそのうち。


  校舎に戻ると某講師。
  缶コーヒーを持参したということ。なんのこっちゃと思ったら、

『よびわる』を読んでるおかげで、今日はもうコーヒーがなくなったってわか ったんですよ」

とのこと。なおさらなんのこっちゃ(@_@。

  思うに、「よびわる」から得られる学びがその程度なのか。
  もっとまともな教訓はないのか。たとえば、

「よびわるを読んで、今まで養ってくれた父母を大事にしなければと思いました 」

とか、

「よびわるがあったからこそ、恵まれない人を助ける努力をすることに気がつけ ました」

とか、

「よびわるで僕の人生は変わった。Alas (信原注;ああ、の意味)、神を慕い、 人々には施しを、それを再確認できた、ありがとうよびわる」

とか、ないのか。ないか。本当にないか?

「エヴァだの布団干しだの中学生の性欲だの読まされて、そんなんあるわけない じゃないですか」

黙読しろって何度も書いただろうがよぉぉ!


  Cクラス。
  あまりにも受講態度が受動なのでカツーンとキレさせてもらった。個人攻撃を すると問題になるので、全体に猛烈に説教。

「あんたら、そんな受講姿勢でこんな志望大学なのか。予習で問題点を洗いださ ず、ロクに下線部訳すら書いてこず、俺の話を腕組みして聞くだけで、復習すり ゃそれでできるようになると思っているのか。それで志望校が上智だ早稲田だM ARCHだ、なのか。志望校ってのは、願望校なのか。神への願いか。祈りか。 七夕の短冊(タンザク)に書くようなものなのか。ヒジついて授業を受けるボケ ナスに願望がかなうとでも思っているのか」

とは言わず(言いたかったなw)、ちゃんと説教。


  ガツーンと昨年度の結果を発表した。
  Cクラスの1つ上の、Qクラスの結果だ。本当は春期講習までとっておくつも りだったが、緊急手段だ。サイレンが鳴って、四号機が稼動し、渚カヲルが登場 する(わからん人はわからんでいいです)。

  さすがに教室は凍りましたね(^_^;)
  そんなに受からないものなのか、と思った人が多いだろう。実にそうなのだ。 イヤになるほど受からない。ある大学の倍率が6倍だとしよう。実際には、6倍 の1部になることすらもできない受験生のほうがはるかに多いのだ。6倍という ことは、

・そこに行きたかった人が30人
・そこを受けた人が6人
・受かった人が1人

ということだと、早い時期に自覚したほうがいいと思う。もちろん数字は適当な ものだが、受験は全国単位で行われるものだ。自分が望むことは周りの多くの人 が望んでいることで、

実はその望みをかなえられている人はごく一握りに過ぎない

ことは早い段階で知るべきだ。望みを持って、それに対応するだけの努力をして いる人は非常に少ないこともセットでお伝えしておく。つまり、そこにチャンス があるのだ。


  帰宅。
  夕飯には鶏スペアリブの中華煮や長いもオロシといった定番メニューと、ここ 2日の残り物。左股関節のつなぎに違和感を覚えている。腰痛が出てくる前触れ で、柔軟運動や足上げ腹筋などを少し多めに。もう少し書きたいこともあるが、 今日は早めに・・・。
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