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どうせウツケならこっちに来て |
5月18日 |
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8時過ぎ起床。
午前中は家事雑事ヒミツの花園、午後は買い物に出て、夕飯を食べた。そこそ
この晴れ方で布団も干せたし、実に平凡で良い一日だった。
夏期講習の話題は最終回。
マスターゼミのセンター英語。これ、まだ別にいいんじゃないのって気がしま
す。センターの問題ってすごく工夫されてるし、夏に偏差値50くらいの人が勉強
してもあんまり意味がないような。
この問題ならこのパターン
のような、単純な出題が極めて少ないのがセンター英語です。汎用性が低いって
ことですね。問題形式も特殊の部類に入るから、今の時点の中間層の生徒様にと
っては、空回りする部分が多いかもしれません。逆に言えば、QやFの人は夏の
うちにやっつけてしまいたい感じがします。
では中間層はどうするか?
秋には「センター攻略講座」というのがあります(予定です)。「ここ」の過
去日記に詳細などが記録として残っていますね。なお、直前講習でも「センター
英語」があります。
さてこれで講習の詳しい紹介は終わりました。
講義日程のページで足りるじゃないか、というご批判はあるでしょう。僕もそ
う思いながら書いていたということもあります。が、やっぱり宣伝って(あっ)
、
頻度が高いほうが周知にはより役立つ
ものなんですよね。同じことを、言葉を変えて、何度も言い含めるから、その商
品(これはいいですよね?)に価値があるように見えるのです。見えるだけじゃ
ないの、とかツッコミしないようにね(^_^;)
パチンコ屋さんに例を求めましょう。
新装開店とか新台入替とは別に、「イベント」というのをよくやっています。
そうですねえ、
「今週は『海』に力を入れています!」
「3のつく日はレイの日、7のつく日はシンジの日」
「韓流イベント、『冬ソナ2』『春のワルツ』強化」
とか何とか。ポスター出したり、店内に掲示を出したり、いろいろやっているわ
けです。で、イベントだからと言って、特によく出るとか回るってわけじゃない
んですけど(不法遠隔操作などはここでは除外)、そういうのを見たら、
「ちょっと打ってみようかな」
という気になるのが、客ってもんです。良かれ悪しかれ、営業ってのはそういう
ものかと思います。ソフトバンクにみんなが乗り換えるのも、安さだけじゃなく
て、うまく宣伝しているから、かと思われます。ま、しかし、夏講の話題はとり
あえずここまでにしましょう。質問や相談が来たら、また紹介しますね。
ホームセンターに行った。
ガーデニングの野菜の苗を買うためだ。去年成功したネギは、その後の生育状
況が良くなかった。2回の種まきは、ともに1つも発芽せず。初回の成功が2回
目に結びつかないというのは、原因が2つだろう。
1、初回がビギナーズラックだった
2、そもそも、種がなっていない
まるで受験生が模試に一喜一憂するのと同じだ。改善策をはかろう。
夏が近くなったので、キュウリかナスの苗を買うつもりだった。
が、日曜のホームセンターは繁盛しているのか、どちらも売り切れだった。フ
ァミリーが買占めしたのだろう。
「ようし、パパ、今年はキュウリ植えちゃうぞ」
「うん、パパ、がんばってね」
「ああ〜んツヨシさ〜ん、いい苗を買ってね」
とかやっていたに決まっている。擬似の幸せをいつまでも演じていろ(-_-メ)
やむをえず、他の夏野菜を2種類買った。
帰宅して植え替え。苗からスタートするから、管理が大事になるだろう。プラ
ンターも土も足りず、明日以降に買出しに行かねばならない。何を植えたかは今
後のお楽しみ。ああそうだ、昨日の正解は
鼻毛カッター
でした。すっげー便利です。
相撲も観たし、本も読んだ。
『佐藤君と柴田君』佐藤良明・柴田元幸(共著)を読了。
著者はともに翻訳家であり、東京大学の教員。
お互いのエッセイが交互に出てくるだけで、内容には(それほど)つながりが
ない。さすがに言葉の使い方や言葉遊びが面白い。チャンスがあれば読んでみた
ら、くらいのオススメ度。
「やるせない」と題された柴田の文章から。
ヴィトゲンシュタインほどではなくても自分も若く見られる。しかし37歳にな
ってまだ学生に見える、なんてことはなくなってきた。
>外見はともかく、学生との世代的な開きは、確実に大きくなってきた。前はす
んなり通じたギャグがまるで通じなかったり、「古い!」と言われたり。このあ
いだも、「やるせない、という言葉は歌の文句には年中出てくるのに、現実の会
話で使われるのを聞いた覚えがない」と発言したら、「やだなあ先生、やるせな
い、なんていまどき歌にだって出てきませんよ」と言われてしまった。言われて
みればその通り、やるせない女心の未練にむせび泣く情況をフリッパーズ・ギタ
ーが歌ったりはしない。
フリッパーズ・ギターというのが何なのか知らないんだけど、とにかく僕は読
み進める。
話は「学生に人気のある教師の年齢」にすすむ。一番人気は35歳以下で、その
次は55歳以上。最低は35歳から45歳。柴田は推測する。若いときは学生と文化的
に共有するものが多いから心をつかみやすい。逆にぐっと年をとると、おたがい
に別世界の人間と割り切れるから、うまくすれば擬似親子関係も成立しうる。35
歳から45歳が最悪なのは、「共有の幻想」に教師がしがみついているからだ、と
分析。
>てなことを、まだそんなことを考える必要がなかったころ教えた元学生に話し
たら、「先生ね、そういうふうにですね、隔たりを自覚するとかなんとかやたら
意識したがるのが、三十五歳以上の最悪なとこだと思いますよ」と言われてしま
った。トホホ。何ともやるせない話ではないか。
夕飯はタイ尽くしになった。
一昨日の刺身はヅケにしておいた。漬け込み汁は
しょう油3・酒1
の割合。ミリンを入れて甘くすることもあれば、ワサビを溶いて辛くすることも
ある。おおむね刺身は、切り分けた翌日までが消費期限で、ヅケにすればさらに
2日もつ。たぶん今日のタイは、そのままタイ茶漬けにしても旨かっただろう。
昨日の頭の煮付けの残りと、塩焼き。
煮付けは煮凝り(にこごり)状態で食べることも可能だった。昨日はアタマの
右側で、今日は左側を食べた。ときに、
タイのアタマは左側と右側で味に差があるだろうか?
ちょっと考えればわかると思う。正解は明日の日記で。
塩焼きは普通に美味しかった。
これで残りは2切れで、西京味噌につけてある。まさかタイばかり食べるわけ
にもいかないから、独り暮らしだと
タイ1尾は5日くらいで食べきる
のが限界かと思われる。ほかには
「鶏手羽中昆布煮の余り汁で煮たシメジ」
「牛肉のセロリの煮物」
なども食べた。
食後は大河ドラマ『篤姫』。
こういう件名になるのは当然かと思われる(「やるせない」も考えたが)。日記の量はこれくらいが適当かな
と思って、減らしてみた。それでは。
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