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追われています 5月24日


  少しだけ寝坊で10時起床。
  ひさびさに電灯をつけたまま眠ってしまったみたいだ。女の人に迫られてやむ をえず・・・(以下教育上の配慮で略)という夢をみたと思う。迫る夢はほとん どみないのにね、なんでだろう。


  午前中はHPの作業に追われた。
  やっと来月分の「一膳」が1つ書けた。それほど多種類の料理を作るわけでも なく、手の込んだ料理は作れず、オリジナルの料理でなければいけないから難し い。食べるからには、食べるにいたる人生の物語があるはずで、そうは言っ てもふだんの生活でそれを意識することもないから、

無意識を意識する

というよくあるパラドクスを演じることになる。


  午後は授業準備に追われた。
  1学期、7月初旬までのぶんを片付けているところ。だいたいの展望はすでに 完成しているので、船を前に進めていくだけの作業に近い。早いところ終わらせ て、夏の展望を準備しなきゃいけない。今年に限らず、

夏にやることを夏に考えても意味はない

からだ。6月10日までには1学期分を終わらせたいけど、ちょっときついかな。


  雨が降り出すまえに昼食を取りに出る。
  2回目の中華料理店。ホイコーロー定食はまずまず。量が多すぎてご飯のお代 わりができなかった。緑だけでなく赤ピーマンも入っていて綺麗だった。付け合 せが豚の角煮というのが妙だったが、異様に旨かった。基本的に良い店だ。

  外出して食事だけでは時間が損なのでドラッグストアへ。
  ティッシュペーパーの安売りがあったので買っておく。スコッティで258円。以 前は248円だったから、このあたりも物価上昇。仕方がないとはいえ、ちょっとキ ツイ。生活のどこかを切り詰めなければいけないな。


  4限から授業です。

  ところで、この「4限」という名称はいかがなものだろう?
  普通の、つまり18:20からの授業は「5限」で19:55からの授業は「6限」。お そらく、ずいぶん昔の習慣の名残りなのではないか。浪人予備校を基準にした習 慣だ。午前中の授業は1〜2限、午後は3〜4限、夜は5〜6限と呼んだという 不文律。

  現役生だけを対象とする市進でも、今までの講習は1〜6限だった。
  しかし近年、たとえば先の春期講習がそうであったが(1日7コマ設定になっ た)、この「1日6コマ」は常態ではなくなっている。すると、今のような通年 授業は5〜6限(その上に4限がのっかる)という名称の決め方に意味も根拠も ない。校舎によっては15:10からの「3限」もあるので難しいところだが、

合理的な名称を決める必要がある

かも。もちろん特別なメリットはない。僕がA型なので気にしているだけ。何か ないかしらね。


  入試英語実戦ゼミ。
  難航は続く。きつい。こういう英文だった。

S is subsumed under the larger question 〜

もちろん生徒様が subsume なんか知るわけがないし、覚えさせるつもりもない。あ まり好きではないが、接頭辞が sub だから・・・という説明を試みる。黒板に書く 。

subway
submarine

それぞれの意味を生徒様に質問してみる。

「知りません」
「どっちも?」
「・・・はい」


  良くないことだが、2秒ほど絶句してしまった。
  その生徒様は市進のライブ授業の最上位クラスに在籍しているのだ。どうすれ ばいいのだろう。あの、これ、某T北大学の問題なんですけど。そういうレベル の問題を扱うから、ハイレベルのクラス設定なんですけど(-_-;)

  単純な知識に関しては、知らないからといって責めることはしない方針だ。
  知らないというのは、それ自体たいした問題ではない。実は、今日の僕も、通 勤電車に乗るまで

「文学者の吉田健一は吉田茂の子どもだった」

ということを知らなかった。知っているから役立つという事柄でもないが、こん なん知らなかったのかと自分にあきれた(吉田茂が昔の総理大臣だったくらいは 今の高校生が知っていてもいいけど、知らなくても今さら困らないだろう)。

  そうだ、subway (地下鉄)の意味が大学入試で出題されることは、まずないと 思う。
  submarine (潜水艦)も同じだろう。そこは譲っても、授業運営がちょっと難し くなった。まあ、第5文型の2パターンと受動態の考え方を使えば、subsume の意 味なんか問題にはならないのだが、現実的にちょっと困った。きついです。たま には弱音進行で・・・。


  Qクラスは変わらず順調。
  授業進行上で言えなかったことをここに書いておく。準動詞は、他の項目以上 に問題演習が必要な項目だ、ということ。昨日のLクラスでは言ったし、来週の Cクラスでも言う時間がある予定。

  準動詞は、他の項目がからみやすい。
  項目が複合する問題を作りやすいのだ。準動詞そのものの考え方、文型(特に 前述の第5文型の2パターン)、受動態、時制、語法などだろうか。全てを考え あわせても、

選択肢に××する動詞の語法を知らなかった

から解けない、という事態が発生しやすい項目だ。

  現実に、英文の中でよく出てくるのが準動詞である。
  1学期のキモの1つは準動詞で、もう1つは関係詞である。どちらも文を複雑 にするための道具で、この2つを使わない単純な文は少ないからだ。

  英語の話は長くなるから、そろそろ切り上げよう。
  くれぐれも伝えておきたいのは、生徒様は会員ページの「初級編」をよく読ん でおくこと。テキストや問題集に現れない部分が何よりも大事で、そこがわかる ことで次の段階に進めるということを強調しておきたい。ちなみに、3月から受 講している人にとっては、授業で扱ったことしか出てきません。


  帰宅時は雨。
  夕食は野菜中心。茹でインゲン、茹でアスパラ、ナスの酢の物、ナメタケおろ し、キュウリもみ、モヤシのナムルなど。たんぱく質は昨日の残りの刺身(今日 もまずかった、本当に失敗した)と恒例の鶏スペアリブの昆布煮と納豆で。湿度 が高くて腰がちょっと痛いな。それでは。
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