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気楽にいこうぜ |
6月15日 |
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11時過ぎ起床。
・本の宣伝のために写真撮影。最初は男と一緒に。つまんね。次は若い女と一緒
に。得した。次は女性タレント。おい、これで宣伝になるのか?
という夢だった。寝坊は好きだが限度はあるだろう。TV将棋すら見なかった。
新聞を読むと、秋葉原の通り魔事件から1週間とか。
この件に関して3通のメールを頂いた。若い人ばかりで、「そのあたり、どう
よ?」というご質問がほとんどだった。感謝。明確な返事ができなくて申し訳な
い。
今日の毎日新聞には以下のような記事があった。
容疑者が携帯サイトに書いたとされる文章の一部だ。リンクはここ(いつまで
リンク先が保証されるのか知りませんが)。少し気になったところだけ引用。
>みんな死んでしまえ。上辺だけの友達。言葉だけの友達。実際は他人。みんな
敵。友達が欲しい。本当の友達が欲しい
へぇ、という感想。
うわべだけ、コトバだけの友だち、大いにケッコウじゃないのかな。だいたい
は、そうじゃないですかね。今の自分と時間や場所を共有する仮の友だちが何人
かいて、時間と場所が変われば彼ら・彼女らは去っていく。そして自分もそこか
ら立ち去る。
こういう考え方が一般的で普通だとは特に思わない。
僕の場合はそうだ、というだけのこと。まあこの容疑者はちょっとアレがアレ
だとは思うけれど、友だちってそんなに重要で不可欠なものとも思えない。これ
では言い方がキツイから柔らかくすると、「本当の友達」ということを、ことば
にしてしまうとウソが生じる、ってところだろうか。
本当の友だちとは、自分が心のなかで感じるものごとであって、言葉にして相対
化できるようなものごとではない
と思う。
また一方で、孤独に耐えられない人もいるだろうな、という気もする。
たとえば今日の僕は、整骨院や食堂などの事務的な会話(例:えーと、素ウド
ンください)をのぞいて、この3日間にわたって誰とも口をきいていない。明日
も同じだと思う。全く気にならない。
孤独だけど、孤独だとは思わない。
快適だとすら思う。こういうのってやっぱ、この容疑者に比べて僕が恵まれてい
るってことなんだろうか。わからない。長くなった。あらためて被害者にはお悔
やみとお見舞いを申し上げる。
急ぎヒミツの花園を1時間。
今日もほぼ晴れ。九州のほうは豪雨らしいが、関東はこれで3日続けて晴れて
いる。25℃くらいの快適な気候。カラ梅雨になるのだろうか。今日も布団と洗濯
物がよく干せた。そろそろ寝具も夏物に入れかえる。厚手の冬物のパジャマも充
分に乾燥させられて、押入れにしまう。
久しぶりに壁掃除。
もうすぐ新居ライフも1年になり、壁掃除は4回目。なんとか季節に1回はク
リアしているというところ。今日はじめて洗剤を含ませた雑巾で拭いてまわった
。水ぶき、洗剤ふき、再び水ぶきの3段階仕上げ。見かけは特にかわらない。今
日はキッチンとダイニング部分だけ。汗をかいた。
続いて部屋の整理整頓。
リビングから見えるように4つの絵葉書を飾っている。2つはダイニングに、
2つは書斎の本棚に。すべて東山魁夷。たぶん50枚以上持っていると思う。これ
だけあると季節ごとに取り替えて楽しむことができる。初夏向けの絵で統一した
。マンションを買って、タイミング悪く仕事も収入も減ったけど、
生活そのものは豊かになっている
と感じることが多い。8の不幸と2の幸福がある。2を8に感じるように、8を
2に考えるように、いつも心がけている。午後は読書。
『こわい病気のやさしい話』山田春木を読了。
内科医の著者による気楽なコラム集。
古典的なユーモアで締めくくるというオチに脱力感があるものの、この手の本
としてはおもしろいほうかな。
たとえば、感染症はそれほど怖くないという話題。
タイトルは「パパ触らないで! 菌が付く」。小話からスタート。
>先輩によると、娘にとって父親というものが限りなく汚らしいものに思える時
期があるのだそうです。
その先輩によれば、氷河期か熱病のようなもので、あくまで一時的なものだか
ら心配するな山田くん(=本書の著者)、となる。
すると実際に著者はお嬢さんに「わたしに触らないで! 菌が付く」と言われ
てしまう。ここから感染症の弱さに関する説明が始まる。チフス菌やエイズウイ
ルスが具体例。そして余談。
>昔、『博多っ子純情』という漫画に、プールでマスターベーションした主人公
が、そのあとに入ってきた女の子を妊娠させたのではないかと心配するシーンが
ありましたが、三億匹の精子が女性の体内に入ってはじめて受精が成立するのは
ご存知のとおりです。
よほど条件が揃わないと感染はないということだ。
著者に言わせれば「希釈こそが最大の防御」となる。そして軽いオチへ。
>かくしてわたしは娘を部屋に呼んで、父親として医者として、誤った考えをこ
んこんと諭したところ、
「あのね、パパ。オヤジ菌というのは一匹でも感染するの! 知らなかった?」
と言われてしまいました。(中略)どなたかオヤジ菌を恐れない“抗菌娘”の育
て方をご存知ないでしょうか。
古きよき文章だよね(^_^;)
1話が新書4ページで完結なので、気楽な読み物としてどうぞ。
3時過ぎに外出。
遅すぎる昼食は、昨日とは異なる立ち食いソバ店で冷たいかき揚げソバ。この
店は旨いが家から遠いので、まだ4回くらいしか使っていない。かき揚げは質量
ともにシッカリしていてよろしい。昨日も食べたような気がするけどいいわな。
新古書店へ。
日曜日だから混んでるなあ。40分で文庫9冊、新書1冊。新書はフンパツして
350円もするものを買ってしまった。わりに新しいからいいやという気持ちと、昨
日の銀玉店で少し儲けたからお財布のヒモをゆるめてみた。実にレベルの高いフ
ンパツだと思う。酒店によってワインも買った。
7時のニュースを見ながら夕食。
一昨日つくったナスと塩昆布の浅漬けを作り直す。味に納得がいかなかったか
らだ。今日もいまひとつかな。他には牛肉とセロリの煮物、枝豆やアスパラなど
、いつもの、そして旬のメニューで。
最後に地震の被害について。
あれだけの地震で死者9人ですんでいる、ということにビックリした。2つの
新潟におけるそれでも思ったように、人口密度でだいぶ違う。単純比較はできな
いにしても、阪神・淡路大震災ほどでなかったことは不幸中の幸いだろう。もち
ろん、
どの命も等価値で、失われた数の問題ではない
ということは前提だ。
先日の中国のそれと比較しても、そうだ。
やはり規模の違いなどの問題はあるけれど、日本は地震に対する備えがよくで
きていると思う。学校が倒壊するなんてことはなかったし、道路以外の建築物は
よく堪えた。なかなか進まない救助活動とは言えても、自衛隊も活躍しているし
、復旧へのインフラ整備も中国よりは早く進むだろう。問題はあっても、きっと
良い方向に進むはず。
この日記を書きながら大河ドラマ『篤姫』。
あれ、我が未来の嫁あおいちゃん、
なんか太ってないですか?
気のせいですかね。まさか、幸せ太りじゃないですよね。そんなの許しませんよ
。だから、こういう件名になるわけです(^_^)/~
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