予備校講師でわるかったな!





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誰のために懸命? 6月29日


  10時前起床。

・エイズ患者の女性が脱走。赤い服を着ているということで簡単に発見されたが 、容易にはつかまらない。医療関係者が彼女に注射で麻酔を打つ。それでも彼女 は活動を止めず、誰にもつかまえられない。どうなってしまうのだろう。エイズ 患者は隔離するべきものではないが、現実的には・・・

という夢だった。エイズは非常に感染力の弱い病気なので大丈夫だと思う。セッ クスだけは厳禁よ。


  授業準備に追われる1日。
  午前中はTVで将棋を観ながら。午後も後述の行動とサンドイッチさせながら 。まだまだ開講まで時間があるので、カンヅメになって取り掛かるといった感じ ではない。

  今夏の担当コマ数は90分110コマ。
  いわゆる再放送、重複して担当する講座はゼロ。わかりやすくいうと、110コマ の授業で同じテキストを使うことはない。1コマを1テキストと数えれば(業界 的には1つの講座につき1テキストとカウントするが)、

110コマ=110テキスト

である。臨終。あの世いき。死亡(@_@)

  効率悪すぎだよッ!
  ひと夏に僕よりも多くのコマ数をこなす講師はいくらでもいるだろう。吐いて 捨てるほどではないと思うが、150コマくらいの人は市進の中だけでも全体の2割 くらいはいるだろう。

  しかし。
  110コマ(講座数は14種類)もやって、本当にそのまんま110コマぶんの準備が 必要なんてのは僕だけじゃないか。自慢じゃない。自虐だ。覚えのめでたい講師 は、たとえば150コマでも重複テキストが50コマ(=100コマの準備で150コマの授 業ができる)ようになるものなのだ。何たる負け犬っぷりな俺。

  理由はシンプルで、僕が市川校にしか出講していないから。
  複数の校舎に行かせてもらえれば、自動的に「あの校舎とあの校舎は同じクラ スだからオプション系の講座も同じで」となりやすいのだ。以前のように同種の 授業が同じ校舎に複数設定されている時代ではない。しかしそれにしても、110コ マぶんも準備するとは、きつい、きつすぎる。


  と泣いていても仕方がないので、テキストを分類。

;昨年担当したもの=90コマ
→テキストが踏襲されればラクチン

;一昨年より前に担当したもの=5コマ
→以下同文でもほぼゼロにリセット

;初めて担当するもの=15コマ
→こんなにスゴイの初めて・・・

なんだよ最後のは。

・Aはラクチンと言っても、まさか去年のテキストを持っていくわけにはいかな い。プリントなども部分改訂が必要。それでも、ここがいちばん作業的に準備す ることができる。

・BはかなりCに近くなる。仮にテキストこそ同じでも、2年以上も過ぎれば生 徒様のレベルが相当変わっている。ナメてかかるとコケやすいのはこういう講座 。

・Cはやむをえない。むしろ、担当が回ってきたのが幸いなことだし、根を詰め て準備するから面白い。ただし、何もかもをゼロからやるので時間はかかる。


  今日のところは分類と、昨日書いたように山を崩す作業から。
  まだ先は全く見えない。残りがどれくらいかなんて考えるのはずいぶん進んで からでよい。いかに早く初期段階を通り過ぎるかが大事だ。今はひたすら穴掘り (比喩です)を進めるのみ。今週中に、「あとどれくらいで終わるかな」という 目安が立てばそれでいい。

  お昼ごはんにはパスタを作って食べた。
  エリンギを炒めて、出来合いのパスタソースをからめた。そこそこ旨い。2回 目の昼食は、夕方に明星『まぜそば』というカップラーメンを食べた。油そばと か、そういうタグイなんだろうか。汁のないラーメンみたいなもの。あんまり旨 くない。

  午後にはヒミツの花園も。
  授業準備ばかりやってられない。朝から一切の文句も妥協もない雨。湿度が非 常に高い。気温が23℃くらいだから、まだガマンできる、といった具合。ダイニ ングテーブルに放置したテキストがふやけてくるほどの湿気。いやになるね。

  とうぜん本も読む。
  感想文も書く。やはりテキストが早く到着したメリットは大きい。いくつかの ことを並行してやったほうが何もかもはかどる。一所懸命というコトバをそろそ ろ捨てようかな。懸命、はいいことだと思うけど。


  『北海道田舎移住日記』はた万次郎を読了。
  東京から北海道に移住した漫画家による日記式エッセイ。
  日記といってもス抜きなので、1年半分で1冊になっている。まずまず。

  僕が日記を書く参考になるかなと思って買った。
  日記は原則的に日常のことを書くものなので、とくべつに新しいことが出てこ なくても良いのかな、とも思っている。ただまた一方で、人様に読んでいただく となると、いつも同じというわけにもいかないだろう。そのあたり、お金を取っ て読ませる(つまり本になっている)日記はどんなもんだろうね、という野次馬 根性で読んだわけだ。

  移住して「以前とは変わったこと」を書くあたりはまずまずだった。
  しかし、後半の3割くらいはそういう新しいネタにあふれているわけもなく( 生活とは基本的にマンネリである)、なんとなくダラダラした読後感だった。個 人的には、著者の生活の不潔感が気になって(部屋の中は全て土足とか、風呂場 は虫だらけで風呂として使えず洗濯機だけがあるとか)、あまり気持ちの良い話 ではなかった。

  それでも他人の生活をのぞくというのは面白い。
  本書には『北海道青空日記』という続編があるようなので、見かけたら読んで みようと思うくらいの面白さだったとは言える。一応は褒めているわけだ。但し 、新古書店で見つけたらね、くらいかな。


  夕方に部屋掃除。
  ざっと掃除機をかけるのみ。前述のように湿気が高すぎて、フローリングの床 ですらベトベトする。ホコリを吸い取ればそのぶんだけウェットな感じが薄くな る。そういう気がするだけ、ではあるかも。ホコリが湿気を吸って不快感を生ん でいるというのは事実だと思う。

  風呂を堪能してから夕食。
  メインは豚肉のしょうが焼き。サブに冷奴やオロシなめたけやモロキュウやキ ムチ納豆やトウモロコシなど。ずっと在宅だったわりに行動量が多く、平凡でも 食事が楽しみな一日だった。

  日記を書きつつ未来の嫁をTVで鑑賞中。
  幕末ものということもあって、やはりストーリーはおもしろい。史実との整合 性などは知らないけれど、単純にドラマとして、ということ。姫の話題は今日は パスしましょう。美しいが、まだウチに来ないのかは気になるが。それでは。
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