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経験値は積み重ねよう |
7月5日 |
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10時過ぎ起床は少し寝坊。
ここ数日はいつも寝具がはだけた状態で目覚めるし、夢の記憶も残らない。そ
ろそろ寝室を夏仕様にするべきかも。気がつけばすでに7月で、7月と言えば夏
じゃないか。
新聞の折りこみ広告には全て目を通す。
あれ、某大手予備校までがチラシ広告を始めたのか。むかし、予備校でチラシ
なんか配っているのは市進くらいじゃないか、とよく言われていた。発想が塾な
んだよね、という風評も。しかしその市進も
「費用対効果的にどうなのよ?」
という意見が出てきて、最近(この3年くらいかな)はチラシをやめたみたいだ
。特に意見はない。あるけど書かない、だな(^^ゞ
もっとも、この大手予備校は映像授業部門を別枠でやっているところ。
市進のように映像とライブ(ナマ授業)の2本立てというところもあれば、こ
ことかあそこみたいに校舎設置も含めて別枠というところもある。どちらにして
も宣伝が難しい。
予備校の宣伝は基本的に
口コミベース
ではないかと思われるが、現実にはそれだけでもないだろう。
子どものコミュニケーション能力がひどく下がっていることを考えれば、少な
くとも「口コミが全て」というわけはない。それに代わる手段が何なのか誰もわ
かっていないわけで(もちろん僕もわからない)、某大手予備校もチラシという
方法を試しているのかも。漱石の『それから』風に言えば、
>あゝ動く。世の中が動く。
というところだろうか。引用文には自信がないので間違ってたら謝罪。
お昼過ぎにかけて授業準備。
プリントの修正(赤ペン入れ)が佳境に入ったところ。手間はすごくかかるし
、疲れるけれど、非常に面白いところ、という意味。佳境の「佳」は佳作の「佳
」だから、楽しいとか面白いという意味になるわけだ。漢字講座おしまい。どこ
か講座なのだか。
昨日の続きで夏講・総合講座の話題。
長文は、クラスによって異なる。少ししんどいのはLクラス。それほど難しい
単語は出てこないし、設問もゆるいのだが、何しろ長文というか読解そのものに取
り組むのは夏が初めてになる。C・Qクラスが1学期に扱った「句と節」の話題
を扱うつもり。基本ラインは1学期の「構文編」でやったことなので、落ち着い
て構造分析をしておこう。
Cクラスは、やっと設問解法が中心になる。
レベル的に、精読を確認しながらやることにはなるが、1学期の復習を手抜い
た人はこのへんで脱落していくだろう。それでも偏差値は50前後で変わらないだ
ろうからクラスが落ちることはないし、ただ受講するだけの
予備校にとっての「お客さん」
が発生する時期にもなる。予習で精読さえちゃんとやってこれれば、解法の話題
は楽しく感じられると思う。
QクラスはCに準じるが、1学期より少し英文のレベルが下がる。
カチコチの文章が少ないからだ。基本的に時間が余る回が多いので、過去問演
習をたくさん扱える予定。授業内演習が楽しくなってくればこっちのもの、と思
っていただければありがたい。
お昼過ぎから夕飯の仕込み。
キッチンは旧居よりはるかに広くなったが、それでも作業をするには狭いなと
思う部分もある。キッチンは概ね幅250センチ。左からシンク(流し台)、調理台
、ガスレンジで、それぞれ80センチ弱くらい。ガスレンジの右側に小さな鍋なら
安置できるくらいのスペースがある。
シンクのわきにモノを一時的に置く空間がないのがツライ。
シンクの向こう側には張り出し型のテーブルがあるので、そこをうまく使うし
かない。それでも、キッチンの作業は
いかに整理しながら調理するか
が全ての面とも言え、ゼイタクは言えない。いかに洗い、いかに拭き、いかに配膳
するかが腕の見せ所になる。
調理の5割は、平行して行う雑用である。
料理番組のアホくささは、あの整備されすぎた環境にある。調味料が小皿で取り分けてあることはないし、あっても、それを置く場所もない。小皿を洗わないとシンクは洗い物だらけになる。洗い物を溜めると、洗ったあとに乾かす場所が不足するのだ。奥様はこの感覚がよくわかると思う。家事の話を書き出すと終わらない傾向があるので続きはまた今度ね。
朝食にはサクランボを食べた。
すごく高かったけれど、旬のものは1年に1回は食べたい。サクランボは特に
値段に比例する果物だと思う。お昼にはパスタを食べ、食後のフルーツは桃。桃
は
常温で保存、食べる2時間前から冷蔵
が基本なので、ちょっと面倒だ。すこぶる旨かった。桃は8月まで楽しめる。サ
クランボはもうすぐ終わりになるだろう。
授業は順調。
4限の「実践ゼミ」は東京外語大の長文脱落文補充なんていう面倒なものだっ
た。こりゃ疲れます。見事に全問正解した生徒様に聞いてみると、
「よくわからない単語が多かったけど、単語の関係で決めてけばいいかな、みた
いな感じでした」
とのこと。これだけ読むと意味不明なところもあるが、このレベルまで上げてく
るというのは大変なことだ。知らない単語というのはいつも出てくるし、それで
もしのぐ手段を持つことは重要だ。単語がわからないときこそ、精読力が決め手
になる。Qクラスもまずまずだった。
夕飯。
昨日の旨くないボラはバター焼きにしたらグッドだった。白身だからバター焼
きだろという曖昧な判断が良かった。塩コショウして仕上げに日本酒をふった。
アスパラも一緒に焼いたのも好判断。よくわからないなりに、という態度には経
験が必要とされる。日本酒はおおむね白ワインと同じように使える食材なのだ。
他には昼間に仕込んでおいた切干大根の煮物など。
しかし今日も暑かった。真夏日だろうか。湿度も高い。風呂は3回も入った。洗濯物が増えるの
で、帰宅後に洗濯した。今は寝室の除湿機で乾かしている。良い1日だったなと
思ってこの日記を書く前に洗い物をしたら、キッチンのディスポーザーが故障(-
_-;)
意味わかんね。
あれこれ復旧作業をしたら、1時間足らずで直った。どうやら原因は目詰まり
で安全装置が働いたことらしい。説明書を今さら読むと(1年過ぎて初めてw)
、梅干しの種のようなものには使えないらしい。そんなん流したかな。そうだ。
桃の種を出勤前に捨てた
じゃないか、と気がついた。
そうか、このあたり、僕もまだ経験が足りない。
類似した経験から新しい経験を推察することが大切だ。そのためには、類似し
た経験をたくさん積まなきゃいけない。ずいぶんと説教じみた日記になったね。 |
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