予備校講師でわるかったな!





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後悔の趣味はない 7月7日


  充実した1日だった。
  書くことが多くなりそうなのでサクサクと行きたい。何しろ起床は5時前だっ たのだ。

・ベッドで独り寝していると、浅漬けのナスに襲われる

という夢だった。シュールすぎてついていけないし、もう眠れるはずもないだろ う。


  6時前から授業準備。
  掘れども掘れども、といった進み具合。いや、それでも進んできたかな。14種 類の講座のうち5つが終わった。テキストの予習もプリント準備も揃ったという こと。もちろん直前にテキストは見直すことになる。いわゆるブラッシュアップ は始業チャイムの5分前くらいまで続く。

  『コンパクト英語』。
  すごい講座だ。7割がゴイで3割が文法かな。英語ができるとかできないとか そういう話じゃなくて、ただ覚えるだけの内容だ。それが、すごい。たとえば、

look after と take after の意味の違い

みたいなものだ(実際にこういう設問が載っているわけではない、さすがに)。 そんなの、休み時間に熟語集で覚えろお前らと言いたいくらいだ。授業のあいま にケータイなんか見ている時点で受験生の資格なし、なんて書けば問題発言にな るだろうかね(^^ゞ

  とにかく覚えさせることを授業の主軸にする。
  授業時間内に暗記の時間を取り、すぐさまテストという流れ。初日の出席率が 8割で(初日からかいッ!)、翌日が6割だろうか。受講予定の人は踏ん張って くださいね。このレベルの講座が必要になるというのは、今のLクラスならでは かと思う。あまりにも易しいというか、考える必要すらない項目が処理できない のが、昨今の受験最下位レベルだ、ということ。

努力だけで抜け出せるなんて、人生最後の経験になる

かと思われる。明日は『頻パタ』について書くはず。


  9時前に昼食。
  冷たいソバ。薬味はミョウガと油揚げ。予習続行。11時過ぎに外出。以前、開 店直後に試したラーメン店は特に変わっていなかった。味噌ラーメン。まずくは ない、量が少ないだけ。


  手話教室へ。
  今日も見学者が1人いる。入学を考える人が授業見学なり体験受講なりをして 、入学していただこう、という営業活動である。予備校と同じですな(^。^)y-.。 o○

  見学者はかなりの上級者だった。
  通訳というレベルには遠いが、我々のような「シロウトではない、と言われた ら恥ずかしいに決まってるが、実際にほとんどシロウトだよな」というレベルの 人ではない。普通のカルチャースクールで勉強しているレベルではないのだ。い くら我々でも、そういう人を見れば「あ、違うな」というのはわかる。

  見学終了。
  本人が退席してからT先生の話。あの人は何かの団体からの偵察じゃないかな 、ということ。手話の世界にはそういうものがあるらしい。イヤな話だが、その 教室の講師がどういうことを教えているのか調べるようなことをするらしい。

  T先生の名誉のために言っておくと、彼がそう断言したわけではない
  以下も同じだ。この手の手話教室にろうあ者と通訳者がやってきて、その講師 に

「あなたはろうあ者とふだんコミュニケーションをとっているのか(机上の手話 ではないのか?)」

といった質問をかけてくることがあるとか。ちょっと絡んでくると言ってもいい だろう。ろうあ者にとっては手話を教えることは生計を立てる手段の1つでもあ るだろうし、大げさに言えばアイデンティティーの1つでもあるかもしれない( 注:今の1文は僕の推測です)。

  T先生は手話通訳士である(詐称でなければw)。
  全国で2,000人もいないという非常に難しい資格なのだが、人手が足りないから 現実には手話通訳士でなくても手話通訳をする。それが普通だろう。極端なこと を言えば、予備校の受付にろうあ者が来て、僕が通訳することだって可能だし、 悪いことではない(今のワシには絶対にできないけどな)。

  彼に言わせればこうなる。

「ろうあ者が教えるってのは確実でもないんですよ。われわれが日本語を話せる からって日本語教師になれないでしょ。手話ができるってのと教えるってのは別 のことですからね」

ちょっとオカンムリ(おかんむり=怒っているさま)のようである。手話のよう に、限定されたカルチャーだとこういうこともあるのだろう。わりに予備校にも 敷衍できそうな話題かもね。


  例によって銀玉店へ。
  この1日半がんばったし、今日は七夕だし、きっと最初の500円で初当たりを引 けるだろうという予想。4,500円勝ちが目標。遊パチだから小さく可愛くいきたい 。いけるだろう。勝ちたい以上に、遊びたい気分が強い。そして。

初当たりは17,000円消費後(;一_一)

  ふざけろ。
  どこが「ユウパチ」なんだよ。どったんばったんやって、出玉を全て飲まれる 。ここで帰ることができなかった。アツクなってしまった。ここまでなら普通の 大負けだったのだ。追い銭は12,000円。これも見事に1回も大当たりナシ。合計 29,000円負け。

  遊パチはレートが低いし、夏講が始まれば打つ時間はさすがにないし、もう逆 転できない。
  この夏の負け越しは内定した。負けたうえに楽しくなかったし、言い換えれば 楽しくなかったうえに負けた。よく読まなくても当然だが。反省しきり。へこみ ます。9時前に帰宅。


  夕飯。
  メインは鶏の軟骨焼き。珍しく国産のそれが売られていたので買ってみた。日 記には書かなかったが今日が3日目。焼き鳥屋さんで食べるより安くていいかな と思ったけれど、焼き方が難しかった。火を通しつつ柔らかく仕上げるため、フ ライパンで焼いて日本酒をふった。しかし本音を言えば、ふつうに焼き鳥屋さん で注文するほうがいいかと思う。安いだけにまとめ買いになって、独り暮らしに は向かない料理だ。

  なんだかすごく疲れた。
  考えてみれば5時間半睡眠で、もう18時間くらい行動してきた。授業準備でア タマは使うし、飯で胃は使うし、銀玉で目と金を使うし、疲れるに決まっている 。今はリアルタイムで11時19分だから、消灯は12時半くらいだろうか。なんとか 10時くらいまでは眠りたいものである。今日も湿度が高い曇りが続いた。
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