予備校講師でわるかったな!





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flirtation 7月13日


  8時半起床。
  昨晩は予想とおりにタクシーで帰宅したから、寝たのは午前3時くらいだった 。眠りから覚めたというより酔いが覚めた、というところ。じゅうぶんに水分を とってから朝風呂に入った。


  昨晩の打ち上げは前半と後半にわかれた
  おおまかに、終電前と終電後ということ。前半、4人で呑んでいるときは、よ くある予備校講師たちの会話だった。最近の市進の場合は、講師が2種類に分か れるなという印象を再確認した。

忙しい勝ち組とヒマな負け組だ。

もちろん僕は負け組のほうに入っている。肩身が狭かった。4人の比率がどうで あったかは書かないし、どういう基準かも書かない。ひたすら耐えてチャンスを 待つだけかなってところ。とにかくクビにだけはされないように頑張りたいね。


  後半は、僕を含めて残った2人と、僕の知らない女性M嬢と呑んだ。
  小さな店でお客さん同士がフレンドリーなのか、彼女と残ったもう1人の予備 校講師は知り合いだということ。彼女もお友だちに先に帰られてしまったようで 合流となった。彼女はけっこう酔っていたみたい。

  僕は極度の人見知りだ。
  だから知らない人と呑むのは苦手。人見知りの心情を知らない人は、

>知らない人と接するほうが、新しい話題が多くて良いじゃないか

と言う。世界が広がる、という意味らしい。それはまあそうなんだけど、全く知 らない人の場合だと自分との接点を見つけるのが大変なのだ。話題を掘り下げる までの過程が長いということだ。


  それはともかく、M嬢はずいぶんと触るヒトであった。
  触るといっても触るのではなくて(おいおい)、ボディコンタクトが多い人と いうことだ。女性の2割くらいがこのタイプだと僕は勝手に思っている。男とは別の意味で触ることが好きな女性がいるのだ(おいおいおい)。僕の隣 に座るや否や、僕の肩を叩き、つつき、なでて、

「うわー。やわらかーい」
「水泳やってるから筋肉があるんですよ」
「おもしろーい、ムッチリしてるぅ、跳ねる跳ねる」

という具合である。初対面で他人の体を撫でるか(@_@)?

  よっぽど逆をやってやろうかと思ったが、変態だと思われるのでやめておいた (おいおいおいおい)
  ま、別に不愉快ではないし。2時間くらいのあいだに

50回くらい彼女と握手

をした。なんだかわけわかんねえ。彼女はかなり酔っていたようだけど、翌日に なったら僕の名前すら覚えていないだろうと思われる。それなりには楽しかった 、かな(・_・;)


  10時から行動。
  TVで将棋を観戦しながら、ずるずると授業準備。酒は残っていないけれど寝 不足のようで、それなのに眠くはない。正午に外出。マンションの自転車置き場 に行ってから気がついた。昨晩はタクシーで帰ったから、駅前に自転車を放置し たままだったのだ。すまんすまんとピックアップ。スーパーへ。

  ものすごく暑い。
  今日も真夏日だろう。結果的に千葉は32.5℃とか。まだ梅雨明けの発表がない けれど、このまま曖昧に夏に突入してしまうんじゃないか、くらい。汗ダクで帰 宅してお昼ご飯。スーパーで買ったサラダ巻とカップラーメン。日清の

『行列のできる店のラーメン 特濃 鹿児島 旨トロ鶏とんこつ』

は美味しかった。鶏なのか豚なのかよくわからないけど。両方?

  午後は1時間ほど昼寝。
  さすがにエアコンをつけた。除湿モードで充分。この2日間は全体に睡眠不足 のような気がするけれど、起きてみれば爽快な気分だった。


  ふたたび授業準備に取り掛かる。
  『大学別対策V』のプリント作り。やっと終わった。B5で15枚のプリントで 、そのうち20%くらいを改訂するというもの。これだけで、のべ時間にして10時 間くらいかかったかも。いや、ひょっとしたら12時間くらい行ってるかな。何し ろ、

>××学部は××××が出題されるので、下らないが×××に気をつけて勉強し ておきたい

といったことを書けるようになるために、1時間くらいの準備が必要なのだ。


  特殊性を語る場合、普遍性の知識が必要になる。
  5%の例外を紹介するには、95%の「例」を知らなければいけない。特徴的な 部分だけ取り上げてギャーギャー言うのは簡単だけれども、どこにでもある普通 な事実を知らないでそうすると、説得力がなくなる。もちろん結局は、

授業で紹介するのは5%の特殊であって95%の普遍ではない

ということになるけれど、95%をちゃんと体感してから語りたいと思う。

  よく書くように、個性教育の欠点がそこにある。
  個性的な人間である前に、常識的な行動を実践できることが優先されるんじゃ ないか。裏側にある常識教育を置き去りにして、個性個性と吹き込むことに熱心 になりすぎるから、自分勝手なだけの人間が増えていく。

個性ってそんなに大事か?

常識を普通に発揮できることのほうが、はるかに価値があるかと思う。本当に有 用な個性なんて、持っている人のほうが少ないのだ。一面的な批判をしているわ けではない。具体的に、ある大学の特徴を語る前に

特徴ではないことを知ろう

としているわけだ。だから、授業準備にすごく時間がかかるのだ。難しい話はこ こまで。


  『大学別対策』という冠のついた講座で、本当に大学別の特徴に触れるのは、 この『V』だけである。
  理由は「講義日程」で書いた通り。『V』はMARCH対応ということで、そ れぞれの大学のそれぞれの学部に関する情報がプリントに載っている(時期的に 学部のカバー率は100%に届かないが)。しかしもちろん、

全ての受講生が全ての大学・学部を受験するわけでもない

ので、授業内でそれらについて言及しすぎることはできない。たとえば、中央の 法学部を受ける生徒様がいるのに、くどくどと明治の国際日本学部の話題を続け るわけにもいかない、ということだ。だからプリントの準備が大変だったわけね 。

  受講生へ、予習について。
  通年授業でやっているのと全く同じようにすればよい。テキスト掲載問題は全 て授業で扱う。総合講座と違って、

長文の精読は全てやるわけではない(部分否定)

ので、予習を手抜くと全く意味がわからない授業になる(完全否定)から気をつ けよう。特に、Cクラスから挑戦する人は、1コマにつき1時間くらいかけても 良いから、丁寧に準備してきて欲しい。明日の日記で『T』と『U』について書 く予定。


  夕方にはHPの作業。
  恒例の「夏のアドバイス」はB期開幕(21日)よりは前に公開できます。リア ル授業でも紹介したこと、ヤバくて紹介できなかったこと、更に詳しい情報など いろいろあります。会員の皆様はお楽しみに。

  エアコンを切り、熱い風呂に入ってから夕食。
  昨日は外食、明日も外食ということで、食材は頼りない。腐るといけないから 常備菜を揃えにくいという日程。メインはアサリの酒蒸し。電子レンジもいいけ れど、これはやっぱしフライパンで作ったほうが楽しいね。貝が小さいわりに身 がムッチリと詰まっていて美味しかった。


  この日記を書きながら大河ドラマ『篤姫』。
  義父は亡くすわ旦那は亡くすわで、姫がかわいそうだった。将軍が亡くなるこ とも「薨去(こうきょ)」って言うとは知らなかった。実際に使われた言葉なの か、ドラマ用のセリフなのかは不明。

  それにしても。
  できることならこの哀れな美しい姫

ハグっと抱きしめたい

と思ったけど、なかなかそうもいかないよね。今の掛詞も通じないよね。動 詞の hug です。すいません。件名は「いちゃつき」とか「戯れの恋」という意味。 日記の内容とは関係ないし、入試では不要な単語です。ますますすいません。
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