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感情と理性の相克 |
8月2日 |
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6時半起床。
・僕だけ海の中に机と椅子を置き忘れてきた。取りにいかなきゃ。潮が満ちてき
たけれど何とか大丈夫。あっ、レベル16の敵が現れた。しまった、毒草を投げつ
けられた。これはまずいぞ・・・
という夢だった。毒草というのはドラクエか『トルネコの大冒険』か、ずいぶん
懐かしい。続きを見たかった。
8時間半睡眠で快適。
今日からのD期は
2限スタート(11:45〜)
4限終了(〜17:30)
でラクチン。ちんって何なんだ。自宅で朝食を取り、本を読み、HPの作業をし
て、洗濯物を干し、授業準備を少し、夕飯の仕込みわずか、オヤツに桃を食べる
など、大好きな雑用人生に戻ることができた。読書感想文で失礼する。
『不倫の恋で苦しむ男たち』亀山早苗を読了。
自分だけが既婚、相手だけが既婚、両方が既婚を問わず、不倫経験のある男た
ちへのインタビュー集。
意外におもしろかった。
不倫ってちょっとやってみたいかも。
僕の場合は未婚なので、既婚女性(早い話が人妻だわなw)にちょっかいを出
すのだ。僕は昼間に自由な時間が多く、もしその既婚女性が専業主婦であれば条
件は完璧である。ふつうの会社員の妻がいいだろう。子どもは幼稚園か、小学校
低学年か。彼女たちも時間を持て余している。
僕は朝の8時半にメールを出す。
人妻は慌てて返事をよこす。主人を送り出して1時間、ちょうど4歳の息子を
幼稚園へ送り届けたところだ。家に戻ろうとする彼女は、自転車にまたがるや否
や返事を書くのだ。そして自転車を走らせる。家路を急ぐ。ああ、この長い、い
や長くもないこの昼間の時間をどう過ごせばいいのかしら。
僕は玄関で待っている。
大人の男の姿が街から消えた朝の9時前に。人妻は懸命に漕いできた自転車か
ら慌てて降りる。
「家の前で待つのはやめてって言ったじゃない!」
「ふふ、奥さん、ずいぶんと髪が乱れているね。汗ばんでいるじゃないか。幼稚
園から飛ばしてきたのかね、自転車で?」
「え、そんな・・・」
女は髪のほつれを直す。我々は、はばかるべき人目のないままに女の家に入る・
・・。
これじゃあエロ小説だよ!
まあ冗談はともかく(ってか長いし)、感想文ね。男性の視点から不倫を語っ
ているのが本書の特徴。聞き手は女性というのも新鮮かな。不倫だって恋の1つ
だから、色々なバージョンがあるとわかった。
著者は基本的に不倫を肯定する立場にいる。
全面的に肯定するわけでもないし、男どもの言い分に加担するというわけでも
ないのだが、上記のように恋の1つとして肯定的に彼らの言い分を紹介している
。恋愛は感情であって、家庭の維持は理性だ。
感情と理性はいつも手を取り合うわけではない。
むしろ常に反駁しあうものだ。その反駁の例に挙げられるのが、本書の扱う不倫
である。
解説文も著者による「エピローグ」も、読者層に不倫を現在進行させている人
々を想定している。
が、僕としては、つまりその想定読者層に入らなかった読者としては、不倫経
験の有無に関係なく楽しめる本だと思う。恋愛にある程度の束縛を感じる機会が
多い人々、つまり仕事や家庭といったもののシバリを知る世代以上であれば、それ
なりに面白いのではないか。
出勤。
蒸し暑い中で11時過ぎに本八幡到着。腹減ったな。さっきオヤツ食べたんだけ
ど、通勤中に減ったのな。でも、13時15分から昼飯だよな。いま食べても2時間
後にメシだよな。しかし腹減ったな。これじゃあ授業に集中できないよな。さり
とて、2回目の朝食って問題あるよな・・・。
立ち食いソバ店に立ち寄る。
冷しカケソバ。別にうまくはなかったが腹は膨れた。何とか3時間はもつと思う
。
2限は『頻出パターンゼミU』。
ハイレベル向けの短文問題講座。それなりの集客状況でしょうか。ふだん僕が
担当している中で最上位のQクラスと、それより上のFクラスが中心生徒層だろ
う。文法の説明なんかが必要なレベルとは思えないので、ガンガン飛ばす。どの
くらい通じたのか、今日の時点ではよくつかめない。
生徒様の予習の正答率は、
まあプリント配布の通りではないか
と思われる。
易しくはないが、特別に難しいというわけでもない。ゴイはゴイで覚えれば終
わりだから。いちばんマズイのは今日くらいの(悪く言えば手抜きの、よく言え
ばシンプルな)説明で意味が通じなかった人だろう。1秒でも早く質問に来るこ
とをオススメする。
昼食は中華弁当。
鶏肉と湯葉の炒め物。うまい。校舎の自転車置き場の前にある店のもの。高校
生もお金があるときに試してください。日替わりランチで550円・ご飯お代わり自
由・ランチは2時まで、だったと思う。
3限から2コマ連続はCクラス。
講習生を筆頭とする、初めての生徒様を意識して授業をした。ややタイミング
や流れが揃わず。初回授業の場合は、ある程度までこういうことがある。僕とし
ては授業のレベルが低すぎてスピードも遅すぎてタイクツな感じだった。明日か
ら調整に苦労することになりそうだ。中間レベルの授業がいちばん難しい。
長文の内容を活かして余談をした。
1分もかからない、30秒程度か。ミクシィの話題だった。生徒様のお顔がポー
ンと上を向いたので面白かった。ミクシィには一応18歳未満というルールがあっ
たはずだが、あんなものに何の意味もないのはご承知の通り。
この日記では、重複を避けるために授業では話さなかった個人的なことを書く
。
僕はミクシィに参加しているが、活動はしていない。コメントも書かないしプ
ロフィールも形だけしか書いていない。もちろん日記は書かない。この「よびわ
る」とのリンクもしていない。そもそも、ハンドルネームを使っている。意見を
提示するつもりはないという意思表示である。
いっぽうで、固有名詞(リアルライフの名前)がわかっている人の日記はたま
に読む。
したがって、原則的に足跡も残さない。足跡を残していただいても、僕から足
跡をつけにいくこともない。「マイミク申請」をしてくる人がいても全部無視す
る。
SNSとの付き合い方はこれから構築していく
つもり。まだ3年くらい(だったかな?)しか参加していないので、空気が読め
ないからだ。含意はない。以上。
市川市の花火大会のようだ。
江戸川区と共催のはず。駅付近は浴衣姿のお姉さんで混雑していた。昨日まで
の3日と違って非常に暑くて、なんだかしんどそうに見えた。連れの♂だけがワ
クワクしてるんじゃないか。どういう意味だ。そういう意味だ。あっ。
僕自身は、花火にほとんど興味がない。
綺麗だとは思うが、この猛暑の中で見に行く趣味はない。都心を離れればとも
かく、あんな人ごみの中で情緒を感じられるはずもない。女の子と観に行ったこ
ことも何度かあるが(若い頃、な)、もう1度そうしたいとは全く思わない。
高校野球と同じで、もう時代遅れ
というのが都心近辺の花火大会だろう。田舎なら、まあちょっと違うだろうけど
ね。もちろん恋する人々は例外になる。
帰宅して夕食は昨日と同じ感じで。
野菜の買い込みが足りないことがわかった。野菜嫌いの僕でも、家ではかなり
野菜を食べているのだなと思わされた。きゅうり、キャベツ、モヤシのナムル、
大根オロシを食べた。
ヌル燗あらため常温の日本酒は『土佐鶴 純米 酔って候』。
辛さが心地よいのは「土佐鶴」の特徴だろうか。細かい味の違いを知るには暑
くて集中力を欠いた。たぶん旨い酒の1つだとは思う。そういえば、今日は授業
中も帰宅時も暑くて仕方がなかった。 |
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