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熱帯雨林気候か? 8月5日


  6時10分起床、ちゃんと寝坊(-_-;)
  きのうの日記であれほど豪語しておきながらこのザマである。おかしいなあ、 昨晩は10時キッカリに消灯したんだけど、エアコンも使わなかったし、途中で目 覚めることもなかったんだけど。

  窓を開け放すついでにカーテンも開けたまま寝ている。
  すると5時くらいに明るくなってくるので、自然に体内時計のスイッチが入っ て(というかその前から入っていて)、

サワヤカな目覚めを迎える

という作戦であった。しかし実際にはキッチリと5時半から2度寝に入っている のである。ここで教訓を2つ。

1、自分のことはタナに上げて日記を書こう
2、有言不実行こそ僕の原則だ、文句あるか


  涼しくなった代わりに蒸し暑い。
  見事な語義矛盾。標本として取っておきたい。朝からザッと雨が降ってはやみの繰り返しは8時くらいまで。さすがに8時にはいろいろと行動が始まっている。部屋掃除。台所掃除。授業準備。読書。

  いつまで授業準備をしているんだ、と思う人もいるかも。
  もちろんただ教壇に立つだけの準備ならとっくに終わっている。きのう書いた ように夏期講習も4割くらいまで来ていて、終わっていなければならない時期だ 。

指を切ればA型の血がほとばしる

僕にとって、一応の準備ができてないなんてことはない。A型は事実だが比喩な のでよろしく。


  ごそごそ続けているのはプリントの準備で、これは明日で終了することが内定 。
  次のタームで総合講座が終わり、残りは授業進行の難しそうなオプション系の 講座が並んでいる。いま進行している授業の様子を見ながら、微調整をしておく 必要は残る。予告としては、

『国公立英語』と『センター英語』は生徒様のレベル無視

で進行しようかな、というところ。講座設定の位置づけから言っても、程度も限 度もあれ、あるところで切り捨てて授業をしないと成立しない様子。難しくやれ ば良いというものでもないけれど、メリハリをつけないとわざわざこの手の

特殊化した講座設定の意味

が消えてしまうからだ。本日2回目のシャワーを浴びて出勤です。蒸しますわね 。


  雨が降り出して10分後だった。
  市川校の前の道路は水没していた。僕はくるぶしまで水に漬かりながら校舎に入った。授業が始まる40分ほど前、午前11時10分のことだった。校舎に入るや否や、スタッフに

「お待ちしていました!」

と言われてしまった。溺れなくて良かったよ(@_@)


  ことのおこり。
  本八幡駅に電車が着く直前に大雨が降りだした。駅構内のパン屋さんで2回目の朝食を買って、激しい雨の様子を見て地下道に入った。少し遠回りだが、都営地下鉄のコンコースを利用するという作戦。直行なら3分、遠回りでも6分くらいだろうか。ある程度までは余裕を持って出勤したので、そのくらいの時間はある。

  地下鉄構内を抜け、わざわざ2階にある京成の駅まで上がる。
  そこから北口に抜ければエレベーターがあり、校舎までは徒歩40秒ほどだと知っているからだ。傘は持参していたが、雨に濡れない最短コースである。この手のことは、注意深い老いたノラ猫のように調べてあるのだ。カンペキね!

  エレベーターを降りる。
  線路沿いの道に行こうとしたら冠水。校舎の裏側に回る道も冠水。あきらめてサンダルを濡らしながら校舎前へ。校舎の玄関前も冠水。水深は5センチくらいだろうか。

おいおい、まだ降り始めてから10分だぜ?

  くるぶしまで水に漬かった(-"-)
  ズボンの裾は捲り上げておいたが、サンダルと靴下は洗濯直後の状態。校舎にも浸水して、講師室の一部と職員用トイレが水びたし。けっきょく夕方までトイレは洗面所しか使えなかった。


  水は11時半には引いた。
  授業開始まで残り15分。雨はそれなりに激しく降っていたが、僕が最悪のタイミングで校舎入りしたらしい。授業中止までスタッフには検討してもらったが、実際に教室に行けば生徒様は涼しい顔で座っていた。なんだかなあ。僕はもちろん

靴下を脱いでハダシにサンダルで授業

をした。セクハラになるといけないので生徒様に事情を説明したけれど、ピンと来なかったみたい。本当に完全に冠水してたのよ、あの校舎の前が(・_・;)


  授業は順調。
  頻パタUでは「きみたち、思っているほどできないんだね」なんていう暴言も飛び出した。演習をしていただくと、本当に実力がよく見える。「そこに到着する」という英作文の解答が

>arrive in there.

とかね。まあそれでも、このくらいのレベルのほうが授業の価値が上がっていいかもしれない。


  昼食は鳥の唐揚げ弁当。
  Cクラスも授業内演習で状況がよく見えた。予備校のテキストは典型問題ばかり載せているもので、そこで使った理屈や知識を

入試問題で使っていく演習量が足りていない、

といったところ。この講座はもちろんだが、のちの『大学別ゼミU』ではもっと演習を盛り込むつもり。テキストの問題すらダメ? じゃあLに変えなさい。鬼。このあたりは譲らない。ぬるま湯の予備校なんかゴメンだ。


  帰宅時も大雨。
  それほど温度が下がらなかったこともあって、蒸し風呂状態。ときどき、こういう天候状態を

「サウナに入ったような」

と喩える人がいるけど、それマチガイね。サウナは温度がもっと高くて、湿度がはるかに低いのです。そこそこの高温で多湿を売りにするのはトルコ風呂だったかな。エッチなほうのそれじゃないからね。ここで笑ったあなたは中年です(^^ゞ


  夕飯のメインはクエハタの刺身。
  よく食べるわりにいつも旨くないと思う。だいたい昨日と同じメニューで、異なるのはナスの塩もみ(ゴマたっぷり)くらいかな。2週間前に作ったイカの塩辛はやっと今日で食べ終わった。作るのは面倒だけど、自作の価値が高い料理かも。

  明日でD期は終わり。
  しんどいような気がしながらも、少しずつは前に進んでいる。珍しく夕食中も日記を書く今もエアコンを使っている。除湿モード。少し腰が痛むのは湿気のせいだろう。乾いた空気に包まれる秋まではもう少しだ。まあ、2ヶ月くらいかな・・・。
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