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ゆるゆるな僕に姫を |
8月31日 |
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6時20分起床。
この1ヶ月ほど寝室のカーテンを引かずに就寝していた。夜明けと一緒に起床
したかったからだ。しかしそれも昨日で終わりということで、少しだけ寝坊でき
た。3時過ぎに目覚めた夢は
・僕の家ではないところに来客があり、彼は自信満々に料理を始める。人の家で
料理するなよ。メニューは牛肉を炒めたもの。ご飯と一緒に食べさせられるが、
まずい。なんだよいったい、
というふつうな悪夢だった。
今日も昨日の続きのような天気みたい。
朝食はトロロそば。1週間くらい前にかったトロロイモが余っていたため。ヌ
ルリとして美味しかった。食後にコーヒーを淹れる。やっと落ち着いた休日をお
くれるようで嬉しい。やりたいことはたくさんある。
朝のうちに様々な雑用を。
この1ヶ月で読めなかった新聞の別紙(別冊っていうのかねアレ?)や郵便受
けに放り込まれた無料誌を読む。活字中毒ということもあるし、ちょっとした生
活のヒントなんてものを拾えることもあるので、読まずに捨てられない。
HP関係の文書整理。
日記の削除部分だの書きかけで放置したエッセイだのの交通整理。データはい
くらでもどこにでも保存できるだけに、リアルのモノと違ってかえって整理に困
る。量では比べ物にならないけれど、整理能力は脳みそのほうがはるかに高い。
冷蔵庫内の掃除。
ちょうど食材がほとんどないため。透明な棚を取り出して拭く。あるタッパー
の中には、
キュウリだったかオクラだったか
わからないというオゾマシイ物体を発見した。一時保存して、その後ちゃんと庫
内を点検してなかったのだと思う。きたない話で申し訳ない。
外出は開店直後のスーパー。
冷蔵庫がカラッポなのでたくさん食材を買ってくる。家庭料理は数日でもとの
ペースに戻る予定。もとのペースというのは、常備菜を数品くらい管理し、食材
の賞味期限を気にしながら生活することだ。
TVで将棋を観ながら昼食。
ウナギの櫃まぶし弁当。ふつう。今日は日曜なので外食はできない。世間は
独り者は休日に外食するな
と言っているような気がする。特に僻んでいるいるわけじゃないけど、そういう
視線を痛いと感じるのだ。ナイーブで神経質な俺。たんじゅんに自意識過剰なの
かもしれんなあ。
2学期の授業準備も少し。
4年ぶりの速読ゼミ。以前のテキストを探して回るが見つからず。仕事道具は
まとめておくものだから、紛失したようだ。昨年の引越しのときに間違って捨て
たのだろう。ゼロからやり直すことになりそう。けっこう面倒だけど、教え方の
リニューアルもあるからちょうど良い、と考えることにする。
午後にはそれなりの晴れ間も。
久々に布団を干せた。気分がいいので洗濯も。エアコンを使いたくない。そう
するとちょっと暑い。エアコン漬けの40日間だったから、少し体を休めたい。暑
いと仕事をする気にはなれないので、ソファに横になって読書。ああ気持ちいい
。風が抜けていくから、動かなければ暑くはない。
『凛々乙女』小林聡美を読了。
この著者によくある、軽くてそこそこ笑えて何も残らないエッセイ集。
けなしているのではなく、読み物としての安定感があるというプラスの評価。
1993年ごろに書かれたものなので、内容がチト古い。
その場かぎり的な内容の多いジャンルであるエッセイの場合は仕方がないのだ
が、15年くらいのタイムラグはちょっとくすぐったい。1998年に書かれた「文庫
版あとがき」から。
>高校生のクシュクシュソックスは立派な風俗になり、“ルーズソックス”とい
い名前がついている。
へぇー、93年には「ルーズソックス」って言ってなかったのか。
クシュクシュソックスというのは著者の造語かもしれない。古いエッセイを読
むことには「なんかズレてんだよな」という心地良さがある。山本文緒の解説の
書き出しもなかなか笑えた。
>なんと小林聡美は化粧をしていたのか!
これ以上の解説は不要と思われるほどの見事な書き出しだ。たしかに、「なんと
!」というカンジだ。機会があったらどうぞくらいのオススメ度。
夕方に床屋さんへ。
前回はなんと6月4日だった。7月初旬だったと思っていて、講習の後半では
「なんか異様に伸びてるな」と困惑していたのだ。3ヶ月近くも放置すりゃこう
なるわな。日曜日なのに先客がいなかった。
店員は夫婦。
>コケティシュな若奥さん
に切ってもらうのを希望していたが、ダンナのほうになった(-_-メ)
3ヶ月も経てば忘れているんだろう。僕は髪型に対するこだわりが全くないか
ら、「別にどうでもいいから適当に切って」という意志を伝えるのに苦労する。
基本的には男性に切ってもらうほうが気楽ではある。
ほとんど話さない人だったので良かった。
むかし通っていた店は
やたらと騒がしい男
でイヤでたまらなかった。興味のない話をさせられるほどツライものはない。僕
は聞くだけなら特に気にしないタイプなんだけど、床屋さんとの会話はコミュニ
ケーションという面もある。ついでに新古書店に寄って3冊だけ本を買った。
夕飯。
メインの刺身はサンマとカンパチ。ジャガバター。茄子の油炒めをショウガ醤
油で。枝豆。ビールはこの時期恒例、もちろん季節限定のキリン『秋味』。うま
いというか、気分で旨いと感じさせる銘柄だ。もう10年近く飲んでいるけど、いや、そ
んな昔は売ってなかったかな。旨いからいいや。
久しぶりに大河ドラマ『篤姫』。
講習で観られなかったのだ。わが未来の妻・あおいに画面越しで逢うのが久し
ぶりってことね。なんかすいぶん役柄的に年取ったみたいだけど、それでも今日
もたまんねえなあ、おい。和宮(かずのみや)と公方(くぼう=徳川将軍のこと
)がヤったとかヤってないとか、和宮をミダイドコロじゃなくて「宮様」と呼べ
とか、どうでもいいだろ!
じゃなくて。
関係ないけど、あおいさんは最近、エンポリオ・アルマーニのモデルもやって
たよな。あいつ、今はオレ以外の誰かと結婚してんだよな。そろそろこっちに鞍
替えするんだよな。
大人になったよな、ぐふふ。
何がだよ、どうするんだよ、どうなるんだよ(^_^;)
という感じで、特別なことは何もしなかった。
日記も短めに。すこしユルメナイと、おいらもきついです。『篤姫』以下、ゆ
るめすぎだろって話ですかね。では。 |
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