予備校講師でわるかったな！

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何も言えねえ

９月15日

  10時47分起床。
  たしか１時半に消灯して、７時前にいっかい目覚めて、

「ああいま起きれば早起きだな、でもまだ寝が足りてないな、しかし今日はやることがたくさんあるな、さりとてかえって銀玉打ちに行っちゃうよな、されども早起きすると行動が多くていいよな、けれどもまだ眠いな」

と逆接語句の練習をした記憶はあった。それにしても、ここまで寝坊するか。言い訳にするべき言葉はない。

  急ぎ朝食、すぐにＨＰの作業。
  冬期・直前講習の予定をアップした。１年に３回もやっているので、作業はだんだんルーチンになってきた。最近ではサポーターの助けを借りずに自分だけでできるようになった。画面では文字を入れ替えただけに見えるけれど、実際はタグの付け替えといった面倒な作業があるわけです。

  続いて原稿仕事。
  紙と辞書とパソコンと脳を酷使する。なんか段々ハードになっていくんですけど。たぶん頂けるお金同じなんですけど。たぶん、ミドルレベルの授業１回を担当する場合の、５％くらいの収入にしかならないんですけど。ひたすら割り損の度合いが増えていくんですけど。ぐちぐち。

  文句はできるだけ書きたくない。
  だから

誰かがやるべき仕事が自分のところに回ってきた

というのはマシな状況だと自分に言い聞かせる。自分の不遇をかこつ（フグウヲカコツ＝時代にあわず、イヤな思いをせざるをえないこと）のは権利ではあるが、同時にそれでもまだ良いじゃないかと

自分をなぐさめる

のは生きかたの大事な部分である。そうでなきゃ、誰もがウツ病ですがな(^。^) y-.。o○

  部屋の整理。
  昨晩の女子大生との会話に「部屋の散らかり具合」というものがあった。足の踏み場もないという決まり文句がある。地面というか床にモノが散乱しているさまを喩えたもの。彼女及びそのダーリンは特に気にしないそうで、僕は異常に気にする。新居にうつってから、その傾向には拍車がかかった。

  床には何も置いてない。
  何も、というのは文章表記上のことで、もちろん家具や観葉植物の鉢やゴミ箱などは置いてある（人間が住んでいるのだから当然だ）。僕自身の肉体も置いてある（本棚には入らない）。しかしそれ以外は何もない。読みかけの本とかオヤツの食べかすとかライターとか

脱皮したヘビの抜け殻状の脱いだままのパジャマ

とか、そういったものは全くない。女子大生との会話。

♀「じゃあ、食器とかぜんぶ洗っておくんですか？」
私「まさか、夜に食ったものが朝まであるのか？」
♀「そうですよ、翌朝あらうんです」
私「信じられねえ、何も言えねえ」
♀「洗ってから寝るってことですか」
私「シンクまで磨いてから寝るよ」
♀「じゃあ奥さんがいたとして、仮にいたとして、いるとすれば、これからいるとして、万が一できるとして、私みたいなズボラな人だったらどうするんですか？」
私「そのしつこい仮定はなんなんだよ。オレがやるに決まってるじゃないか」
♀「奥さんが『いいからこっちでＴＶ見よう』って言っても？」
私「オレはＴＶ見ないから」
♀「先生、ひょっとしてナルシストですか？」
私「それ以外の何だというのだ？」
♀「それだから奥さんができないんですよ」

ほっといて、ね(-_-メ)

  部屋の整理とアイロンがけを終えてスーパーへ。
  遅すぎる昼食はオムライス・ハンバーグ弁当。カロリー高そう。うまかったからいいや。ヒミツの花園は第２部終了。秋になってやっとペースが上がってきた。終日くもりで最高気温は28℃くらいだったかな。けっこうムシムシした。

  夕方にはけっきょく銀玉店へ。
  なんか最近の俺、タマってんだよね。人生の何もかもがうまくいかなくて、打開策も見当たらない。精神力の強さは偏差値73くらいあると思うけど、ちょっとめげてます。と言い訳して。

  問題は『大海物語』だ。
  連荘（れんちゃん）確率65％。正確には連荘じゃなくて確率変動突入確率なんだけどわかりやすく。さらに簡単にすれば、

１回大当たり→３回に２回は連荘

ってこと。これがなんかね、異様に俺だけ連荘しないんだ。周りの連中、ふつーに５連荘とかしてんだ。計算してみよう。数字はアバウトで。

・１回大当たり→３回に２回は２連荘（66％）
・１回大当たり→９回に４回は３連荘（44％）
・１回大当たり→27回に８回は４連荘（29％）
・１回大当たり→81回に16回は５連荘（20％）

  13,500円で大当たり。
  ここで44％はチャラになるというのが僕の計算。はい、連荘なし。再び大当たり。以下同文。三度大当たり。以下同文。３回当たって、全て連荘しない確率。

・１／３×１／３×１／３＝１／27

  あのなあ(；一_一)
  27分の１ってどういうことだよ。京大の後期試験かよ（注：イメージ）。おれ、今日でまだ『大海』打ったの４回目なんだぞ。ここで考えるべきことは１つだけだ。わかりますね？

次に連荘しない確率は１／81。

  いくら何でも、もう連荘しかないだろ。
  ２箱山盛り。全て打ち込んででも、80／81つまり連荘を引くつもりだ。さて、もちろんオチはわかりますね？

全て飲まれて終了・・・。

13,500円負け。何も言えねえ。帰宅。

  夕飯は一昨日の続きで地味に。
  ジンギスカン、枝豆、ナスの昆布もみ、10日前に仕込んだナメタケを片付け、１週間前に仕込んだイカの塩辛を食べ始めた。

  日本酒は秋田の『秋田酒こまち純米酒』。
  口に含んだ瞬間は水っぽいが、舌でころがすと辛味が強い。日本酒度＋４くらいかな。香りが「薬品ぽい」という人もいるかも。両関という比較的有名なメーカーのものだが、好んで飲むほどではない。「あきたさけ・こまち」なのか「あきた・さけこまち」なのかは不明。悪くはない、くらい。

  日記のオチを考えたが、思いつかなかった。
  いつも「何かの共通テーマがあるように」と考えながら日記を書いている。フィニッシュは大切だし、何よりも件名は大切である。己が日記の最大の長所はそのタイトルであると今までも何度も書いたし、本当にそう思っている。それなのに、今日はうまくいかなかった。だから、

こういうタイトルになる

という二重構造のオチだったりしてね。これも今年の流行語大賞候補でしょう。

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