予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

ええ、独身です 9月28日


  9時半起床。
  きょうは元気と体力と活力のない日記なので、そのつもりで読んでください。

・エレベーターはなかなか6階につかない。大丈夫、ちょっと待てば必ず着くか らと思っている。いや、「たたかう」「にげる」「どうぐ」のコマンドのどれか を選ばないとまずいんじゃないか?

という夢だった。これってドラクエか何かだっけ。意味不明。

  体調すぐれず。
  数日前の日記で、「週末から寒くなるみたいだから体調に気をつけましょうね 」といつもの偽善記述に勤しもうかな、と思った記憶がある。しかし、

そんなもん実際に寒くなってから書けばいいや

と思っていたら、本当に自分が寝冷えしてしまったみたいだ。はんぶん覚醒しな がらなんか寒いな、とずっと思っていた。バカすぎる。


  風邪の兆候ではあるが、熱はないようだ。
  体が重いので、午前中は将棋をTV観戦しながら作業的な授業準備。2Aター ムぶんは全て終了。作業だと思えば何とかできる、くらいの体調が変わってこな い。お腹は完全に壊れていて食欲もない。トイレは、えーと、午前だけで4回く らい?

ヒリヒリします。

バカなこと書いているなよ!

  1時半になってさすがに空腹を感じる。
  酒店、スーパーとざっと回って、ひじきご飯弁当を家で食べる。体が重くても 熱はないことに変わりはない。まだぶっ倒れるほどの体調ではないと判断し、午 後はちょっと料理など。肉じゃがの作り方を忘れていたが、テキトーに作ってみ る。他に野菜料理3種類。3時半から読書。


  『その人、独身?』酒井順子を読了。
  週刊誌連載のエッセイをまとめたもの。
  ベストセラー『負け犬の遠吠え』の実践編という売り文句はさておき、一定以 上のレベルにある。

  基本的には「負け犬」の例である著者の身辺日記であり、身辺エッセイである 。
  タイトルを並べればイメージがわくだろうか。

・「その人、独身?」という常套句
・ブランド犬を飼う負け犬
・女性の「こんなの初めて!」を信じるべきか?
・他人の離婚を祈る場所
・「イケメン」発言はセクハラか

  著者特有のしつこい文章も良い。
  ローライズ(股下浅め)のズボンが流行したことにより、パンツ(下着のほう )の選択が難しいという話題。

>特に男性と二人で会う時などは、ひびかない上にローライズからもはみ出さず 、かといって機能性だけが整っていればいいというわけではなく万が一見られて もオッケーという見場を兼ね備え、しかし相手を萎えさせてしまうようなあまり に扇情的なデザインでなく清潔感が漂い、しかし当日は白いズボンをはいていき たいので白いパンツでは透けてしまうし、だからといって最も透けない色とされ るベージュは最もダサい色でもあり……などと考えているうちに、
「私がはけるパンツは一体どこにあるというのか?」
と逆ギレしそうになる。

こういうしつこさがどうしてもイヤって人もいると思うので、初めての人は注意 してください。この著者としては普通の面白さレベル。


  4時半からヒミツの花園。
  朝から寒くて、10月中旬くらいの気温とか。外出時はもちろん、家の中でも薄 手のトレーナーを着ていた。終日くもり。体調はまったくダメだが脳みそは動く 。少しでも頑張っておかないとまずいと5時半までふんばる。

  ソファに横たわり、落ちる。
  覚醒したのは7時ちょうど。昼寝にしても度が過ぎている。暗闇の中で昼寝か ら目覚めると、1日を完全に無駄遣いしてしまったと思う。強い孤独感もある。 こういう経験は頻繁ではなくても、よくある。なんともいえない悔しさと、体調 の問題だから仕方がないよな、という自慰の気持ち。

もう1つおもしろい表現をかきたくなった

けれどやめておこう。だからバカなこと書くなって!


  任命5日目にして大臣が辞任というニュース。
  なかなかアツイ発言の連続で、罷免でないのかというのも本音だがそれはさて おき、問題発言は3種類だった。要約なので正確ではないと事前に断っておく。

1、日教組なんざ(以下略)
2、日本は単一民族
3、成田闘争の住民はごね得

大臣は1を撤回せず、2と3は撤回。立場的に辞任は当然である(飲み屋の放談 じゃないんだからさw)とも断っておき、不思議な気がする。最大の問題発言は 2だと思う。

  例を挙げよう。

「予備校講師は人間のクズである。信原は予備校講師である。したがって信原は クズである」

  別に問題ない。ふーん、みたいな。見解の相違である。見解とは異なるものである。選択する のは個人の勝手である。ほっといてください。

「男はケモノである。信原は男である。したがって信原はケモノである」

少し問題がある。男=ケモノという公式は見解の相違だが(注:個人的にやや賛 成ねw)、選んで男になったわけじゃない。

  日教組の問題も、成田闘争の問題も、見解の相違である。
  当の大臣がどう思っているか知らない。他の閣僚が必死で「事実誤認である」 なんて言っているが、それは閣僚という立場にあるからであって、本人の見解は 異なるかもしれない。それぞれが異なる見解を持つのは自由であるが、生得的な 事実を否定的に扱われるのは納得できない。なお、以上は上にも書いたように、

大臣としては全て許されない発言である

ということを念押ししておく。見解の相違と事実誤認は別問題だ、と思うだけ。


  入浴してから『篤姫』を観つつ夕飯。
  上記の3種類の野菜料理は、

1、ナスの酢の物
2、キュウリの辛み漬け
3、カブの味噌漬け

である。1はいつも作る。大葉かミョウガを入れると美味しくなるので、今日は 大葉で。2はサッと茹でてからニンニクしょう油に漬け込んだもので美味。キュ ウリは手でさくと食感がいいね。3は初挑戦ながらうまくできた。塩もみして水 分をとってから漬け込む。

  肉じゃがは完璧だった。
  レシピを忘れたのは、ジャガイモがそれほど好きではないから。それに、火を 入れたジャガイモは腐りやすいから、冷蔵庫保存を基本とする独り暮らし料理に は向かないのだ。多めの水に塩・砂糖・しょう油・酒・ミリンを加えてグラグラ 煮込んだら絶妙な仕上がりになった。再現性の問題は残るものの、

独りオフクロの味ごっこ

の世界である。これでいいのかと思いながら日本酒はヌル燗に。明日には体調が 戻ってくれればいいのだが。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ