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順調、されど好調にあらず |
9月29日 |
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7時半起床。
そろり起きてみると体調は悪くない。寒さに用心して毛布を2枚用意してあた
たかくして眠ったのが良かったか。昨日と同じくらいに寒いので、朝のシャワーは省略
して朝食。
午前中はヒミツの花園。
ぐぐぐっと集中できた。朝から雨。すごく寒い。10月末くらいの気温じゃない
か。換気のために細く窓を開けておくのが精一杯くらい。雨はいちども止まなか
った。
お昼前に昼食を取りに出る。
できれば入りたくないなと1年くらい思っていた定食屋さん風の店。メニュ
ーにカレーとかラーメンとかオニギリとか出ているのだ。何の店だかわかったも
のじゃない。入りたくないのに入ってしまう。いくら何でも、もう新規開拓する
べき店がないのだ。雨も降ってるし。
カレーとラーメンのセット。
意味わかんねえ。ラーメンには昭和の特徴がこれといって感じられず、カレー
には「プロのための専門店」というたぐいの店にあるレトルトの味がした。まず
くはない、な、と自分に言い聞かせる。1年ぐらいすれば手詰まりになって入る
かもしれない。750円は安いのか高いのか。
雨なのにとぼとぼ散歩をする。
少し厚着をしてきたし、体調も回復気配ということで悪い気分ではない。街の
小さな書店に入る。特徴ある品揃えなんてのを期待したが、一方での期待通りに
たいした本がない。
最近は街の書店に元気がない
と言われるのがよくわかる。僕自身も駅前にある大型の店舗か、郊外の新古書店
にしか入らなくなっている。何も買わなかった。
銀玉店に吸い込まれる。
存在は知っていたけど入る気にならなかった店。雰囲気があまり良くないのだ
。勝手がわからない店で打つのは苦手なタイプなのだ。トイレとか両替機とか
、そういう詳細が大事だからね。それはともかく久しぶりだなと1,000円入れたと
ころで予告画面。
「最後のシ者」
やや珍しいプレミア(と言っても見たのは2回目だけど)。大勝ちの流れかと思
ったらその後は低調。時間はあるし気力もあったが、ねばる気分がなくて小勝ち
で逃げる。それでも2時間。気力と気分って違うよね。
帰宅して旅行の検討を続ける。
かなりシリアスな台風が関東にやってくる気配もあり、出発日が決めにくい。
たぶん3日か5日からの1泊2日になる。泊まりたい宿は決まったが予約は数日
あとになるかな。
いろいろ検討。
若狭湾付近が非常にアクセスの悪い地域だということがよくわかった。国内は
かなり多くの地域を訪問したことがあるけれど、たぶん福井県は初めてなんじゃ
ないか(もう1つ通ったことすらほとんどないのは熊本県)。鉄道で通過したこ
とはあるはずだが。
滋賀県の米原でクルマを借りると便利なのだが、返すために戻ってくるのが大
変。
ときに、
琵琶湖ってデカすぎないですか。
限度あるだろう、あれ。面倒でも京都までいったん出るか。そのほうが新幹線も
便利だ。米原に止まるのって少ないんだよな。切符も往復で買えるし、レンタカ
ーも乗り捨て料金がかからない。そのぶん大回りなドライブになるけれど、例に
よって激走好きだし・・・。夕方は読書。
『熱中大陸紀行 真昼の星』椎名誠を読了。
辺境地域(パタゴニア・アマゾン・チベット)の旅行記。
この著者らしさの1つである、しっとりしてやや暗いエッセイ風紀行文。僕と
しては好みではない。
椎名の旅行記にはさまざまな系統がある。
海べりにいってビールを呑んでばっかりいるもの、遊び中心で珍しい地域への
行くもの、写真と文章を寄り添わせるもの、私小説風に辺境を旅するもの。本書
は最後のカテゴリーに入る。
本書も写真はそれなりに豊富であるが、物足りない。
前記のような僕がよく知らない地域ということもあって、現場の風物に関する
記述を読んでもイメージが湧かない箇所が多かった。説明することそのものに重
点を置いたスタイルではないため、仕方がないと言えばそれまで。本書の欠点で
はなくて、僕の読み方に由来する感想文になった。好きな人もいるんじゃないか
な、という程度。
夕飯は昨日の続きモード。
肉じゃがは1日たって味が良くなった。煮物には共通の傾向あり。茹でオクラ
。熱湯で1分が基本だと思うが、いつもゆで過ぎるかも。ナスの漬物は3日が限
度か。色が悪くなるだけかもしれない。水菜とキムチのサラダ。水菜は密封して
冷蔵庫に入れよう。尾長鯛の刺身は
100グラム698円
と高いだけあって旨かった。たぶん来年度は食べられないだろう。キュウリは明
日でも食べられるだろう。味もこなれるだろうし。
なんだか寒くて、鼻水グシュグシュ。
本調子に戻るにはもう少しかかるだろう。はやく秋晴れの季節になってくれな
いかな。では。 |
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