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秋モードに向けた調整日記 |
10月6日 |
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日記とは断片である。
人生の1部を、ある1日という単位で切り取ったものである。しかし実際にそ
の1日を生きた書き手にとってはそうではない。1日はあくまで昨日とか去年と
か出生から続く人生の1部でしかない。
ある女の子が好きだとしよう。
いま好きだから好きなのだという面はある。昨日とか5年前は好きではなかっ
た。でも、いま好きであるという自分は、昨日まで毎日生きていたから存在しう
る。今までの人生経験の中から、たまたまではなく事情というかイキサツがあっ
て「好きでいる」気持ちがうまれたのだ。それを自覚していながら、
「僕はあおいが好きだ」
と認識するし、書くしかない。読み手は、書き手の長い人生のことを考慮してく
れないし、もちろんその必要もない。今日はそんな日記。たまには書き出しに凝
ってみたりして。
8時起床。
8時間ちょっとの睡眠でスッキリ。しかし外は雨。食材もほとんどなく、日本
ソバに卵を落として食べる。平常復帰を目指す1日になりそうだ。
定例試験の問題を解く。
市進の校内試験のこと。なんかさ、けっこう量が多くない? ただ多いだけと
いう気もするし、僕が英語を見るのは4日ぶりということでカンが鈍っているだ
けという気もする。
解き終わって、解答解説と照らし合わせ。
う〜む、昔、数年くらい前と違って解説が詳しくなってきた。こんなこと書い
ちゃアレだが(で例によって書くw)、最近はまじめに作っているのかも。前な
んか、内容一致の解説が
・全ての選択肢の和訳
・解答
だけで終わってたりしたもんなあ。良いことである。
しかしまた一方で、解説が長いと読むのが疲れる(@_@)
受験生時代にも感じたように、わかっていることをくどくど解説されるとイラ
イラしてくる、という感情である。それでも解説を熟読するのは仕事だから。解
説に載っていないことを書くというプリントを作るため。そうすると今度は生徒
様が読まないというジレンマを抱えるのだけど・・・。
この定例解説プリントも来年度から廃止しようかなと思っている。
こういうものを用意して、授業内でも少し解説して、復習の習慣づけを働きか
けているけれど、生徒様に定着してこない。なんだかやっていて虚しくなってい
るのだ。こういう言い方は良くないけれど、僕だけ苦労しているみたいで報われ
ない気がする。
しかしもちろん、今年度は継続する。
授業カリキュラムの都合で、このプリント作りは5・6・10・11月の4回ぶん
だけ。今回のぶんを作れば残りは1回だ。年度途中で方針を変えるのは良くない
。たとえ間違っていても、区切りがくるまで継続させるべきである、何ごとも。
とりあえず長く大量に書く。
ファイルをコピーして同じファイルを2つ作る。その1つの内容を削る。リア
ル授業で配布するには枚数制限があるから、同時に字数制限があるため。最初に
書いたものの6割くらいの長さになる。ワープロソフトを起動して、
B5サイズにレイアウト
する。「レイアウトする」ってすごい日本語だと思う。日本語が優れた言語だと
は全く思わないが、外来語といういわば吸収能力にだけは驚かされる。
内容削減のないファイルがどのように利用されるかは、ここでは書かない。
いろいろと制約がある。作業は明日以降になるだろう。生徒様は水・金・土曜
の授業時に問題を持参するようにヨロシク!
配布用プリントが完成したのは1時前。
やっと雨も小止み気配なので外出。といってもプールとスーパー。帰宅して天
丼弁当を食べ終えたら3時過ぎ。1日の大半が過ぎてしまったが、やるべきタス
クはかなりこなせて良い気分。ここから自由に時間を使える。さあ何をしようか
。
コーヒーでも淹れようか。
旅行中はコーヒーに恵まれない。わりに都会的な地域はともかく(京都とか)
、田舎にいくと(若狭湾とか)コーヒーが飲めない。ふつうの、ドトールやベロ
ーチェのような安い専門店のコーヒーでいいのだけど、それすらない。たいてい
はホテル、なければ観光地の食堂でそこそこまずいコーヒーを飲めるくらいだ。
銀玉もいいな。
書店はどうだろう。そもそも本を読むのもいいな。ヒミツの花園もやらなけれ
ば。エッセイも書きたい。さあどうしようととりあえずソファに横になって本を
読む。いい時間だ。落ちた。
5時半起床(-_-;)
・ひとくちサイズのお菓子は48個入りで食べきれない。2個食べたところで諦め
て会社に持っていこうと思う。食べかけをあげるのってヘンだけど、独り暮らし
だから事情はくんでもらえるだろう。あ、妻が帰ってきた。これを隠さなければ
いけない・・・
こんなご丁寧な夢まで見てしまった。すでに暗くなりかけている。そんなに疲
れてたの俺。薄闇のなかで目覚める昼寝の悲しさよ。7分悩んでコーヒーを淹れ
る。
いくら何でも、ここで夕食では芸がない。
HPの作業。旅行の写真の整理。エッセイを書き、風呂をわかす。これで2時
間ちょっと。昨日まで旅行で動いてきた自分が、動かない自分という日常に戻ろ
うとして体内リズムを調整している。そう考えないと、
大規模昼寝の説明がつかない
ような気がする。夕飯にしよう。
メインはチャンコ鍋。
具はキャベツとネギと鶏つみれ。久しぶりなので試作レベル。味がピタリ決ま
らなかったのは、具材不足もあるかも。まだ食材が充分にそろっていないのだ。
キノコは欠かせないかも。他にはサンマ刺とオクラ納豆とか、ウインナーとレタ
スとか。
寒いのでヌル燗は『白鷹 有機米使用純米たるざけ』。
白鷹は大量生産のメーカーだがそれはそれで良し。日常呑みの程よい値段の酒
ってのは大事だからね。杉樽の香りを楽しみに買ったところ、それほどでもなし
。杉の香りが少ないし、あっさりし過ぎて面白くない。これなら菊正宗の樽酒の
ほうがいいな。
明日から仕事が再開。
受験学年は一気に盛り上がっていきたいところだが、どうなるだろうか。旅行
という非日常からの回帰を意識する1日で、そういう日記でもあった。季節は本格的に秋である。
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