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たいしたことじゃない |
10月7日 |
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7時起床。
・将棋の初手に9六歩という奇手を選んだところ、右四間飛車で急襲されて惨敗
する。「初手がヌル過ぎるんだよ」と言うから感想戦で教えてもらおうとしたら
、相手にしてもらえず。
・3時10分からの授業は出席者ゼロで6時10分に帰宅。げっ、2年生の授業が6
時20分からあったじゃないかと慌てるが時すでに遅し。
という2つの夢を楽しんだ。
悪夢は良い目覚めの原動力なので(僕の場合は、だが)スッキリと起きられた
。朝食は久しぶりのピザトーストとコーヒー。
緒形拳が逝去のニュース。
早かったね。世間的には急逝(きゅうせい=突然死ぬこと)というところかも
しれない。僕には個人的な思い入れはないし、これといった代表作も思い当たら
ない。僕個人のイメージであえて言えば『ポケベルが鳴らなくて』だろうか。そ
れでも、非常に雰囲気のある俳優で、むしろ
代表作のないところが超一流のあかし
という気もする。存在感が全てという意味だ。ご冥福をお祈りします。
旅行の清算。
2泊3日で、自分のぶんは6万円ちょっと。1泊2食は友人宅でお世話になっ
たから、ちょっと高かったような気がする。往復の交通費が24,000円くらいでい
ちばん大きい。レンタカーのトヨタ・ヴィッツは2日で12,000円くらい。残りの
24,000円の半分が宿泊費で残りは雑費。
ガソリン代が高くなったそうだ。
1リットルで160円だった。走破距離はちょうど400キロで、満タンにして21リ
ットル(リッター18キロ超えって燃費がいいなあ)。3,300円くらいということ
になる。以前は1リットル120円くらいだったから、この旅行では800円くらい出
費が増えたことになる。
そんなに痛手な値上がりだろうか?
仕事や日常生活でクルマに乗る人はそうなのだろうか。1日平均60キロ弱で1
週間400キロ。1週間で800円の出費増だから、1ヶ月で3,200円くらい。う〜ん
、それほどの値上げではないと思うが。だって、
自家用車を持っている人って、お金持ち
なんですよね。1ヶ月で3,200円、1年で4万円ほど支払いが増えた程度で痛い
なんてことあるのかな。そんなに貧乏なのにクルマ持ってるの?
とまあ、意図的に怒りを買うように書いてみたが、事情のある人もいるんだろ
う。
現実的にクルマを日常で必要とする人は田舎(←都心の反対語としての意味)
に住んでいるだろうし、田舎にいれば収入は概して高くないだろうし。そういう
意味では、都会に住んで遊び本位でクルマを持っていてガソリン代アップを嘆く
人は、えーと、以下略。
午前中はヒミツの花園。
朝から曇り空で、10%くらい晴れ間が見える。洗濯物は干せても布団は干せな
い。午後からだんだん暗くなっていって、夜には少し雨。続いてプール。今週も
不調が続く。
先々週の好調はナンだったの、
というくらい。きっとマグレだったんだろう。スーパーで買ったランチ寿司が1
回目の昼食。うまくないが安い。398円だった。
午後は読書。
ひさしぶりに落ち着いて本が読める。
『本屋はサイコー!』安藤哲也を読了。
出版社の営業職から書店店長に転職し、さらにbk1に移籍(以上、執筆当時
=2001年の情報)した著者による書店にまつわるエッセイ。
自分がどうやって本を売っていくようになったかを語るもの。そこそこ。
書店本というのはそれほど少なくもない。
基本的に文庫と新書以外を読まず、1年に平均150冊くらいしか読まない僕で
も目につくのだから、類書は実はたくさんあるかと思われる。本書は書店業界全
てを俯瞰するというより、著者個人の生き方や書店観を提示するもので、一般的
というよりは個人的な見解を示すものである。
それだけに、ホリエモンさんじゃないけれど、言い方が鼻につく箇所はあちこ
ちにある。
もっともなことを言っているし、なかなかこうは言えないよなということもあ
るけれど、人をちょっとカチンとさせるような文章だ。僕はこういう少しの毒が
ある文章が好きなのでここちよいけれど、一般的にはどうなんだろう。ふつうで
はない本屋を作っていき、まだ初期段階にあったネット書店の世界へ移動してい
くような進取の気性ある人の書くものだから、そういう「当たりの強さ」がある
のは当然なのだが。
>僕は自分の言いたいことはどんどん口にしてきたが、それがいかに多くの理解
と誤解の両方を招くかを思い知らされた。(中略)
批判の声を浴びせる人に僕が言いたいのは、
「じゃあ、あなたはなぜ自ら発信しないのか?」
ということだ。
自らメッセージを発していないから、僕のような一書店人に、余計なことまで
期待してしまうのだ。自ら発信していれば、誰かに代わってもらおうなんて気は
起きない。
言わずもがなのことだけど、これからは誰もが自ら発信する時代だ。誰かに代
わってやってもらおうと考えるのは間違いだよ。
こんな感じ。
ほら、何かイラつくでしょ。変化を求め、実際に変化していく人にありがちな
ゴーマンさや、余計な一言がある。自分が保守的であればあるほどそう感じられ
るだろう(ゆえに、僕は全くイラつかない)。本書の筋に関係ない部分を引用し
たのは、それなりのオススメ度くらいかな、という僕の意見です。ああ余計な一
言(^_^;)
出勤前にHPの作業。
会員ページに1つだけ記事をアップする運びになって満足。2回目の昼食は家
でカレーライス。久々の授業ということで、腕時計を取り出す。3日(先週の金
曜日)で針は止まっていた。
基本的に、授業のある日をのぞけば腕時計をしない。
休日に誰かに会うなどの場合をのぞけば、腕時計は家に置いていく。まして旅
行に持参することはない。なくしたら困るし、旅先とは何かをなくすところだか
らだ。おおよそ、さっきのレンタカーを新車で買うよりは高いくらいのものとい
うこともある。
マイカーを持つ人には安物
だろう。時間という束縛の象徴である腕時計は、あくまで仕事のためにつけるも
のだ。時間を管理する仕事ということ。コリコリとネジを巻く。
授業は2年生。
順調に過ぎていく。授業後に相談の生徒様が来た。冬期講習の 「『アプロー
チ』国公立大英語」を受講するべきかどうか、という内容。いろいろと生徒様本
人の事情(志望校や他科目の受講予定など)を質問してから答える。ここでは一
般化して書いておく。
・基本的に国公立の長文しか掲載されていない
・国立私立とは関係なく、ハイレベルの英語問題を知るためにもある
・問題解法の詳細には立ち入らない
・千葉大志望者で受講しない手はない
・Gクラスからの挑戦も不可能ではない
・しかし非常に難しい
・上の1行でヒクようでは国公立は厳しい
といったところだろう。
現状のテキストはご存知の通り。
文法も精読も大切だが、それが全てでいいのかどうか。文法も精読も長文も設
問処理も同時に学んでいって、結果的に文法→精読の順番で仕上がっていくのが
現実ではないか。順番に仕上げていくのではなくて、
同時進行で勉強するからリンクする
というものだろう。この時期になってくれば、今の3年生は身にしみてわかって
いることだと思う。文法や精読を軽視するのがどれほど愚かなことか、それらだ
けに拘るのが同じくらい愚かなことか、それらが大事だとわかってくるのが長文
を読めるようになりかけた時期ではないか、ということが。
帰宅して夕飯。
昨日の鶏ツミレが残っていたので、レンコンと一緒に炒めてキンピラ風にする
。友人宅でご馳走になったときに、奥様の作ってくれたキンピラ(ゴボウとニン
ジン)が旨かったということもある。わりに単純な調理動機とも言える。なかな
かの仕上がりで満足。甘辛って旨いよね。
他には茹でオクラとか。
キュウリとキムチの和え物とか。ごま油をかけるから美味しい。季節終わりに
も程がある枝豆とか。いくら何でも9月が限度だ。サンマの開きの塩焼きとか。
塩焼きにするなら一尾そのままがいい。ビールはもう販売の終わったキリン『秋
味』。1ケースぶんくらい買い置きしておいた。
秋らしくなって、夜がとても静かだ。
追記:会員ページ「語る;初級編;その他」に記事を追加しました。
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