予備校講師でわるかったな！

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そろり風邪模様

10月14日

  痛恨の10時起床。
  １時半に就寝だったから、たいした寝坊だ。いちど８時過ぎに目覚めて「ああもう少し寝てもいいか」と思っての結果。自責の念（自分がわるいと思う気持ち）があるのに不愉快な目覚めとはどうしたことか。

  何かの工事の音がうるさいなあと思っていた。
  夢はハッキリしたストーリーを持たず、布団を直したいのに直す気分にもなれない。どうせ寝坊をするなら

グッスリ眠って失ったのは時間だけ

でありたい。十分に眠れて目覚めるなら、それはそれで「引き分け」という気がする。２度寝のときに体が冷えたのか、一日じゅうハナをすすっていた。

  急ぎ朝食、原稿仕事からスタート。
  独り蟹工船でしたよね、たしか。２日間もサボったので気力は充分。脳も意外に回転が早く、40分くらいで貧困脱出。じゃなくて原稿終了。続いて授業準備。こっちもサボってたからなあ。集中するために音楽をかける。わざわざコンチェルト。うるさいくらいのほうが集中できる。

  どのタイミングでプールに行こうかと考えていたら、お昼過ぎから雨が降り出す。
  昨日の予定では早起き→午前中にプールだったので、見事に台無しになった。もちろん天気予報をチェックしておいて、計画を立てておいたのだ。計画を立てないで人生が回るわけもない。しかし、立てた計画はだいたい実行できない。ここで受験生は、

「夏の学習計画表」

でも取り出してみよう。ホラ、ちゃんと計画は未遂に終わっているでしょう？

  人にイヤミを言っている場合か。
  質より量が大切だと真剣に取り組む。量をこなせば自動的に質が上がる。が、その途中でハラ減ったな。雨なんだよな、外食すんのタルイな。集中してないじゃないか(-_-;)

  保存系食品棚にベトナム風フォーがあったので作ることに。
  麺を水から入れて、沸騰して５分煮る。面倒だな。野菜も入れるか。昨日のモヤシの残りは出来上がり40秒前に投入。同じく豚バラ肉は３分前に。異なりネギの青い部分は２分前に。それなりの味になるだろうと思ったら、それなりの味になった。こういう

下らないことだけは予定通り

に進む。即座に授業準備に戻る。

  鼻水がとまらない。
  だいたい午前中はノドや鼻の調子が悪いことが多いのだけど、午後になっても治らない。寒気も少し。もともと今日は寒いのか、判断がつかない。本格的な鼻かぜか、それとも本当の風邪か。よく、鼻水・鼻づまりに苦しむ花粉症の人が、

「鼻およびその周辺機器を取ってしまいたい」

と苦しさを表現する。傍（ハタ）からすれば何じゃそりゃと思うのだけど、自分がこうなってみるとよくわかる。人生なにごとも同じようなものかもしれない。ずるずる。

  出勤前にヒミツの花園少々。
  雨は一切やんでくれない。細かいタスクをできるだけこなしておいてから出勤準備。授業衣装に悩む。微熱があるようで、厚着をすれば汗が出る。しかし授業中は暑い。どうしよう。タンクトップの上にＴシャツ、長袖シャツを羽織って上着を着て、

マフラー着用

という意味不明の格好で出勤。

  途中で吉野家の牛丼を今日も食べる。
  暑い。汗が出る。風邪のときに汗をかくのは非常に良いこと（というよりベストの治療法）なのだが、今は授業の前なのだ。着替えを持参しなかったことを後悔する。幸いなことに今日は２年生の２コマなので、それほどしんどいはずもない。授業前に風邪薬を服用（ほとんど利かなかったが）。

  はだづまりですびません。
  という挨拶に始まり、「はだづまりですびませんでしだ、まだらいしゅう、おづがれざまでした」という挨拶で終える。校舎がらにげづようにぎたぐ。文章まで鼻詰まりになる必要はないか(^_^;)

  夕飯を丁寧に作る気力はない。
  豚バラ肉を出し汁に入れて、ブナシメジを追加してポン酢で食べる。大根オロシと白ゴマを食べる直前に追加。大根は風邪に利くし、バラ肉の脂っこさも緩和してくれる。作りおき食品はキュウリの辛み漬け、ナスと大葉の酢の物、卵のしょう油漬け、枝豆。市販のキムチとメカブ。汗を出すためにメカブには七味トウガラシをかけた。

  酒はいつもの通り。
  ビール350ＭＬ缶１つ、メインの日本酒はヌル燗ではなく熱燗。鼻が利かないので、開封してある日本酒の中からあまり美味しくないものを選ぶ。だいたい５本くらいは封を切ったままにしておいて、気分や体調で呑み分けている。仕事や家事と同じように、

選択肢を増やしておく

という狙いである。いつも体調が万全なわけもないし、毎晩のように盛り上がりたいわけでもないから、当然の方策になる。

  食欲はあるので最悪の体調ではない。
  たっぷり寝て、明日の朝スッキリ晴れていれば体調は戻るだろうが、予報は昼まで雨。どうなることかと楽しみな気分もあるのは、微熱で少しだけハイになっているからだろう。おやすみなさい。お、珍しい締めくくり・・・。

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