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修道士はセックスレス 10月26日


  8時過ぎ起床。
  休日にかぎらず、「今日はいつでも昼寝ができるな」と思えば睡眠不足でも起 床してしまう傾向。眠いときに眠れる生活が良いか、規則正しく眠れる生活が良 いか。人それぞれ。

  早起きしたからというわけでもなく、ネット徘徊。
  毎日のように見るページもあれば、ヒマなときに読むページもある。日常的に は4種類くらいのサイトしか見ないので、毎日ネットにかける時間は10分くらい だろう。こうしてたまに集中的に見ると1時間くらい過ぎてしまう。


  先日の将棋竜王戦第1局の話題を少し(よびわる的詳細はヒマここ)。
  梅田望夫さんがそのブログで面白いエントリーをしていた。対局中の昼食の話 題である。挑戦者の羽生が1日目に注文したのはスパゲティ・ナポリタンであっ た、それは何故か、という話題。

なぜパリでわざわざナポリタンなのか?

  僕も不思議に思っていた。
  このエントリーで謎が解明された。羽生の回答には爆笑した。こういうものは ちょっとしたこぼれ話に過ぎないけれど、拾ってくるのが難しい。さすがに世界 の広い人は違うなと感心。そうか、対局者だってメニューを見て注文するんだな ぁ。


  梅田望夫の竜王戦観戦記をやっと通読できた。
  対局当日に読むには分量が多すぎて、また同時にサイトのエントリーは彼の観 戦記だけではなかったので、こうして後日にまとめて読もうと思っていたのだ。

  13回に分割された記事は

原稿用紙に換算すると80枚くらい

ということで、かなり読みでがあった。
  いや、読みでというより、長すぎて(そして文字が小さすぎて)画面で読むの はきつかった。まだウェブ画面というのは集中力を必要とするコンテンツ=文章 を読む道具としては稚拙だ。ちゃんと精読する必要があるものなら、紙媒体がは るかに優れている。僕が死ぬ頃までに改善されているかどうか。ちょっとムリだ ろうなという予想。


  今度はTVで将棋を観ながら授業準備。
  あれこれ調べながら進める(つまりあんまり考えない)タイプの準備なので可 能な作業。調べていることが

be absorbed in というのは本当に覚えさせる優先度が高いのかどうか

なんていう抽象的な内容なので、けっこう手間がかかる。もちろん覚えておいた ほうがいい(ってか覚えなきゃダメだろ!)のだけど、

need doing のほうが優先順位や汎用性が上じゃないか

なんてことを考え出すから、キリがない。汎用性は「はんようせい」と読み、ひ ろく使えるという意味。表現は「汎用性が高い・低い」がふつうだろう。


  1回目の昼飯は雑炊。
  昨晩の小鍋の残り汁に、ご飯とエリンギとネギと卵を入れて。インパクトは弱 い。予定通りに昼寝を1時間。目が覚めたら腹しぶりで停滞する。だから本を読 む。まいどまいどですいません。読書が趣味なんです。


  『セックスレスの精神医学』阿部輝夫を読了。
  精神科医がセックスレス問題とその処方箋について語るもの。
  専門性や有効性は知らないが、非常におもしろかった。文句なしに良書。

  著者紹介によれば、著者は91年に「セックスレス」という言葉を初めて使い、 学会で定義した人なのだそうな。
  言われてみればそうかな。僕が高校生だった80年代にはそんな言葉はなかった と思うし、一般化したのはせいぜい20世紀末くらいかもしれない。セックスレス は身体の問題であると同時に精神の問題でもあり、もちろん両者にまたがる領域 を持つ病気である。著者は精神科医ということで、どちらかと言えば心理面から のアプローチを中心に論を展開している。

  セックスに関する本は一般的におもしろい。
  あまりにも個人的なことであるために、一般的な症例というか方法というか、 えーと、その、

ヤリ方が違う

からね。本書にも、男性のマスターベーションの方法の差異によって生まれるタ イプのセックスレスなんていう記述があって、こんなことをここで書いていいの か知らないが、カキ方が違うんだな、知らなかったなあ(やったことないなあ) なんていう間抜けな感想を持ったりもした。握力10キロ以上はダメなんだってさ 。いやあ知りませんでした。半分冗談はともかく(^^ゞ

  全6章のうち男性側からの視点が3章というのは、やや片手落ちかもしれない 。
  著者が男性だからやむをえないのか、そもそもセックスレスというのは男性主 導でおこる病なのか、それは僕にはわからない。ただもちろん、セックスレスと いうのはパートナーがいてセックスがその人間関係から欠落するということなの で、男性を語るために女性の存在が前提になっていることに不足は感じない(な お、本書には同性のセックスの問題は除外したという記述がある)。

  なるほどとヒザを打ったのは第6章。
  タイトルはずばり「セックスレスの処方箋」。いやーオドロキましたわ。こん なに色々な処方があるんだね。さすがに引用しないけど、「ノン・エレクト法」 なんていうものまであるんだ。目からウロコというか、そうかあ、

健康にモリモリとセックスができるって素晴しい

ことなんだね、なんていう感慨もあった。誰にでも身に覚えがあるだろう。ない ? そういうあなたはセックスレス予備軍だよ、たぶん。

  オススメの対象はどういう人なんだろう?
  すでに実際にパートナーがいながらセックスレスの人は当然かな。あるいは、 セックスに嫌悪感や忌避感を持つ若い人なんてのもいいだろう。「早漏は100% 治る」なんていう記述もあって感心した。オイ、若い男子、朗報だろ(^^) 僕自 身は性的に全く問題ないのでどうでもいいけれど、問題は

我が生活そのものが修道士

ということかもしれないなあ、なんてバカな感想文を書いてる場合かオレ!


  まだ腹しぶり。
  しかし腹は減ったので、レンジでできるパスタ。ちゃんとした料理を作る気分 でも食べる気分でもないし、まいっかという感じの2回目の昼食だった。こうし て停滞するばかりではツマラナイので、無理して図書館へ。返却期限を過ぎた旅 行本を返し、また次の旅行本を借りてくる。日曜日ということで混雑していた。

  夕方はヒミツの花園。
  先週は何のかのと用事があって、ほとんどできなかった。もっと頑張らないと いかんのだが。一日中くもり空。朝にはパラリと雨もふった。まだ換気のために 窓を細く開けていられるくらいの温度。

  腹しぶりは続いた。
  流れを変えようと途中で家事をはさんだり。いろいろと心労があって、しかも 6日連続で外出の用事があったから、ストレスが胃腸に来たのかもしれない。基 本的に虚弱体質とも言える。

  体調を戻すために暗くなってから銀玉店へ。
  そんな言い訳があるものかと皆さんは思うだろう。僕も思う。やっぱり日曜日 だから混んでいる。おめーら、日曜日くらい家族サービスしろ。ジリジリと負け を増やしていくイヤな展開。さらに、小負けの範囲で帰れないという最悪の展開 になった。お、押しボタン予告で碇シンジのプレミアが。

>頑張れ! ここが踏ん張り時だ!

合わせ技で13連荘。無事に11,000円勝ち。負けた話が少なくて申し訳ない。ひょ っとして、今年はトータルプラスになるかもしれない。


  夕飯はチャンコ鍋。
  やっと鍋シーズンに入ってきたというところ。焼いた鶏モモ肉・いわしツミレ ・エリンギ・水菜・白菜・キャベツ・ゴボウ・ネギの具に、塩・コショウ・砂糖 ・しょう油・酒・ごま油で味付けする。ダシは不要。なるほど、こういう件名に なるはずだ。
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