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だって、わかんないんだもん 10月28日


  9時半起床。
  ひどい寝坊は昨晩の呑みすぎのせいかも。二日酔いはまったくない。9時間も ねむれば当然か。快晴なので慌てて洗濯する。シーツを洗うために8時に起きる つもりだったけど、まあ過ぎたことだ。


  授業準備。
  2学期ぶんは全て終わった。10月8日に「文化の日を目標に」と書いたので、 けっこう頑張ったなという気分。もちろん当日または前日の準備は残っている。 プリントを選ぶとか(作るのは全て終わった)、見直しをするとか(だいたい内 容を忘れているので)。それらは日々の雑用の中に入るので、事実上は「ほとん ど終わった」というところ。

  正午をまたいでヒミツの花園。
  文句のつけようがない晴天が続いて気分が良い。22℃くらい。朝夕にぐっと冷え込むのが本格的な秋の証拠。空気は乾燥している。お肌の手入れに気をつけたい季節になってきた。僕の場合は、

家事による手荒れ

に注意することになる。8年くらい前はチョークによる手荒れだったのだが、時 代は変わった。


  外出して新古書店。
  目があって40分で22冊も買った。新記録か(かなり無意味だが)。作家の司馬 遼太郎に有名なエピソードがある。歴史小説家であった司馬が、あるジャンルの 書籍を探すとする。資料にするためだ。すると、

そのジャンルの書籍が神田の古本街から一掃されてしまう、

という逸話だ。資料を徹底的に研究する作家であったとはいえ、またたぶん多少 は誇張が入っていると思うが、恐ろしいことである。司馬のエピソードを語る人 がいれば、3回に1回くらいは紹介される。僕ですらこの逸話を5箇所くらいで 読んでいる。

  『よびわる』著者のエピソード。
  買うのは全て下らぬ役にも立たぬつまらぬエッセイばかり。しかも文庫 。信原の通う新古書店、

信原が来るたびに下らぬエッセイの在庫が尽きる、

という逸話だ。これまた恐ろしい。喜ぶのは店ばかりだ。しかし、こうして愚書 を集めることで毎日の下らない日記がエンエンと生産されていく。後世まで語り 継がれるにちがいない。


  遅い昼食はカレー店。
  たしか新居に越した翌日(過去ログを調べたら07年7月2日だった)に試した ことがある。まずいよと思った記憶はあるから、少しは良くなっているかもと期 待して入った。ビーフカレー。変わらずまずかった。たいしたものだ。また1年後に試してみよう。きっと変わってないはずだ。


  火曜日なので時間がある。
  家の中で写真を撮ってまわる。11月からのトップページに使うため。たしか、

2月;PCと机と将来の嫁
5月;机とソファ
8月;書斎と豪華で高価なイス

で来ているはず。仕事とかHPに関係する「書く場所」に関係するものが多いようだ。来月も同系列にするかしないか考えどころ。

  撮影も苦手科目。
  広いとは言えなくても撮りたいところはたくさんあり、思った構図の写真が撮れない。外光の入り方とか、アングルでずいぶんと変化の幅がある。ブログのように、画面いっぱいに写真を掲載できればいいのだが、僕としては、画像はあくまでオマケのコンテンツである。だからなおさら難しい。

新居画像をトップページに据えるのは

2010年度まで継続するつもり。家(マンションだが)を買うなんてめったにないことだし。


  出勤して2年生の授業。
  無事に出席率は戻った。先週はやはり学校の定期テストだったみたいだ。ここぞとばかりに、先週の授業内容に関することを指名しまくる。基本的に順調、さくさく帰宅。


  夕飯は珍しく洋風に。
  アクアパッツアという料理を作った。キューピーのイタリア料理用調味料を使ったもの。白身魚を焼いて、レトルトをぶっかけるもの。アクアパッツアって、なんだかよく知らない。包装の説明によると、

>水とワインで煮込む料理

とのこと。さらに、

>アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノをベースに、旨味を凝縮したドライトマト、ブラックオリーブ、ケーパーを加え、白ワインで仕上げた風味豊かなソース

という説明もある。「アーリオ・オーリオ」ってナンだっけなあ。他のカタカナ語はさすがに理解できる。


  白身魚はタラとアマダイになった。
  昨日、実家の母に持たせてもらったのがタマタマこの2つだったから(もう1つはサワラだった)。2切れ使うのは、このレトルトが2人前仕様だから。オリーブオイルで両面を焼いて、レトルトをかけて蒸し煮にする。けっこう旨かった。自力でも作れるだろうとは思う。が、オリーブとかケーパーとかドライトマトを少量用意するってのが難しいな。

  洋風料理の知識が少ない。
  上記のように、食材管理・調達が難しいのが1つの理由。ドライトマトなんて、買っても3ヶ月に1回しか使えないと思う。オリーブオイルだって最小のビンを買うくらいだ、いわんやオリーブをや。

  2つめは、カタカナが苦手なこと。
  外国語をそのまま移したコトバが非常に苦手。ぺペロンチーノかペパロンチーノか。発音と表記が一致しない日本語形態の代表選手で、材料名はおろか料理名すら覚えられない。

「アオーイ、ジュテーム、シルブプレ? ケスクセ? ジュヌセパー」

という感じである。わからないのに和訳すると、

「あおい、愛してる、お願いします。これ何? ボクよくわからないあるね」

となる。何言ってるのかわかんないのは俺だよ!


  最後の理由は、外食経験が少ないこと。
  味加減はプロの作ったものが最高の見本で、

外食で味を覚えていくのが家庭料理上達のコツ

の1つである。僕が和食中心に作るのは、やはり食べた経験値が圧倒的に高いからだ。日本人だし、日本に住んでいるから当然ではあるが。

  しかも、日本における高級な洋食の外食は、男女で行かないと許されない雰囲気がある。
  イタリア料理ならともかく、フランス料理を♂2人で食べにいけるか? 食べに行ったことあるか? そんな勇気あるか? あれ。

アクアパッツアってイタリア料理か?
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