予備校講師でわるかったな！

各ページのご案内はコチラ

わかりはじめたマ～（以下略）

11月４日

  寝坊して７時半起床。

・押し売りの中学生を締め上げたら、「誰に頼まれたかは言えない」とぬかしやがった。お前なァ、チュウボウのくせにふざけるんじゃないよ！

という夢だった。

  プールでサウナに入っていると、おじいさんたちが政治談議。
  航空幕僚長が更迭されたというネタ。おおまかに言えば、

＞自衛隊の現職関係者が、さきの戦争に関して「侵略戦争ではなかった」という論文を発表して、それって政府見解と違うじゃんやばいじゃん、お前なんかクビだぁ

となった事件である。こんな要約でだいたいＯＫ？

  おもしろかったのは、おじいさん４人の見解。

３人「侵略戦争じゃなかったに決まってるじゃないか」
１人「いろんな意見があるわな」

  なんだかすごいねえ。あの、よく読んでくださいね。「侵略戦争じゃなかった」という歴史観なんですね（僕がそう思ってるんじゃないよ）。もちろんそういう意見があっても問題ないけれど、いくら少人数とはいえ、

75％が侵略戦争じゃなかったと思ってる

ってとんでもない高率じゃないか。彼ら４人は察するに昭和１桁生まれということで、こういう論調になったのかも。

  ある意味ではメディアの操作でもある。
  新聞のようなメディアに接していると「え、侵略戦争って認めないなんてアリ？」と思ってしまうけれど、ちゃんとこういう意見もあるのだ。僕自身は、侵略戦争であったともなかったとも思わない。ノンポリなので。

  スーパーでお好み焼きを昼食用に買って帰宅すると、ニュースで小室哲哉（49 歳）逮捕とのこと。
  すでに朝刊に載ってはいた。これまた面白かったのは、街角の学生さんらしき人へのインタビュー。こんな感じだった。

＞親の世代から知っていたんでショックです

  おお、親御さんがすでにその世代なんだね。
  その学生さんは20歳くらいに見えたから、親御さんは1960年前後の生まれくらいだろうか。小室氏とほぼ同世代ということ。ＴＭネットワーク（っていうんだっけ？）で同時期の青春を謳歌したのかもしれない。

  僕くらいの世代だと、チトずれる。
  globe とか小室ファミリー（どちらも固有名詞に自信ナシｗ）くらいになると、こっちが20代中盤以降になっていて、音楽に高い関心を示さなかった。あれ。ちょっと論理矛盾。いまネットで検索したら、ＴＭネットワークって80年代後半か。単に僕が彼や彼の音楽に興味がなかっただけだ。へぇ、渡辺美里のマイレボリューションを作ったんだ。あれ、

ワシが高校１年生のときだった

ような気がするな。わかりはじめたマ～イ、レボリューション！　オレもアノころ若かったな！　おい高校生、このへんの話題ついてきてるか？

  最後に。
  詐欺容疑くらいでまだ良かったんじゃないか。もっとミットモナイ犯罪があるだろう。たとえば・・・。

１、詐欺
２、幼女誘拐
３、女子高生買春
４、万引き

これなら「１、詐欺」がオトナとして一番マトモな気がする。

  やっても構わない、という意味じゃないぞ。
  まだマシ、というところだ。２とか３だと失笑するしかないし、４まで来ると話題にするには不足するほど情けない。他にも「５、大麻栽培」「６．振り込め詐欺」などの選択肢が考えられるが、こういう黒い冗談が理解できない人も多いだろうからこの辺で(^_^;)

  午後は様々に。
  読書も仕事もヒミツの花園もＨＰの作業も。午前中にプールを済ませた効果、すでに授業準備を済ませた効果は大きい。ほどよく晴れて空気は乾いた。干し物もバッチリ。ああアメリカの大統領選の話を書いていないか。やっぱり

黒人にＮＯ！

という結果にならなければ良いと思う。改行ピッチを取った部分だけ読んでいる人に誤解させるように書いてみた。一般の日本国民は、「ていうか、選挙にどんだけ時間かけるのあんたらガイジン？」と思っているだろう。僕の意見は何もない。

  校舎へ行くと、某講師に遭遇。
  拝顔の名誉を賜るのは、なんと９年ぶり。某講師のセリフ。

「今世紀はじめてです」

お返しに、

「先生、太りましたね？」

と一撃くらわした。「もう９年過ぎてトシ取りましたから」と笑って返してくれだけど、年齢もキャリアも上の人に失礼なことをした。ここで現場に代わって謝罪m(__)m　読んでないと思いますが・・・。

  講師同士は、出講校舎が異なれば普通は会わない。
  ９年ぶりの講師にお会いしたのは、僕の予備校講師人生で初めてかも。彼は僕より市進講師のキャリアでも年齢でも３年くらい上である。予備校講師に先輩後輩上司部下という発想はないが、敬う（うやまう）べき人である。少なくとも、礼節を欠かしてはいけなかった。反省。

  僕もだいぶベテランになった。
  今年で13年目。僕より市進のキャリアが長い講師はかなり減ってきた。仮に市進キャリアだけで順序をつけるとする。全ての講師数は100人とする。僕はベスト20に軽く入ってしまう。下手をすればベスト10に近いかもしれない。

それだけ終わりが近い

ということだ。だから、こうして僕より「先輩」にあたる彼に会えたことは嬉しく思う。大横綱は土俵際の粘りがすごいと言われるように、今後も頑張りたいと思う良い契機だった。

  ２年生の授業は順調。
  ２学期に入ってマイナー文法の内容が続くので、飽きさせないように苦労する。マニアになればキリがなく、かといって知らないと点数にならない項目が多く、だから覚えてもらわないとセンターレベルでも得点できないから教えることも必要で、さりとて理論構築が必要な項目でもないから難しい。

  そうそう、来週（11日）は授業がないのでヨロシク。
  授業後に教室に所用で入ってくれた某スタッフから、

「先生、来週は休みだって言いましたか？　生徒（さま）、信原のボケが授業あるって言ってたポイって反応でしたよ」

という指摘があったため念押し。たしかに、定例試験休みを告知しなかったのは僕のミス。ま、授業設定日・休講日をチェックできないようでは、最上位クラスにいないと思うけどね、ミスはミス。

  帰宅して夕食。
  豚肉が余っているのでメインは肉豆腐。ちゃんと豚肉を炒めてから煮ると旨いね。サブはサンマ刺。そろそろ三陸産のそれに移ってきた。銚子で水揚げされるものが並んだら、生で食べられるのは残り２週間になる。せいぜい今月中で終わりだろう。なお、

これからは塩焼きが旨い

ことだけは忘れないようにしたい。脂がのってきたからね。グラム当たりの値段が最も安く、しかも旨く、ゆえに最もコストパフォーマンスの良い魚であることもお伝えしておきたい。

  サンマ刺は、僕が高校生のころにはない料理だった。
  水揚げから陸揚げまでの時間はそれほど変わらないだろうから、冷凍技術が改善されたはず。これをもて、

わかりはじめたマ～イ、レボリューション！

と言わずして何というべきか？

これまでの日記はコチラ