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冗語性が高いが |
11月21日 |
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9時半起床。
就寝が3時近かったので今日も少し寝不足かな。予想したよりも昨晩の酒は早
く抜けて二日酔いはナシ。店で飲んだ旨い日本酒の名前が思い出せない。
味の記憶で覚えるもんだ
というカッコイイ言い回しがあるけれど、僕にはそんな自信はない。ビンのラベ
ルを見ながら飲んで、やっと覚えられるかどうか。
ちなみに、飲んでいたことと記憶の欠落は無関係。
お会計は2人で6840円。3000円を出そうとしたら「いやいや信ちゃん遠いから
電車代に」と2000円だけ受け取ってもらった。もちろん交通費はちゃんと会社か
らいただけるので、ギャグである。
マグロ刺とツブ貝刺とイカゴロ焼きとメンチカツと生ビール合計5杯と日本酒2
杯
を飲み食いした。帰宅してから日記を書き、ワイシャツだけ洗濯し(メッシュの
袋に入れて手洗いモードなので他のものと分ける、すぐ洗わないと汚れが落ちに
くい)、冷蔵庫常備のウーロン茶を作ってから就寝した。ホラ、酔ってないでし
ょ。
もう1つ昨日の続き。
11月の第3木曜日に解禁される新酒のワイン、ありますね。ボージョレ地区で
取れるやつ。あれ、表記は「ボジョレー・ヌーボー」じゃなくて
「ボージョレ・ヌーボー」が正しい
みたいですね。
でも実際は(というか僕は)「ボジョレー」と発音していると思う。
したがって、今までの過去日記では全て「ボジョレー・ヌーボー」と誤記して
いるはず。似た話題で、まえにも「みんなアタッシュ(ケース)と発音している
のにアタッシェ(ケース)が正しい」ということを書いた。外来語や和製英語に
限らないことかもしれないが、発音と表記はきっちり一致しない例が多い。
訂正はしない。
自分の中で、発音と表記のバランスをどうするか考えている途中だから。いつ
かルール化できるかもしれないし、その必要はないと悟るかもしれない。来年の
僕はどう書くだろう。たぶん「ボジョレー・ヌーボー」だな(^_^;)
金曜日3点セット。
整骨院の受付のお姉さんに、またまた「これからおでかけですか?」と質問さ
れた。彼女はとても社交的で明るい人なので、ほとんど口をきかない僕(基本的
に自閉症なのです)に会話のきっかけを提供してくれるわけである。が。
A:荷物を持っている
B:土日月の3連休の前日である
A+B=これから旅行である
僕が持っているバッグにはプールの道具が入っている。
1泊2日の荷物が入るくらいの大きさなので、彼女のあたまの中にはこういう
式が成立するらしい。またあるいは、僕が平日の昼間にノコノコ来るので、
C:この人は無職である
A+B+C=これから旅行である
という式が成り立っているのかも。「あの、僕、いちおう働いているんですけど
」とは説明せず、プールなんですよと言っておいた。きっと来年になると、それ
が連休前であれば、同じことを質問されるだろうけど。
プールを済ませてスーパー。
駅弁大会をやっていたので、カルビ丼を買ってきた。ヒモを引っ張ると温まる
という例の仕掛け。この仕掛けの弁当の例にもれず、量がすごく少なかった。食
後に読書。
『おブスの言い訳』植松晃士を読了。
30代女性がいかに美しい40代を迎えるか説教する毒舌エッセイ。
ファッションに関するアドバイスは僕にはわからないけれど、とにかく笑える
。
本書が単行本で発売されたのは2004年。
立ち読みして「お、なかなか面白そうじゃん」と思ったもの、こんなん単行本
で高い金を出す意味はないだろとパス。文庫本になったのは2007年。「やっと文
庫になったか」と思ったけれど、新刊で買う本かよとパス。今年2008年になって
新古書店で見かけたのでやっと購入。ここまで待つ必要があったのかと思わなく
もないが、待っただけに面白さもひとしお。
10代や20代の若さを捨てきれない30代の女性。
著者によれば、30代は「見た目の個人差が激しくなる」時期である。このまま
ダラダラと「オバ」化するか、美しくあろうとふんばって永遠の「姫」として生
きることができるか、その端境期にあるのが30代=おブスである。どうやらタイ
トルは、「おブスはみっともない言い訳するんじゃないわよ!」という意味らし
い。
30代に、人は特に外見から衰える。
これは男性も同じだと思う。身をもって感じるといいますかね。まだ若いぞと
思ってはいるけれど、20代のファッションや立ち居振る舞いにムリが出てきて、
「もうトシだしテキトーでいいや」と思う部分も増えてくる。自分だけはださい
オッサンになってたまるかと思うのに、面倒だなと感じる時期でもある。本書は
女性向けに書かれているが、男性にもあてはまることが多い。
それにしても、すさまじい毒舌。
著者のようなオカマだかニューハーフというのは毒舌キャラが多いものだが、
本書の毒舌はかなり激しい。たとえば、母親として学校行事に参加する際の服装
について。スーツ(スカート)にあわせるのにナチュラルカラーのストッキング
は難しいという。ふだん、パンツスタイルばかりで「脚を出すのも久しぶり」と
いう人にはなおさらだとする。
>カジュアルという“ぬるま湯生活”に慣れきって、ハレの日を優雅に演じきれ
ないオンナなんて、女優として失格よ! え? 「ワタシは女優じゃない」?
そう思ってること自体、“オンナの人生劇場”から、すでにリタイアしてしまっ
ている証拠なの!
なるほどなあと思う。
たしかに普段着で油断していると、イザという日にキッチリ決めようと思って
も、なかなかうまくいかない。まったく人のことは言えないけれど、男性の40代
のパパの外出着なんて、ほんとオッサンくさいもんな。あれはやはり、ふだんの
生活で洋服に気を使う習慣がないことに起因していると思われる。
またあるいは、レストランやブティックで、まともなお客として扱われない経
験について。
レストランで食事をするのは、雰囲気やサービスといった環境にたいしてお金
を払うことであるとした上で、場所にそぐわない人というのは不愉快な存在にすぎ
ないと断罪する。そして。
>外出先でアナタの身分を証明してくれるのは、外見だけ。ハッキリ言って、「
いかにもお金を使わなさそうな人」と判断されたら、歓迎されないのは当然じゃ
ない? え? 「外見で人を判断しちゃいけないって親から言われた」ですって
? じゃあアナタは初対面の相手を、見た目で判断したことが一度もないって言
うの?! キレイ事はよして頂戴!!
ムチャクチャな語り口ではあるけれど、言っていることはきわめてマトモだ。
こういう本は読む気にもならないという人は、せめて目次だけでも目を通すと
いいかも。「チマチマしたジュエリーは、チマチマした幸せしかつれてこないわ
!」とか。多少ヒクと思うけど、良い本です。素直におもしろかった。
出勤前に昼寝を30分。
陽が短くなったぶんだけ低くなり、部屋の中にやわらかく差し込んでくる。窓
を閉め切れば暖房はいらない。ソファで、毛布をかけて、陽だまりの中でする昼
寝はステキだ。リビングは南側にも西側にも窓があるから、まさに陽だまりが出
現するのだ。このマンションを買って良かったなあ、と思う瞬間たちの1つ。仕
事です。
授業は順調に。
すこし欠席率が高かった。そういえば水曜日もそうだった。急に寒くなって風
邪がはやっているのかもしれない。今週は代講2発で「ふだんの生徒様に教える
のってラクだな、奴らに会いたいな」と思っていたので(偽善)、ちょっと残念
かも。
授業前後や休み時間は、来年度の話でもちきり。
「もちきり」は「そればっかり」の意味。土浦は誰が行くんだ、海浜幕張はど
うなの、赤羽はどうなのよ、とか。この数年は講師の校舎変更が多くなったよう
な印象。「あの人(講師)はあの校舎(がメイン)でしょ」という流れは少なく
なってきたような。それだけ校舎の数が増えてきているし、同時に、以下略。
寒い中を帰宅して夕飯。
・鳥スペアリブの昆布煮(いつもと同じく旨い)
・水菜とスモークサーモンとクルトンのサラダ(水菜を洋風に調理するのは難し
い)
・カブの浅漬け(まさに旬に入って、大きくて安くて旨い)
・一昨日の残りの湯豆腐はポン酢ではなく自作ナメタケで味付けして(ここまで
いくとどうかと思う)
・生サバは塩焼きにして大根オロシで(味噌煮にするには空腹すぎた)
ざっと洗い物を済ませて、日記書きと食後酒。
つまみはクリームチーズをクラッカーにつけたもの。太るが旨い、旨いが太る
という典型のオツマミである。もちろんお酒は、昨日の残りのボジョレー・ヌー
ボー。ほら、ね(^_^)/~ |
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