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さらば、悲しみの休日 11月23日


  9時前起床。
  まだ眠いのに目が覚めて眠れなくなったための早起き。わりにキツキツのパン ツ(下着のほうです)をはいていたせいか、やや腹下し気味というのもあったか も。男たるもの

キツキツのパンツをはきたい

ときもあるわけだが、僕の軟弱なお腹には合わないようだ。いま皆さんが読んで いるだろう連休2日目(24日・月曜)に、いきなりシモのネタで申し訳ない。


  先週は代講騒動で、ひさびさに連続6日で授業があった。
  火曜日以外は1日3コマだから、1週間で17コマ。ラクではないが疲れるほど でもない。代講の6コマは全て再放送のテキストだったから、この点はラクチン 。通勤はちょっと大変だったけど。

  代講という

行きなれない場所で初対面の生徒様に接する

という心労はあったかも。
  そりゃあまあヤ×逃げモードではあったにせよ、1回コッキリだからこそ良い サービスを提供したいという思いもあり、かなり気を使った。ふだんはラクして るから、たまにはいいかな。僕個人としては、1週間に15コマくらいだと気分的 にも体力的にも収入的にも満足かな、と思う。再来年は何とか近づけるように努 力したい。


  というわけで午前中はTV将棋を観つつ、押し気味の家事をすませる。
  続いてスーパーへ。「グラコロ丼」なるものを昼食用に買って食べた。要する にコロッケ丼。こんな名称でマックから苦情は来ないのだろうか。安いわりに美 味しかった。

  ヒミツの花園。
  やっと一区切りついた。この表現が初めて日記に登場したのは2007年の1月1 日だから、2年近くかかったことになる。明日から第2段階に移ることになる。 朝から曇りで、正午から晴れた。洗濯物はちょうど乾いた。それなりに寒いが、 お日様が出ればそれなりになんとか、くらいの天気。午後には暖房が不要という レベル。洗濯物を取り込んでから読書。


  『さらば、悲しみの性』河野美代子を読了。
  副題に「高校生の性を考える」とあるように、10代、特に高校生女子に向けて 書かれた本。
  長く読み継がれる価値のある名著。

  詳しくは後日のエッセイにゆずる。
  要約すれば、10代の悲しい性をどうやって扱っていけば良いか、現実的な側面 から産婦人科医がアドバイスするもの。セックスをどうすればいいのか、避妊と はどういうことなのか、中絶でいちばん苦しむのは誰なのか、どうすれば悲しみ の性を喜びの性に変えていけるか、といったことが書かれている。

  本書は1985年に出版され、文庫になったのは14年後の1999年のことである。
  それだけのロングセラーである。長ければエライってもんではないけれど、初 版から14年もたって文庫化されるというのは、出版業界の見事な「発掘」だとい える。僕にはかねてから文庫に関して主張(希望)していることがある。

1、読み継がれる価値のある本だけ文庫にしろ
2、文庫にした以上、かんたんに絶版にするな
3、そこんとこ出版業界は真面目に考えろ

  それはともかく、本書は圧倒的な名著と言える。
  高校生というナイーブな世代に、これだけキッチリと性を語る本はそんなにな いだろう。目線が高校生にまっすぐに向いているのが良い。おそらく類書はいく らでもあるし、匹敵する本もあろうかとは思うが、集英社文庫という比較的入手 しやすい形式で出版されているのは、なんとも素晴しいことである。女子高校生 だけでなく男子も読むように。教育関係者(塾・予備校業界を除く)も読むよう に。このニッポン、

もっとちゃんと性教育やらな、あかんで。


  4時前から1時間ほど昼寝。
  相撲観戦かな。いややっぱ銀玉だなと外出。仕事続きでストレスもたまってい るし、と自分に言い訳。今日も遊パチの『アグネス・ラム』。ナカナカでかいな 。出玉が、です。本当かよ(^_^;)

  1,000円。
  回らないので隣の台に移動。こっちはまあまあ。さらに3,500円で初当たり。 2箱出して、ズルズル飲まれる。しかし、回るともいえないので台を移動。 3,000円で食いつく。しかし、この台もイマひとつ回らない。どうすっかな。1 箱の半分くらいを持って台を代わる。これで4台目。

  持玉がなくなる直前から当たりだす。
  なんとかプラスに持っていきたいと粘って、3箱近くまで行った。時間は8時 。ああ今やめれば『篤姫』の後半だけは観られるなと思う。たぶん5,000円くら い浮いたはず。明日の独りデートの資金が出て良かった。

いいじゃないか、小勝ち。

残り玉を箱に移す。保留玉を見送ってからやめよう。保留は残り2個。待つ。最 後の1個で、それほどアツくはないが珊瑚礁リーチ。


  保留玉を見ないで立ち去る人がいる。
  自分が打った玉なのに、最後まで見届けないでどこかに去ってしまう人だ。大 当たりは1発の玉からスタートする。たしかに最後の1発で当たる可能性は非常 に低いけれど、外れるまで見届けない人の気持ちはわからない。勝負なんて、結 果が最後まで出なくちゃわからないじゃないか。いやいや、最後の1発で大当た りなんてほとんどないことではあるけど、可能性の問題として。確率の問題とし て。

  もちろん、こう書いた以上、結果は皆様の予想通り。
  さきの珊瑚礁リーチで大当たり。ああこれで日記に書けるな、書くと嫌われる なと思う。粘る、悪あがきする、ときどき良い結果が神から与えられる。そこか ら駆け抜けるような7連荘。何があっても諦めてはいけないという典型パターン になった。

  受験でもそうじゃないか。
  たとえ偏差値40でも、最後まで諦めないことが何より大事だ。もうダメだと思 った連中は、

最後まで粘ること自体を放棄して逃げ出している

と言える。諦めて何が手に入るんだ、そこのお前。え。

いい話にスリ替えてるだけじゃないですか、この日記!」

んなこたぁ当然なんだよ、このお百姓! 連荘が終わって上皿だけ打ち込んで、 今度こそと逃亡または勝ち逃げ。18,500円勝ち。


  帰宅して夕飯。
  メインはタラチリ鍋。ほかの具は豆腐・ネギ・水菜・シイタケ。おいしい。タ ラチリ鍋はシンプルなほうがいいから、水菜は余計だったかも。他には、レタス とパプリカでツナサラダ。僕はマヨネーズを常備しない主義なので、デキはいま ひとつ。ツナはやっぱりツナマヨですね。

  日本酒は喜多方の『弥右衛門 純米辛口 無濾過』。
  常温で飲むとたしかに辛い。何が無濾過なのか相変わらずよくわからないけど 。ヌル燗にしても辛い。繊細な造りの逆で、アバウトというか力強いというか。 これが(たぶん)無濾過の成果なんだろう。けっこう美味しい日本酒の1つとす る人はいるかも。僕はもう少し上品なほうが好きかなってトコ。

  明日も休日。
  ひさしぶりの連休で、今夜はゆっくりできそう。明日は外出の予定があるけれ ど、お休みモードで非常に気楽。人生は忙しくありたい一方で、のんびりできる もの嬉しい。それでは。
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