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拾う力 |
12月3日 |
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7時半起床。
目が覚めたら問答無用で起きる、二度寝はすまいと決意した甲斐があった。カ
ーテンを開ければ快晴の空、というのも良かったかも。そのかわり1日中ねむか
ったかな。日記短縮化計画に基づき先を急ぐ。
午前中は授業準備。
きのう苦しんだぶんだけ、今日は一気に進んだ。きのうはあまりにも不調で、
ひょっとして「行き詰った」のかと思ったら、
実は今日のために「煮詰まった」だけ
だったみたい。何をどう準備する必要があるかハッキリと見えてきて、全力疾走
。エンジンがかかる、とはまさにこのことかと思うくらいだった。
U期(1月6日までのターム)のぶんは全て終了。
もちろん授業直前に見直しは必要。いつものように最低レベルの準備が終わっ
たということ。よく晴れて暖かく、布団干しが好調なのも良かった。
ついでにHPの作業もできた。
自己紹介の更新。よくこういうおバカなことを思いつくな、と自分に感心。歌
詞の引用は著作権の問題がウルサイので、ウェブではやめておくほうがいいらし
い(裁判員に選ばれた話題はNGとか)。もっとも、替え歌ってのは元の歌を知
らない人には面白くもなんともない。知っていても面白くない場合は僕が面白く
ないということ。それはお互いに諦めよう。
1回目の昼飯はソバ。
昨日の鍋の残り汁を利用して。プールで小さなアクシデント。
左股関節に故障発生。
正確には違和感を覚えた程度。持病の腰痛に起因するもの。クロールのときは左
足からキックする習慣がある。その蹴りだしの瞬間に股関節に痛みが走ったわけ
。
僕の体調不良はいつも左半身からやってくる
という話は、去年の12月19日に書いた。大事をとってプールは300メートルで中
止。
出勤。
今日から3年生は通年授業の最終週ということで、授業衣装はスーツ。グレー
の3つボタン。シャツは白地に赤の細いラインが入ったニナリッチのダブルカフ
ス。ネクタイは6年くらい前の卒業生♀に頂いた赤のチェック(ニワトリ柄w)
。グレーに赤はあわせにくいから(基本は紺だろう)、組み合わせに悩んだ。
今月の定例試験の結果が出揃った。
いつものように(前回はヒマここ)最高値→中間値→最低値の順番で。
・Qクラス 63.8→59.3→45.8
・Cクラス 65.3→48.8→35.3
・Lクラス 48.8→40.5→37.5
特に変化なし。
この時期になると、偏差値がどうこう言ってもしょうがない。気になるのは、
あくまで自分が受ける大学の過去問正解率だろう。模試の偏差値というのは
「まあ一般的に考えればアンタの能力はこんなもんよ」
という概算値だから、個々の大学の個別の受験結果とはあまり関係がない(多少
はある)。この時期に限らないことだが、偏差値に一喜一憂してもメリットはな
い。なお、来年からは
最上位1名と最下位1名を除いた数字
で公開しようかなと考えている。理由はまた来年度に。
ところで、偏差値に関して現実的に困る場合がある。
受験校を決める問題だ。高いとかそれなりに良い場合はベツとして、えー、お
できにならないっつーか、努力が数字に表れにくいというか、むー、まあ早い話
が偏差値が低すぎる場合ね。偏差値40台前半ってところ? はじめからハッキリ
書けよ!
ご本人は、ある程度まで「自己責任」を感じているだろうからいいだろうか。
困るのは、市進の場合ではカンフェリー(進路指導の専門職)だろう。ふつう
に考えて、偏差値40台前半だと、確実に受かりそうなところは数字的にはない。
倍率も低くなったことだし、まあどこかには収まってくれるだろうし、そういう
結果のほうが圧倒的に多いだろう。
しかし、それは結果が出てからの話だ。
自分の担当する生徒様の成績が偏差値40台前半ということを目の当たりにして
、カンフェリーは、叫びたいだろう。
「なんだっていいから勉強しろテメェェェェ!」
「この偏差値で安全校なんかあるかぁぁぁあ!」
もちろん叫ぶわけにもいかず、生徒様と一緒になって「何とか受かりそうなとこ
ろ」を捜索することになる。聞いたことのない大学とか、例年のように定員割れ
している大学とか。そしてきっとカンフェリーは思う。
「この大学にこの子を行かせて、この子の将来とか人生は大丈夫なんだろうか・
・・」
胃が痛くなるだろう(そのわりにご本人がケロッとしていることもありそうだが
)。このあたり、講師はノータッチで済ませられる部分なのでありがたい。カン
フェリーの皆さんは頑張ってくださいね(^−^)
PCクラスのまとめ。
なんだかね、このテキストの異様な易しさは何とかならんのっていう気がする
。せっかくの4限ゼミ(つまりオプション講座)なんだから、もっと負荷をかけ
ないと中堅大学の合格実績がボロボロになってしまうと思われる。そのぶん補充
プリントで強化を計ったが、どこまで奏功したのかは不明。授業自体は順調だっ
た。
Cクラスのまとめ。
例年に増して授業運営が大変だった。これは僕の過失で、生徒様の能力を実際
よりも高く見すぎているということがわかった。もっと基礎レベルに落としてい
いだろう。いまその準備をしているところ。1つ上のQクラスにレベルアップさ
せられる生徒様が少なかったのは、僕に原因があるはず。授業自体は先日のアン
ケートの好結果でわかるように、後半に立て直すことができたかなってとこ。
さくさく帰宅。
夕飯のメインは定番の豚バラ肉と大根の煮込み。ゼロから、つまり仕込みナシからだと30分ほどかかるのが欠点。でも何より旨
いし、3日ほど日持ちするのもありがたい。しょう油と砂糖と豚の脂があわさっ
た旨さと言ったら。他には冷奴に松前漬けをのっけたものとか、ラッキョウの残
り汁にカブを漬け込んだ(2回目)ものとか。
そうそう、昨日の日記に感想を頂いた。
読書感想文が面白かったとのこと。感謝。どうみても良い本だったとは思えず
、だからこそ僕なりの解釈を加えようとして書いた甲斐があった。その本の絶対
的あるいは相対的な面白さの問題ではなく、
その本で読者は何を感じたか考えたか
を書くのが大切なのだと改めて認識した。そこに何があったかではなく、そこで
何を拾ったかが重要だ。読者様に読みごたえを感じてもらうのに、必要な部分な
んだろう。
追記:「自己紹介」を定期更新しました。 |
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