予備校講師でわるかったな!





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簡単なことじゃない 12月5日


  8時40分起床。
  あまりに面白い夢を立て続けにみるので寝坊してしまった。

1、むかし片思いをしていた女の子を(以下略)
2、「だ」と「である」の使い方が間違っている、という糾弾メールがやってき て困惑
3、乗換えを間違えて小出駅9:34分発の郡山行きに乗るが、果たして夕方から の授業には間に合うのだろうか

1はよくあるもので(いつも顔がない女なのだ)、2はふだんから悩んでいるこ とで、3はテツ旅行への熱い想いが現れたものだとおもう。


  将棋の竜王戦をTV観戦しながら朝食。
  先手の渡辺が必死に攻めていく。食後に少しだけヒミツの花園。朝から雨とい う予報だったが、曇り空は夕方まで持ちこたえた。南風で暖かい。整骨院、プー ル。腰痛をだましだまし550メートル。チケットショップで図書カード1万円を 9,700円で買う。

  昼食は焼肉店のランチ。
  ここもご多分にもれず、最近になってランチ営業を始めたクチ。店員はネイテ ィブ系のお姉さんで、無愛想。偏見は多少あるが、接客業の外国人って両極端な 気がする。今日はわるいほう。それはともかく、焼肉と言えばカルビだ。さてメ ニュー。

・和牛カルビランチ  1,890円
・カルビランチ          980円

和牛を注文できるブルジョアは手を挙げよ(-_-メ)

  ご飯が少ない。
  お代わりをしたいが、メニューには「大盛り100円増し」とある。お代わりを すると200円と遠まわしに宣言しているのだろう。ここは声を大きくして主張し たい。

焼肉屋というのはどうしてここまでコメ代をケチるのか?
ランチくらいご飯お代わりサービスでもいいではないか?

まあ、肉を多く食べさせるためにご飯を比較的高値に設定しているんだとは思う 。でも、ランチで肉のお代わりをする客がいるとも思えないから、焼肉店全日本 連合はそのあたり検討していただきたい。そんな連合はあるのか。肉は旨かった 。


  午後は授業準備とか来年の準備とかモロモロ。
  ネットで将棋を観戦しながらなので、作業的ものを中心にしておく。出勤時に は折悪しく(おりあしく=タイミング悪く)ゲリラ豪雨。降り始めたなと思った 20秒後には滝のような雨だった。3年生は最終週ということで今日もスーツだっ た。

この雨1回でクリーニングに出すハメ

になった。なんてこった(@_@;)

  あまりに痛い出費だ。
  でも傘をさしていてもズボンがぐっしょりでは仕方がない。乾かしてアイロン がけだけではシミになるし、生地が傷むからね。クルマの増加による大気汚染の せいだと思う。


  PLクラスのまとめ。
  集客が悪いのは全校舎的なものらしい。先月、代講で他の校舎に行ったときに それがわかった。講座としては、特に偏差値50以下の生徒様には非常に価値が高 いものだと思うが、この不景気の世の中、時間とお金をオプション系の講座に回 す余裕はありません、というのが消費者の本音かもしれない。「講師からの(受 講)誘導がもっとも効果的」と上の人にはよく言われるが、

それって10年前の幻想

を引きずりすぎ、かと思う。

  受講料を下げる方法を考えてみたらどうだろう。
  テストゼミ形式にして、(予習の)時間的な負担も軽減する。どうしても成績 下位になるほど予習をやらない(やれないのかもしれない?)傾向はあるのだし 、むしろ教室で予習してもらう形のほうが、内容の定着もいいかもしれない。30 分演習で50分解説、くらいだろうか。

  受講料を下げる根拠をどこに求めるか。
  話は簡単、講師の時給を下げれば良い。演習時間も監督する必要はあるから、 講師を拘束する必要はある。が、実質的な授業時間は減るわけだから、時給を下 げても問題ないだろう。講師は反発するかもしれないが、現実的に10年前と同じ 給与体系ということにはムリがあると思う。同じことはPCクラスにも言える。 繰り返すが、

10年前と同じことをゴリ押ししてもムダ

と考えるべきだ。もちろん自戒をこめているのだけど。


  Lクラスのまとめ。
  春からずっと(最下位レベルの)Lクラス、という残留生を例年よりも多く出 してしまったのは失敗。彼らもそこそこ勉強しているようだけど、なかなか偏差 値という下らない数字に変わっていかない。今までとは違うスタンスを作ってい かねばという危機感をもってやってきたが、奏功せず。なんとなく感じるのは、

予備校らしい授業がかえってムダ

になっているのかも、ということ。とりあえず来年度はこのレベルを担当しない (過去13年間では1度もなかったこと)ので、いったん離れることで違った方法 を発見できるかもしれない。あまり自信はない。


  帰宅時に某講師と話す。
  今月に長い連休があることについて。彼は僕の半分ほどの休みで、海外に行く という。景気いいですなあ。せっかく長い休みなんだから旅行でも行けばいいじ ゃないですかと言われる。そりゃそうなんだけど、先立つものがねえ。来年も( 一応)仕事があるんだから、ヒマなときに行かないと行けなくなりますよと言わ れる。わかるけどさ、それって。

勝ち組だから言えることなんだよ!

と思う。なんとかして這い上がらなければ。


  夕飯は昨日の続き。
  竜王戦は渡辺の勝ち。固く守って攻めて勝つという意味で、このシリーズでは 初めて渡辺らしい将棋になった。完勝だと思う。第1局ではその戦い方で完封負 けして、第2・3局では羽生のいいようにされた。結果的に勝った第4局も、内容 では完敗に近い内容だった。カド番を2回しのぎ、何より

自分らしい内容で勝てた

ことに自信を深めただろう。羽生持ちの僕としても拍手である。

  一方、羽生はちょっと慌てているだろうか。
  受けてたって明らかな完敗である。星勘定を気にするレベルの棋士ではないか ら、「ああこれで3勝2敗なんだっけ」と局後に思うくらいだろう。僕個人の感 想としては、羽生らしい

コマが踊るような柔らかな指し手

が全くなかったというところ。潮の満ち干に似た、攻めと守りのタイミングを見 るに敏な着手は皆無だったと思う。

  これで渡辺2勝、羽生3勝。
  将棋界の7番勝負には「3連敗後の4連勝」はいちどもないが、渡辺は狙って いるだろう。長い目で見た場合、今までの歴史にはなかったことをやりかねない 棋力があると思う。逆に、羽生は次局の先手番が正念場になりそう。件名は充分 に練ったもの。
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