各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
冬至に春一番 |
12月21日 |
|
8時前起床。
家にいなければいけない用事があるので、いつもと同じ1日になるはず。授業
準備の最終チェック。U期(12月26日から1月6日)のぶん。
前半4日は4コマ、後半4日は5コマ
ということで、生活にゆとりはないはず。授業は教室に行きさえすればいいとい
う完全な状態を作っておく。あさってまでにはミッション・コンプリートとなる
でしょう。
10時20分から、毎日曜日のようにTVを観る。
そうか、今年の日記ではもう将棋ネタを扱わないことにしていたんだっけ。お
昼前にご飯を炊いて、お昼ご飯はレトルトのカレーライス。1合で炊くと必ず少
しだけご飯が余る。半膳ぶんくらいかな。オヤツ用に塩むすびにしておく。
料理上手とはいえなくても料理好きな僕が苦手にしているのは、このお握り作
り。
これ、手をぬらしてやるの? 塩はどういうタイミングでつけるの? どうや
ったら三角形になるの? ご飯の固まったヘンな物体になるのは俺だけ? など
の疑問から逃れられない。慣れが必要なはずだが、ご飯を炊くのは2ヶ月に1回
くらいだろうか。
食後にヒミツの花園。
朝からよく晴れて、夕方には少し雲が出た。干し物は基本的に良好な経過をた
どったけれど、午後2時くらいから南風が異様に強くなった。おかげで暖かくは
ある。昼間以降は暖房不要。
用事は、消火器具の一斉点検。
なんでこんな年末にやるんだろう。それはいいとして、時間指定が
「×階から×階は1時から5時」
というアバウトなもの。せめて2時間くらいの枠に収めてもらいたいものだ。い
つも書くように、独り暮らしだとバルコニーに一瞬出るだけでも「不在」扱いに
なってしまうからだ。独り暮らししている奴なんてのは人でなし、とみなす傾向
が世の中にはある。3時過ぎに点検は終わった。
昨日に続いて大掃除モドキ。
まずはキッチンのシンクを磨く。ステンレスというのは、磨き甲斐という面で
は建材(なのか?)でナンバーワンなのではないか。ステンレス自体が水場にあ
ることが多く、水あかというのはそれだけ汚れになる、というだけのことかも。
晴れていることもあって、ピカピカになる。気分が良い。
さらに部屋の整理。
衣類にとりかかる。いわゆる室内着ですね。検分すると、2つのことがわかっ
た。
1、もうボロくなったものをガマンして着ている
2、買ったのに下ろしていないものが多すぎる
1は服に限らず、洗面で使うタオルなどもそうだ。貧乏性かつ貧乏なのでそうな
るのかもと思いつつできる限り処分。2はスエットのたぐい。1,000円のトレーナ
ーとか。「新品はコレ」とするためのゴミ袋につめる。収納が豊富とは言えない
部屋なので、もっと工夫する必要がありそう。明日もがんばろう。読書。
『ホットドッグの丸かじり』東海林さだおを読了。
『週刊朝日』に長期連載されている食べ物エッセイをまとめたもの。
あれ、以前に『週刊文春』って書いてたかも。すいません。
質は落ちない。
ありとあらゆる食べ物への想いが簡潔な表現でキッチリ描かれる。解説の角田
光代の言葉を借りる。
>私たち読み手は一人残らず、「丸かじりシリーズ」を読み、「そう、そう、そ
う」と膝を打った経験があるはずだ。(中略)今まで考えたこともない、いや、
考えはするが、言葉にはしなかった食べ物へのあれやこれやが、まったくかたち
を損なわずに文章にされたとき、あるカタルシスを覚える。それが「そう、そう
、そう」であり、膝を打つという行為となってあらわれる。
引用すればキリがない。
「“肉マン走り”の人々」の冒頭から。
>肉マンは大きいほど嬉しい。
肉マンは熱いほど嬉しい。
そしてこれは大きいことと関連があるのだが、肉マンは重いほど嬉しい。
大、熱、重、この三つが肉マンの三大条件だ。
比類なき説明である。この「××の丸かじり」はどの巻から読んでも問題がない
ので(本書が21冊目)、未読の方は古本からでもスタートしていただきたい。
いつものように夕刻に某所に出かける。
ヒマだから行くのではなくて、食費を稼がないと生きていけないから行くのだ
。必死なのである。幸いなことに、
日曜夜8時から観るべきTV番組
からは解放された。ビデオもDVDも持てないビンボーな僕にとって、TVの前
に定時に座る1年間はきつかった。
8時過ぎに帰宅。
法に則って11,500円を拾ってきた。「のっとって」というのは、書かされると
意外に難しい漢字かもしれない。これで明日は威風堂々とスーパーに行ける。漢
字は読めただろうか。
今日は冬至。
昼間の時間が1年で一番短いそうだ。たしかに入店した5時前にはほとんど夜
の気配だった。ひょっとすると、夜の時間が一番長いのかもしれない。同じよう
な気がする。内容一致問題で、そういった下らないロジック(以前だが)の選択
肢にひっかかっていないだろうか。受験生のみ注意していただきたい。
夕飯はしのぎ飯。
きのう焼いておいたブリをレンジであたためて大根おろしで食べる。おととい
作ったモヤシのナムル(2種)の残り。生キャベツ。4日前に作ったカブの浅漬
け。納豆。もずく。ゆで卵のしょう油漬け。はんぺんのバター焼き。大根の葉っ
ぱ。
「最後のは何だ?」
大根の葉が出ている部分(上部1センチくらい)を切り取る。
小皿に入れて、水をはっておく。すると、3日後あたりから、新しい葉っぱが
生えてくる。小皿はダイニングテーブルに置いてある。4センチくらいに伸びた
葉っぱを手でもぎ取り、ポン酢につけて食べる。
収穫の5秒後に食べる、これ新鮮。
生活費に困窮しているのである。南風は異常に強くなり、春一番のような荒れ狂
いようである。地震かと思うくらい窓が揺れている。
|
|