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時間を無駄に使う快適独り暮らし術 |
1月3日 |
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8時10分起床。
・ビジネスホテル『白神』の喫茶店に潜入して、アイスクリームを盗んでこよう
。えーと、6階か。あれ、冷凍庫の中はハッシュドポテトとか冷凍スパゲッティ
ーとか、業務用スーパーで買ったものばっかりじゃないか、手抜きしてやがんな
あ。アイスはどこにあるのかな、ないのかな、あれ、店員さんが来たから訊いて
みよう
という夢だった。
アイスなんて1年に1回も食べないし、盗みに入って質問までするとは。固有
名詞の意味不明さも良い。世界遺産だろう。朝食は昨日の小鍋の残り汁に卵を落
とした日本ソバ。おいしい。
朝のうちにメール書き。
いわゆる年賀状メールの返事は昨晩から書き始めた。リアル社会の若い人がほ
とんどで、よびわる読者からも少々。ありがたいことです。メールだとぺっぺけ
ぺという感じで書けるし、ポストに行く必要もないからラクね。「まだ返事がこ
ねーよ」という人はちょっと待ってておくれやす。原稿仕事少々。どってことな
し。
外出してスーパーへ。
3日分の食糧調達。明日からはまた5コマで料理をする時間が満足に取れない
から、作りおきの利くメニューを考えて買う。まだスーパーはお正月モードで、
エビとかカニとかを売り出ししていた。昼食は手巻き寿司。独り手巻き寿司とい
うのもナカナカきますよ。午後はゆるり読書。
『部屋を広く使う快適インテリア術』宮城由紀子を読了。
お金持ちがお金にモノを言わせていかにステキな暮らしをするかを語るアドバ
イス本。
それはそれでいいけど、タイトルが不適切なんじゃないか。
家の中を快適にするという本はけっこう好きだ。
完全インドア派の僕にとっては、限られた空間で無限の工夫をする(または工
夫を想像する)のは楽しいことである。この手のアドバイス本なりマニュアル本
は即座に役立つことは少ないけれど、「こうしたらどうなるかな?」と考えなが
ら読むのは読書の楽しみの1つである。以上が本書購入動機。
写真が豊富で、しかも美しい。
『華麗なる一族』のセットまではいかないにしても、これは良い暮らしだなあ
(少なくともプチブルだなぁ)と最初のうちは思っていた。が、25%くらいまで
読み進めると、ある事実に気がつく。写真に使われている部屋が広すぎるのだ。
僕が下流系マンションに住んでいることもあるのだろうけど、こんな家に住んで
る人しらないぞ、と思い始める。190ページほどの本書の中盤、96ページのリビン
グの写真、その奥にあるもの。
暖炉(だんろ)。
いいかげんにしろ(-_-メ)
いくら何でもおかしいだろ。漢字が読めなかった中高生もたくさんいるでしょ
う。わしなんか暖炉のある家に入ったことがないどころか、ナマで暖炉を見たこ
とすらあるかないか。「部屋を広く使う」んじゃなくて、「もともと広い部屋を
使う」だけじゃないか。庶民をなめとるのか。これはタイトルに騙されたなと思
うが、時すでに遅し。
ただし、一般論が多いとはいえ、室内インテリアの基本的な考えを知ることは
できる。
色の組み合わせとか、素材と質感の関係とか。デザイナー志望の小中学生なら
ば、このくらいの基本は早い段階で知っておきたいと思われる。それにしてもさ
、これ金持ち向けすぎるって。だってね、寝室の話題。就寝の場所であると同時
に身支度や着替えをする場所である、と。そうだね、その通り。だから充実した
収納が求められる、と。しかり。さりとて。
>スペースが取れれば三〜四畳のウォークインクローゼットがあると便利です。
どんだけ広い寝室なんだよ!
2時半、布団など干し物をとりこむ。
明日から干し物をする時間がないからありがたい晴天だった。この1週間くら
いは冬晴れが続く。この時期らしい寒さだが、昼間は太陽の光があたたかい。コ
ーヒーでも飲もうかね。そうさな、銀玉店あたりで飲むかな。外出。
「どういう発想なんだよ、それは!」
最近の、でもないけど、銀玉店ではコーヒーが飲めるんですよ。
もちろん有料(40玉=160円くらいの店が多い)だけど、ちゃんとドリップした
もの。店のお姉さんが注文を取りにくることもあるし、台のランプで店のあんち
ゃんを呼んで注文しても、お姉さんが持ってきてくれる。お姉さんがどの店でも
アンナミラーズ風
というのはどうかと思うにせよ。
え、160円って高い?
持ち玉で買うからそうでもないかと。玉を、えーと、チョコレートっていうか
、日本銀行券に替えるとお店に何%か控除されるから(控除がないところを「等
価交換」と言います)、品物に替えるのはトクなんですね。それでも高いという
人は、120円の缶コーヒーを買ってください。
「要するにパチンコやりたいっていう言い訳なのか!」
そんなもんさっさと読み取りなさい(-_-;)
最初の500円、2回転目。
ブイブイブイブイブイッ!
来たよ、久しぶりの座って一発ツモ。二発だけど。バタバタと3箱出る。コー
ヒーを買うヒマがなかった。どうする? 作戦があるわ! さぁ、行くよ。
ダッシュ(;一_一)
カニ足男と化して勝ち逃げ。昨日までの負けを一気に挽回しようなんて思っち
ゃ駄目。足元を固めるように確実に勝ちを押さえておく。苦手科目の追い込みと
一緒ですよ、受験生諸君。コーヒーなんか家で飲もうゼ。1時間半の滞在で、分
給170円くらいかな。帰宅途中で日本酒とワインを買った。
陽のあるうちに帰宅し、待望のコーヒー。
少し昼寝もして、風呂に入り、夕食。メインは大根と豚バラ肉の薄切りを煮込
んだもの。いつもは中華風に作るが、今日は和風。大根と肉をさっと炒め、
酒としょう油とミリンと出し汁で煮込んで仕上げに豆板醤
と書けば奥様がたには想像がつくだろう。
他には。
大晦日に食べたシマアジの刺身は冷凍しておいた。豆モヤシのナムルは2種類
つくった。キュウリとカブの浅漬けにはユズを混ぜて。おせち料理の食べ残しを
片付けた。酒量はいつもと同じ。早寝するからね。
さあ明日が仕事始め。
世間は4日が日曜日で「1日トクした」気分につつまれているだろうか。僕の職種では曜日配列は関係ない。去年と違ってハイスペックのスケジュール。たった3日間だから、体調管理さえ注意すれば何てこともない。そうだ、今日でセンター試験まで2週間を切ったね。
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