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死ぬことが前提 1月17日
  9時半起床。
  またもや夢の話で申し訳ないが、内容と寝返りが呼応するという珍しいものだ った。夢はA地点からB地点に移動し、B地点からC地点に移動して、絵巻物を まきなおすようにA地点に戻ってくるという内容。この

A→B→C→B→A

という移動が(記憶にある限り)4回繰り返され、

B→Cで左に、B→Aで右に寝返りを打つ

というものだった。ちなみに、移動手段は東武鬼怒川線だったというのがテツ見 習いならではというか・・・。


  午前は省略して、午後に千葉県某所へ。
  用事は生命保険の見直し。僕の担当氏がたまたま休日出勤しているので、つい でに事務所に来ていただけませんか、ということでノコノコ出かけていったわけ 。契約したときは、担当者が僕の家や家の近くに出向いてきてくれたものだが、 保険屋なんてこんなもんか。

  生命保険に入ったのは11年前だ。
  20代後半だったそのころの僕は収入が増え始め、そろそろ結婚することもある のではないか、将来への備えを始めてもいいんじゃないかと考えるようになった 。ちなみに当時つきあっている女子はいなかったが、30歳が見えてくれば結婚と いうのも現実味を帯びてくる(ような気がする)ものである。コラ、ここでゲラ ゲラ笑うな(-_-メ)

  細かい話は省略しよう。
  簡単に書けば、今は11年前ではないわけで、僕をとりまく状況も大きく変わっ た。収入は減るいっぽうだし、それだけ僕も年を取ったし、両親も同じだし、僕 は住宅ローンを抱えている。生命保険というのは、とんでもなく長いスパンで考 えるべきものごとだから、そろそろ見直すのは当然とも言える。

長く生きたぶん、死までの残り時間は少なくなった

ことは認めなければいけないし、それに応じた具体策を講じることは必要である 。


  担当氏との懇談は2時間弱にも及んだ。
  細かいケアを売りにしている保険会社だけあって、なかなか懇切丁寧な話だっ た。当たり前だが、僕が死んだ場合にどういう遺産を残すべきか(残したいか) という抽象論から、残ったマンションをどういう形で両親に使ってもらうかとい う具体論まで、ずいぶん突っ込んだ話をしてきた。入ったら入りっぱなしではな く、ときには、つまり人生の転機には見直しが必要。担当氏の

「実はわたし昨年リコンしまして・・・」

という話には笑った。

  生命保険というのは、別に本人(この場合は僕です)が死ななくても資産形成 の1手段として有効なものでもある。
  どのタイミングで解約するか、保険料を減らすか(保険金が減る)、増やすか (保険料が減る)。もちろん全ては

本人がいつ死ぬかは不明だが、まあきっと死ぬ

という前提で話されるわけだけど、とても面白い話だった。非常に有意義ってい うのかな。

  さて、担当氏の話。
  どう思いますか。一般的な家庭では、生命保険にどれだけのお金をかけている か。男性の場合なら普通に妻がいて、子どももいるというアバウトな状況設定で はある。保険料の年収にしめる割合は、ちゃちゃちゃ、ハウマッチ?

「そんなTV番組知りません」
「大橋巨泉ってまだ生きてるのか?」


  担当氏による正解は、年収の8〜10%。
  どうでしょうね。年収500万円(額面)で1年の保険料が40〜50万円になる。1 ヶ月で4万円前後。そんなもんなのかしらね。お金や資産という事柄においては平 均値なんて意味がないものだが、僕としては「えっ、そんなにたくさん払ってるの ?」という感じ。帰りにラーメン店で2回目の昼食。感想なし。


  帰宅途中で銀玉店に寄る。
  日銭を稼いでこよう。傾きかけた陽の中で非課税の収入を得るため。

  当たらね(@_@;)
  初当たりは27,500円目。遊パチですよ。大当たり確率99分の1の機種でですよ 。おおむね21/Kで回していたから、540回転目くらいで初当たりですよ。それじ ゃあ540分の1じゃないか。『花の慶次』か『GARO』じゃないんだからさ。理 論値ではないけれど。なんか今年に入ってから本当に調子悪いよ。

  当たりを引けないのには、主に3つのパターンがある。

1、初当たりが遅い
2、当たりそのものが少ない
3、確率変動図柄で当たらない

  2と3はある程度まで仕方がない。ヒキが悪いという業界専門用語もあるくら いだ。しかし問題はそして今の僕が該当しているのは1で、これがいちばん負け 額が増えるパターン。閉店まで粘る元気はなく9時に引き上げる。マイナス 19,500円。


  帰宅して夕食。
  白菜とベーコンの煮物に再挑戦。前につくったときはイマイチだったからね。 塩少々と酒少々を加えたらピタリ味が決まった。野菜不足になりがちな独り身で 、白菜と言えば鍋しか思いつかないから、これで得意料理が1つ増えたことにな る。あとは再現性を確立するために練習するのみ。

  食後酒は珍しく焼酎。
  頂きものの『赤霧島』。宮崎県都城市のもの。実はイモ焼酎を苦手にしていて (サツマイモが基本的にダメなんです)、焼酎はいつも麦を選んでいる。もっと も家では焼酎をほとんど飲まない。

  だから、頂いたとき「これは困ったな」と思っていた。
  が、飲んでみると旨かった。ムラサキイモとやらを使っているとか。焼酎を語 るゴイを持たないので足りない言葉で申し訳ないが、お湯割りにしてみると

花が開いた

とでもいうべき香りがする。センター試験の問題はまだ見ていない。明朝の予定 。
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