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やっぱ疲れた |
2月10日 |
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7時半過ぎ起床。
よく眠れた。目覚まし時計を使って起きたのは久しぶり。8時間以上眠ったは
ず。朝食をすませてスーツに着替えて外出。
<テツわる東西線編はじまり>
何が面白いって、西船橋の構内改札のシステムだよね。
JRに東西線が乗り入れしているから、もともとは乗り換え自由だった。とこ
ろがIC乗車券(スイカ・パスモ)の本格的導入で、構内にも自動改札ができた
。こういうシステムはもちろん多くの駅にあるけれど(例:日暮里駅の京成線・
JR線)、
西船橋のような重要なターミナル駅
では、乗り換え人数が多いから画期的だ。特に、東京寄りの乗り換え専用改札が
朝と夕方〜夜のラッシュ時にしか使えないとか、テツ的に萌える。
リーマン的乗客もおもしろい。
千葉県の電車なんてどれにのってもボンヤリしているけれど、東西線だけは昼
でもリーマンの客が多い。2つとなりの本八幡から出る都営新宿線と比べるとハ
ッキリする。東西線リーマンの特徴は、
手提げ式のカバンが基本
となっているところ。アタッシェケースでムダにカッコよく決めた人なんていな
い。通勤距離が長いし混雑する路線だから、実用本位で選んでいるんだろう。茅
場町・日本橋・大手町といった、いわば
地下鉄乗り換え3大重要駅
が3つ並ぶなんていう駅の配列なんてのも、グッド。茅場町なんてマイナーじゃ
んと思ったアナタ、テツ分が不足してるよ。日比谷線ってのは乗り換え駅が少な
い路線で、千葉方面からアクセスするのが難しいんだ。やっぱ、萌えるよね。
<テツわる東西線編おわり>
早稲田予備校の本部へ。
契約会という正式呼称なのかどうかは知らないけれど、雇用契約書みたいなも
のに捺印(なついん=ハンコを捺すこと)をするという用事。毎年こんなことを
するのかと質問してみれば、初年度だけとのこと。そっか。
当然ながら、ワセヨビに関する知識はない。
年間の流れも、生徒様の数も、教室や予備校の雰囲気も知らない。質問しよう
にも手がかりとなる知識がないので、「はぁそうなんですか」という感じで話を
うかがってきた。全ての授業がチョメチョメという話も聞いたけど、これはまた
そのうち書きましょう。
そうそう、ワセヨビのHPがリニューアルされたそうです。
「知らなかったな、ハハ」と生返事をしてみたら、
「いや、っていうか、リニューアルは数日前なんですけど」
と返されてしまった。はは。その中には講師紹介のページがあるそうで、さっそ
く顔写真をのっけていいかと質問された。OKです。写真撮影は実際に教壇に立
ってからなので、実現は早くても初夏くらいでしょう。同時掲載する文章を書け
という依頼も。
「面倒くせぇなぁ、金いくらくれんだ、カネェ?」
とは答えずに、これも承諾。たぶんノーペイなんだろな、これ。
・講師より一言のお原稿(8字×8行以内)
・「ご執筆文」のお原稿(30字×7〜15行ほど)
おもしろそうだな、ナニ書こうかな。自由に書いたらまずいんだろうな。
例:ああ、俺だ。俺様だ。「よびわる」の名を知らぬものはおるまいな。いいか
、お前ら。今日から、お前らは、名付けて「よびわるチルドレン」だ。わかった
か。電車ン中で復唱して帰れ。以上、俺様からのメッセージだ。
「お前なんかクビだぁぁ!」
本部近くの中華料理店で昼食。
その名も『座・麻婆唐府』。サービスデイということで、ワンコインランチを
やっている。麻婆豆腐ランチで500円。注文して、トイレで小用を済ませたら、も
うテーブルにはブツが出ていた。早い。なんと、
ご飯は1杯目から自分でよそう
システムになっている。お代わり無料。わりに珍しい(月2回くらい?)サービ
スデイのようで、客がどんどん入ってきた。なかなか旨くて満足。それにしても
500円はすごいよな、さすが東京。っていうか馬場だからでしょうね。
暖かい晴れ。
スーパーに寄って、ちょうど布団を取り込むのに適した時間に帰宅できた。久
しぶりの授業なのでちょっと準備を丁寧に。出勤。タイムカードはまばら。完全
なオフシーズンと言える。英語で言うと、非常勤講師は僕ともう1人だけ。そう
言えば、2年生を担当している英語の非常勤講師って市川では僕だけだったかな
。まあ、亜流ということである。
3年生の生徒様♀の質問。
いわゆる受験中の生徒様である。彼女は昨年の初夏あたりまで僕のクラスで、
その後は上のクラスに上がっていった。慣れた講師は出勤していないので(とう
ぜん授業がないから)僕に救いを求めてきたらしい。質問の内容は、英文読解を
踏まえた要約英作文。
僕「ふむ。で、その大学の試験はいつだ?」
♀「12日です」
腕時計(デイトジャストなので曜日は不明)を見ると、今日は10日。
僕「お前、な(-_-メ)」
♀「だってぇ」
僕「48時間後には終わってんだろ、お前の受験!」
日記的な時間は前後して、授業後に添削。
意味不明の答案なので本文の読み合わせをすると、どうやら few をちゃんと読め
ていなかったらしい。否定語を誤読すると意味が全て逆になり、したがって意味
不明になるから、要約になりっこないわけだ。
受験までの残り時間は36時間ということで、現場でどうするかを相談した。
今さら「精読を磨け」なんて言ってもどうにもならないからね。「相談」とい
うのは、生徒様の意見を聞きながら話すからだ。一方的に喋るなんていう幼稚な
趣味はない。意見を交換し、
年長者(広義のベテラン)としてのアドバイス
をつつましく与えるのが職能だと考えている。特にね、あの大学は「傾向踏襲」
の可能性が今年あたりは低いかな、なんて話も。
2年生の授業は順調。
長文は「和訳だの単語の意味だのは与えない」という方針で授業を組み立てた
。辞書に書いてあることを喋るのでは、ハイレベルだとムダだし。辞書を引きな
がら読むという
外国語習得の基礎
は既に身についているはずだから(ウソ、そこまではまだムリだよねw)、そこ
からズラした話を増やしてみた。英語の長文で英語の話をするのは中堅レベルま
でで、内容の話をするのがハイレベルかと思う。ただ、限度はあるので注意しな
がらこれからの1年を回していきたい。
声の伸びが悪かった。
ノドの調子は完全ではない。痛みはないが、呼吸に少しだけ難がある。ところ
で、今日の長文の内容は村上春樹のエッセイ『やがて悲しき外国語』の「誰がジ
ャズを殺したか」に詳しい。立ち読みでも理解できるので、ヒマな人はどうぞ。
同書は春樹のベストエッセイの3本指に入るもの。
夕飯のメインはイカ。
エンペラとゲソはショウガで炒めた。調味料は酒・塩・ミリン・しょう油。残
りは刺身で。どちらも安くて美味。久しぶりに1日に渡って活動したので、ちょ
っと疲れた。もう数日で本調子に戻りそうだ。 |
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