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やっと普通に休み 2月12日
  8時半起床。
  快適な眠りだったが寝すぎで腰が痛い。9時間ほど眠った。そろそろ平凡な休 暇の日々に本格的に入りたいところ。


  午前中にヒミツの花園など。
  朝からよく晴れて暖かかった。南風が吹いて15度くらい。春一番というほどで はない。干しものは順調。授業準備は少しだけ。HPの作業はエッセイ書き。昨 年秋の旅行記を今さら書き出す。事実関係(特に固有名詞)が大事なので、かな り手間がかかる。趣味ではある。

  久しぶりのプール。
  今年はじっくりと距離を伸ばす練習を始めたいのに、1月からペースが上がっ てこない。さすがにインフルエンザ騒動までは予期してなかったにしても。腰が 痛いこともあって450メートルで引き上げる。こんなとこでしょ。

  体重は64.75キロで、少しだけ重いくらい。
  プールに来れないことで運動不足になるのもなんだ が、それより気になるのは体重の問題。ほんのわずかな油断で

致命的なメタボ

が待っているもの。腹の出た中年なんて、ほんと醜悪の具現。どこまでガンバリ続けられるか、自分でも見ものだ。


  昼食は弁当。
  牛スジ煮込み丼。いくら煮込んでもご飯のオカズにはならないように思う。干 しものの具合を見ながら読書。やや病的だとは思う。どっちが?


  『本日のへなへなくん』島村麻里を読了。
  「へなへなくん」というのは、かっこ悪くて情けない男性のこと。
  本書は彼らを罵倒する辛口エッセイ集。愚書。

  辛口の文章が好きだ。
  ココロが癒されたり、ホッと一息つけたり、生きていて良かった友よ父よ母よ 人類みな兄弟! なんていう文章を読むと腹が立つくらいだ(そこまで行かない かな)。さっと立ち読みしたところ、辛口エッセイらしいのでどんなもんかと読 んでみれば、面白くともなんともなし。

  さまざまな男性をこき下ろすのは結構なのだが、下品だ。
  文章が汚い。くさい。この下品さはどこから来るのだろう、ひょっとして表紙 見返しにある著者のオバサンの顔写真からなのだろうか、そもそも書き手が品性 下劣なことに起因するのだろうか、と考えていたら読み終えた。文庫本あとがき を読んでピンと来た。

>……悪口をいわれるのって、本当はそう、悪くないことかもしれない。
  相手に対する最大の仕打ちは、とことん無視することだと思います。つまり、 悪口をいっているうちは、まだまだ相手を「かまって」いるのです。

  そう、本書はただの悪口なんだ。
  辛口と悪口ってぜんぜん違う。辛口には知性があり、悪口には気品がない。ど ちらにも感情はあるけれど、辛口には感情の表出がない。悪いエッセイの見本と して忘れるように努めたい。1つだけ、「ばばかよ」という人による本文イラス ト的1コマ漫画はとても良かった。


  夕方に10日ぶりの銀玉店へ。
  生活費を稼がないとね。平日なのに混んでるなあ。新台の『桃太郎電鉄』や『 キン肉マン』は余裕で満席。ヒマにあかせて金を稼ごうという下民が集っている のだろうか。人のこと言ってる場合だろうか。あれ、イベントをやっているせい か、いつもより回るな・・・という22/1Kペース。

5,000円・107回転目で初当たり。

遊パチなので普通のペース。「銀玉」や「遊パチ」などの語句がわからない読者 様は「このサイトのご案内」(別窓)へどうぞ。親切設計(^^ゞ

  3連荘、のち沈黙。
  1箱全て飲まれる。イヤーンな外れ方で連荘が終わったのが気になるので台移 動。1,000円・14回転目で初当たり。激しい8連荘が終わり、通常モードへ。あれ 、あんまり回らない。最初の台のほうがはるかに回った。しかしその台にはもう どこかのオサーンが座っている。さあどうする?

小考。


  当然、勝ち逃げ(^^)
  イベントだろうが何だろうが、追っかけちゃダメ。よく回る台を捨てて、よく 回らない台で当たりを引けた以上、今は「まぐれ勝ち」をした状態。勝てないは ずの流れで勝っているのだから、いかにして勝ちを確保するかが重要。この半年 ほどの好調はこのルールを守ったからだ。プラス7,500円、これで上等。

  しかし時間が余る。
  やむをえず床屋さんへ。貧乏なので1,000円カット。顔ぞり問題を除けば、髪型 に興味のない僕にはリズナブルだし。美容師のお姉さんが下手なのか、20分以上 かかった。これはこれでトクしたような気分になったりして。


  夕飯のメインは鳥スペアリブの昆布煮。
  この料理については何度も書いたので省略。サブはヤッコザーサイ。ザーサイ は中国土産にもらったもので、そいつを千切り。ザーサイをのっけた豆腐に

ゴマ油とゴマとしょう油をかけて

食べる。なかなかのお味。他にはレタスと水菜のサラダとか、メカブとか、キム チとキュウリとか、大根オロシとか、昨日の残り物とか。

  日本酒は千葉県大原の『木戸泉 醍醐 特別純米』。
  山廃仕込みということで期待。常温では香りと甘みが強い酒。しつこくない程 度のコクがある。ヌル燗にすると辛味が目立ってくる。なかなかおいしい。ラベ ルには

>冷(常温)・ぬる燗と温度を変えて楽しむのもおすすめ

とある。なるほど。有名なメーカーなので店に置いてあることも多い。チャンス があったらお試しください。外さない、というレベルだと思う。


  無事に平常回帰を果たした。
  そろそろ旅行の日程なども決めなければいけない。下調べは昨日からスタート している。細かい用事をくぐり抜けながら、ほどよく遊ぶ日々が始まった。
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