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議論をする気もない |
3月5日 |
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6時40分起床。
・通学開始時間は午前8時だから、まだ3時だし焼酎のお湯割りくらい呑んでも
いいよな。あ、もう7時か。今日は体育があるから荷物が多くて面倒だな。弁当
のおかずは用意できたから、ご飯をよそってから出るか。あれ、ママがおかず作
ってくれてるじゃん、わるいことしちゃったな・・・
という夢だった。高校生が通学前に酒を飲むのだろうか。
久しぶりに晴れた。
洗っておいた洗濯物を干し、朝食を終えてから授業準備。のんびりした日々を
送っているようだけど、というか送っているんだが、実はどちらの予備校も来週
から通年授業がスタートするのだ。新年度の前こそ、といつも思うプリントの整
備が進んでいないのは例年のこと。
ワセヨビのテキストを調べてみた。
んー、2年生の基礎レベルにしてはけっこう難しいのかな。市進のSクラス(
3レベルの一番下)よりちょいムズくらい。ただし量は少ない。量が少ないと説
明が多くなるから、ちょっと考えどころではある。教壇に立つ前にどれだけイメ
ージトレーニングができるか、
立ちながらどれだけ調整できるか
が勝負になりそう。プリント作りに熱中しないように注意、かな。
布団を干してから外出。
整骨院。患者さんたちの話題の中心は「今日は久しぶりに晴れているから洗濯物が干
せてよかった」というもの。雨のあとの晴れだから花粉症がひどくて、と
いう話題がサブ。老人たちばっかりだからね。しかしわが身を翻ってみれば、や
はり布団干しなどの干し物に気持ちが入っているから、
老人と同じ思考と行動レベル
ということになる。そもそも金曜に来るのが普通の整骨院に木曜に来ているのは
明日が雨の予報だから。いよいよジジィか(-_-;)
プールとスーパー。
金曜と土曜の夜が外食になるかもしれず、さりとて決定もしていないので買い
物が難しい。これほどスーパー好きな僕でも雨の日は面倒なので、天気も気にな
る。先のことをいつも心配するA型は人生の苦難を一手に引き受けている。
その場になってから考えるO型や、
その場になっても考えないB型や、
考えてるのか考えてないのか意味不明なAB型
の人がウラヤマスイ。
あ、強烈な反感買った(^_^;)
でもまあ、他人の行動を血液型という視点で見れば、お互いに似たようなこと
を考えるのではあるまいか。じっさい、この日記を読みながら「なんて面倒くさ
いことを考えてるんだこいつは」と思っている人は多いだろう(A型以外)。ま
た同時に、「そうそう、そういうの気になるよね」と共感している人もいるだろ
う(A型のみ)。あ、血液型なんて信じているわけではないので、念のため。
昼食にはつまらないものを食べた。
お好み焼きと焼きソバの盛り合わせだったかな。書くべきでもない雑用をこな
して、布団を取り込んでから外出し、2回目の昼食には中華料理店で春雨のスー
プを食べた。これは美味しかった。時間はゆっくりと過ぎていく。読書感想文。
『議論の余地しかない』森博嗣を読了。
著者が撮影した写真に、著者が過去に書いた小説の1部を引用するフォトエッ
セィ。
これはこれでアリだが、マニア受けというか森博嗣ファン向け。
著者はそのブログで「文章なんかむしろ不要だと思う」といった趣旨のことを
書いていた。
写真はおそらく著者自身の広大な家の一部を切り取ったもので、なかなか綺麗
だ。でも僕個人はあまり彼の写真には興味がないから、そこに添えられた文章を
読むのが楽しかった。おおむね見開き2ページに写真は一葉、タイトルと引用文
と著者のコメントという構成。「正念場 Moment of Truth」というタイトルから
。
>「さてと……」独り言を口にしながら、保呂草は煙草をくわえる。ここが考え
どころだ、と彼は思った。だいたいにおいて、正念場の実体は、本当の正念場よ
りも、ずっと前にある。(恋恋蓮歩の演習)
◎ 正念場には、なるべく早く気づいた方が良い。その方が対処が早くなる。こ
れがつまり、「敏感」という意味だ。
僕は森博嗣の小説を読んだことはないし読むつもりもないけれど、こういう「語
り」が入ってくる小説を書くんだな、と思った。新古書店で買えばちょうどいい
レベルだったかも、と少しだけ後悔。
夕飯のメインはイカとタイの刺身。
昨日の残り物を片付け、セロリ1本は酢味噌につけて食べた。鶏ひき肉で小さ
な鍋を作り、数日前のレタスを食べきった。他はだいたい昨日と同じ。この時間
になっても明日(金曜日)の外食の予定が決まらず、ちょっとイライラしながら
食べた。食材管理が難しいから。
日本酒は新潟県佐渡市の『佐渡国々酒 北雪 純米酒』。
常温で飲むとウマ辛。ヌル燗にすると辛味が強くなり、しかし飲みやすくなる
。舌の上で転がすとやや苦味を感じなくもないけれど、荒削りで旨い酒と言える
。これは僕が苦手としている「五百万石」という酒米を使っているけれど、見直
す必要があるかなってくらい美味しい。継続審議。
昨日の日記の酒に関する話を補足。
酔うと話の種類が変わるというタイプの人間が僕は死ぬほど嫌いだ、というだ
けのこと。そういう人間は心の底であざ笑い、軽蔑している。酔って顔が赤くな
るとか、陽気になるとかは普通だと思うし、(残念なことに)僕もそうなるタイ
プなので許容できる。汚い人間性を出してくる奴が不愉快なだけ。シラフで
隠しておくほど立派なモノか
と思うってことね。
世間の飲み会では「今日は無礼講で」なんて言われることもあるとか。
サラリーマンの社会ではそういうこともあるんだろうか。仮定法として書けば
、そんなことを言う上司(が言うんですか?)はお利口である。あるいは
時代遅れの昭和の遺物
かな。酒を呑んだって無礼になって良いわけがない。礼というのは、いつも欠か
さないから礼なのだ。ただしもちろん、上司というか飲める人には多少の包容力
が必要かとかは思う。酔っていたから許される、ではなくて、酔っていたから見
逃してあげる、くらいのレベルで。
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