予備校講師でわるかったな!





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削りまくって 4月2日
  7時過ぎ起床。
  昨晩は日付が変わるくらいに消灯したのに、30分くらい寝付けなかった。長い 昼寝をしたせいもあるだろう。それよりも昨日書いたトラブルのことが気になっ た。正確にはアタマに来て、イライラした。こういうことは珍しい。


  みなさんと同じで、僕も自分のミスには寛容である。
  ミスはいつでもやって来るものだし、避けるのはほとんどムリなことだ。羽生 善治だって明らかな悪手を指すし、浅田真央だってたまにはリンク上で転ぶだろ う。まして凡人にとって、ミスは日常茶飯だ。

  だからまあ、自分のミスはある程度まで自分に許してあげないと、人生はしん どくなるばかりだ。
  個人差はあると思う。僕の場合は、何かのミスをしたら

「あれこれこういうことだったな、あそこでああしたのが良くなかったんだ。次 はああしよう。それでもまた同じことをするかもしれないな」

と反省(になっているのか?)して終わりにする。その後の行動に影響はない。 よく書くように、たとえばヤケ酒なんて呑まないし、消灯すれば3〜5秒でグゥ である。自分が悪いのだから、責める相手は自分しかいないし、自分はいつもか わいい。ひどい性格だ。しかるに昨晩は、という話はここまで。


  朝食を終えて本の感想文を書く。
  この何日かは忙しいようでもたかが知れているから、変わることなく本を読ん でいる。ただ、こうして感想文をまとめるには時間が足りなかった。こうして1 日2コマの生活になれば余裕も出てくる。


  『楽天のススメ』原田宗典を読了。
  この著者にありがちなお笑いエッセイ。
  一話が文庫本で4ページくらいという短さのせいもあるのか、この著者が得意 とする「ねちっこい笑い」を誘発する感触はなかった。

  この著者のエッセイは若いころによく読んだ、という話は前にも書いた。
  若いといったところで20代ではあるけれど、30代も終わりにさしかかってきた 僕にとっては「若いころよく読んだ作家」の1人にカウントするしかない。上記 のようにピリッとした面白さは感じなかったものの、あれれと思ったことがあっ た。「おばさんの思い込み」の書き出し。

>ぼくは昔から基本的に思い込みの激しい性格である。
  まあ小説家なんかやっているくらいだから想像力だけは旺盛で、勘を働かせて 一旦「こうかな」と仮定すると、勝手に尾鰭をつけてその仮定を飾り立て、最終 的には事実として思い込んでしまう。「こうかな」が、想像力のフィルターを通 って「そうなのだ」になってしまうわけである。だからあまり他人のことをとや かく言う立場にはないのだが、先日、ものすごく思い込みの激しいおばさんに出 くわして、笑いを堪えるのに苦労した。その時のことを報告したい。

  なるほど、と思ってくれた読者様も少しはいるかもしれない。
  僕の文体や考え方と似ているのである。なんて言っては失礼だが、若いころに よく読んだだけあって、原田宗典の文章のトーンが僕の中に入ってきてしまって いる。読んだ経験がその人の書くものに現れると世間ではよく言うように、その 例に当てはまったことになる。とは言うものの、僕としては、

凡人は読んだ文章以外の書き方を見つけられない

というのが世界の真実ではないかと思う。本書のオススメ度は、機会があったら よかったら、くらいだろう。


  整骨院、プール、スーパーの話題。
  腰痛は悪くないし、体重は昨日より200グラム減った。どちらもただの誤差だろ う。お昼ご飯はやや高級なお握り3つとカップラーメン。朝こそ雲っていたけれ ど、昼にむかってグイグイと晴れていった。しかし北風がとても強い。明日あた りから春めいてくるそうだ。

  郵便物の話題。
  市進からブツが来ていた。予備校からではなく、会社組織本体から。これは非 常に珍しい。ふつう会社本体から送られてくるのは、何か特別な書類くらい(マ ンションを買ったときに何かを送ってもらったが忘れてしまった)なので、

何ごとが起こったのか

と思った。読んでみると、怪文書(-_-;)


  というのはウソぴょーん。
  会社から怪文書が送られてくるわけないよな。今のでズッコケた若い人は人間 力を磨きましょう(いないと思うが)。怒った人も以下同文。呆れた人は「よび わる」愛読者。マジメに話を戻して、内容はなるほどという内容。

  市進の公式サイトを見ても(たぶん)何も出ていない。
  (ここで少し記述を削除)だから、ここでもその書面の内容は書かない。する と

この記述自体が無意味

に思える人もいるかも。いや、まあ、関係者(同僚の講師諸氏ですな)に「僕の ところにも来ましたよ」と知らせておく目的があったりして。


  バルコニーの話題。
  1週間前から、カブの花が咲いている。生まれて初めて見た。菜の花と同じよ うに、ちまちました花弁に直径3ミリくらいの黄色い花がついている。カブって アブラナ科(ってあるのか?)なのかしら。もちろん食べるために植えたのに収穫時期を逃し、こうなった次第。このまま放置すれば種が取れるのだろうか。 そしてそれを植えることで、

どんどん増殖できる

のだろうか。乞うご期待、というほどではないか・・・。

  今日から柏校。
  どれくらいに家を出れば良いのかという感覚がなくてちょっと戸惑う。今日の 授業衣装であるグレーのスーツは、今年で20年目になる。2006年の12月23日に 「16年目」と書いたのはマチガイだったことになる。こういうミスはよくあるだ ろうし、訂正したことはない。公共性のない内容なら別にそれでいいかと思って いるから。


  授業は順調、よりちょっといい感じ。
  少し生徒様が動けているな、という感触。板書を写すのがちょっと遅いという 不満はあれど、それは教壇が高すぎるせいもあるかも。アレ直さないとマズイよ ね。1回80分の授業で合計2分のロスがあると、

1年間で約160分のロスが発生

する。そのくらいの計算は、残り時間を扱う商売だったらちゃんとやらなきゃダ メダメだと思う。ときに、大リーガーのイチローは

「僕は細かいことが気になって仕方がない」

という名言を残している。その他の授業の様子については明日以降に。


  さくさく帰宅して夕飯。
  基本的に昨日の残りもの。異なるのはトロロ納豆と、チンゲンサイの炒め物。 後者の3行レシピ

1、チンゲンサイは葉と茎を分け、茎は半分に切る
2、ニンニク・ショウガの千切りを中華なべに低温時から投入
3、塩・コショウ・鶏がら粉末スープ・紹興酒で味付け

中華の基本である強火に拘る必要はない。進行中は中火で、なべから下ろす3秒 前だけ強火にすれば充分。仕上げにごま油をほんの少し入れれば香りが良くなる 。

  ビールはキリン新作の『一番絞り』。
  味のリニューアルがよくある定番銘柄だが、今回から世間のトレンドにあわせ て麦芽100%に移行したということ。従来品よりサワヤカでサッパリしている。苦 味が少ない。ちょっとつまらないなあ、というのが正直な感想。

雑味(ざつみ)があるのも日本のビールの旨さ

ではあるまいか。平均的に好まれるより、局地的に愛されるほうがステキだ。で も、それが世間というものなんだろう。明日はちょっと面倒な用事があってユウ ウツだ。では。
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