予備校講師でわるかったな!





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時間という共通単位 4月4日
  6時半起床。

・総武線各駅停車は6号車が空いている。水道橋から徒歩で聖地を目指すことに なった。しかし道のりは険しく、遠い。地元民に道を尋ねれば、まだここから1 時間以上はかかるという。連れの彼女は8時50分に着かねばならないが、このま までは遅刻は確定だ。しかも彼女は身ごもっている。「君はタクシーを使ってく れ。5,000円は僕が出すから」

という夢だった。
  聖地もたいしたものだが、5,000円という中途半端な金額も意味不明だ。万札だ せよオレ。彼女のお腹にいたのは僕の子どもだったような気がするものの、記憶 は定かではない。そういうことを最近した記憶もないし、とサワヤカな話題から スタート。


  早起きしたので日常はスムーズに流れた。
  きのうは日付が変わってから寝たから、僕としてはすこし睡眠不足かも。それ でも1日2コマだから、別にきつくはないだろうと思って起床したわけ。授業準 備は進捗した。Fクラスのテキストは、4月からも簡単に見える。

予習での正解率は8割弱

と見ているけど、どうなることか。早くも授業内演習を始める必要があるはず。


  昼食を取りに外出してネイティブ系カレー店へ。
  2種カレーセットでキーマとシーフード。出て来たライスは、以前のサフラン ライスと違ってただのライス。この店、半年くらい前もスープをランチから削除 していたが。まさか。

  果たして、カレーも味が落ちていた。
  これも不況の影響なんだろうなあ。料理の過程のどこかを削減すれば、それだ けキッチリ味は落ちる。スープを削り、サフランを削り、ルーの材料の何かを削 ったか。せっかく美味しい店だったのに。ここで食べるカレーを楽しみにしてた のに。味を落とすくらいなら値段を上げろ!


  暴論かな。
  だって、安いものが食べたければチェーン店に行くじゃないすか。牛丼でも、 立ち食いソバでも、ファミレスでも。僕はファミレスは使わないけれど、節約し たいなと思った日はそういう店に行く。でも、普通の店に行くのは、

多少お高くても美味しいものを食べたい

と思っているからじゃないか。

  もちろん値段との釣りあいという問題は経営的にあるだろう。
  でも、安いものって結局は安い味しかしないし、その程度で構わないという人 が使うようになる。どんどん客単価(1人の客が使うお金)が下がっていって、 また経営が苦しくなる。小さな店は、スケールメリットのある大手チェーン店に は絶対に敵わない。

「ちょっと高くてもここ美味しいから」

という評判が取れるのはむしろ小さな店だと思う。

  だから、味を落とさずに値段を上げてくれてかまわない。
  客からすれば、値段と味のバランスが本当に釣りあわなくなったときに見捨て るだけだ。値段が下がって味も下がれば、もっと早いタイミングで見捨てるよ。 休憩時間に食べるオヤツ用のパンと豆腐(こっちは夜に食べる、講師室では食べ ない)を買って帰宅。すぐさまシャワーを浴びて出勤。


  予定より10分ほど早くついたので、校舎に入る前に柏駅付近を散歩。
  地理を把握したい。知らない街で授業をするのはやりにくい。とりあえず駅ビルから。3分後、迷子(@_@;)

  ここどうなってるんだ?
  調査対象は校舎のある側だから、たぶん北口だと思う。駅に隣接する『ステー ションモール(名称?)』がどういう構造になっているのか不明。駅の高さが「 3階」になるわけ? 地下はないのだろうか。バスロータリー前のマックを過ぎ て、ふたたび建物の中へ。ここは駅ビル?

  スターバックスがあった。
  ここでは食いものが買えない。というより、食べ物を売っているところがさっ きから見当たらない。みると「高島屋」という文字がある。駅ビルとは別なのか なと歩きまわると、

「T館」

という文字が。むーん。少しすると今度は

「S館」

と来た。

  本館はあるのか?
  AとかBはないのだろうか。建物が正方形をしていないのも困る。何というか 、違法増築を重ねた田舎の温泉旅館みたい(偏見)だな。今日の捜索はここまで 。このあたり、柏ネイティブからすれば「あほかオッサン」なんだろう。すいま せんね、アホで。


  授業は今日も順調だった。
  アクシデントとしては、生徒様1人を注意したくらいか。長文の記述問題で何 も書いてこなかったという理由。自分なりの回答がなければ、受講する意味がな いではないか。

補充英作文で答えが思いつかない

のとは意味が違う(それはどうにもならない)。もっとも、ソフトに諭すように 注意しただけ。世間におもねる最近の自分が嫌いだ。


  昨日の日記に書いた「16時10分にチャイムが鳴らない件」は解決された。
  単純にその設定をしていなかっただけ、とのこと(それでいいのか)。ワセヨ ビもそうだが、時計とチャイムの管理は

どの予備校もいい加減すぎる

と思う。校舎によってどちらも微妙にズレているのだ。大げさだが、業界をあげ て取り組むべき課題だと思う。

  日本標準時に合わせて欲しい。
  イマドキは1日に1回という頻度で正時に修正する電子時計がふつうになって きたから、尚更だ。そりゃまあ、10秒程度でズレるのはいいけれど、1分違うと いうのは、教壇に立てば説明項目を1つ減らすか増やすかという、大きな差にな るからだ。


  どうしてそこまでA型なことを書くのか。
  時間というのは、世界的な規模でほぼ統一された計測単位だから。暦などは国 によってかなりの差異があるはずだが、時・分・秒というのはだいたいどの国・ 文化でも同じように使っていると思う。正確なことは知らないけれど、だいたい は「時・分・秒」を使っているはずだ。

  度量衡(どりょうこう)は国によってだいぶ違う。
  メートルとヤード、グラムとポンドなど。貨幣単位は抽象概念だからいいとし て、長さや重さは具体数値である(結果的な事実は全て同じ)のに、ぜんぜん違 うものを使っている。日本で部屋の広さを表す「6畳」なんかに至っては、畳の ない国の人に説明するのは不可能なくらいだ。

  それにひきかえ、上記のように時間単位はおおむね共通している。
  たとえば、いま話題の国のTVアナウンサーが

「ミサイルを発射する時間が決まった。4月×日13キムチ7プルコギ2ペ・ ヨンジュンであるのだ」

ということは(たぶん)ないと思う。もちろん日本語で「秒」、英語で「 second 」というように表現が違っても、指す事実は同じだ。理由として考えられるのは、

共通概念にしておきたいほど時間は人間にとって大切なものだ

ということだろう。


  帰宅して夕飯。
  昨日の刺身の残り。ハンペンはレンジで温めてしょう油をカツオブシをふって 食べた。ナスとショウガの浅漬け。水菜とキムチのサラダ。一昨日の鶏スペアリ ブの煮汁の残りで、大根の2度炊き。どれも美味しくて、いつもと同じようなメ ニューだった。

  今日は朝から曇りで、どんどん雲が増えた。
  仕事から帰るときにはパラパラと雨。気温は例年並みで春らしくなった。今年 はサクラを観にいくチャンスがなかった。チラッと見た感じでは、すでに散り始 めていた。明日で春期講習はおしまい。
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