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天使の名をもつ、僕らの |
6月26日 |
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6時40分目覚め。
おかしな夢(ご主人が留守にしている家に侵入して奥様と以下略)と暑さのせ
い。リビングに行ってTVをつけると、すでに気温は24℃になっているという。
起床してしまうか悩みながら部屋の整理をしていると、7時のニュース。
>歌手のマイケル・ジャクソンが死去?
日記的時間はズレて、本当に死去だったそうだ。
享年50歳か、けっこう若いんだね。死因は心臓発作とされているけれど、これ
からオカルトめいたものを含めていろいろと言われることだろう。他殺か自殺か
という問題も出てくるだろう。死という事実だけは変わらないが。
アルバム『スリラー』が発売されたのは僕が中学生のころだ。
昔話で恐縮だし、今の音楽界がどうなのかは知らないけれど、当時は先にアル
バム発売してその中の曲をシングルで発売、という売り方をしていた。僕はアル
バムの『スリラー』を買ったか図書館で借りたか、さすがに忘れてしまった。も
ちろんCDではなくてレコードだったことは確かだ(すでにCDは存在していた
はずだが一般化はされていなかった)。
当時の僕は、いわゆる洋楽を熱心に聴いていた。
潔癖症を思わせるビリージョエル、偽善的なホールアンドオーツ、ただ能天気
なワム!、狂気を音楽に仮託したつもりのカルチャークラブ。場合によってはジ
ャンク(ごみ)とされた音楽たちだ。ポップスと呼ばれるジャンルで、マイケル
はその中ではロック寄りだったかと思う。正直、
マイケルってまあまあかな
くらいの感想だった。『ビートイット』はまずまずだったし、ダンスの躍動感は
とんでもないものだとは思った。しかし、少なくとも僕にとってのスーパースタ
ーではなかった。ジャクソンファイブ(マイケル兄弟5人のグループ)の曲も聴
いたと思う。
超スーパースターになったあとのマイケル。
死者に対して失礼だが、どうしようもなかった。さまざまな憶測や疑惑があり
、それらはカリスマ的な存在であることの代償であったかもしれないし、事実で
はないことも多かっただろうが、僕にとっては何の価値も認められない過去の人
だった。あるいは奇人だった。
他人の血を貰うのがイヤで、万一に備えて自分の冷凍血液を持ち歩いていた、
なんていう話もあった。
真偽は知らない。何となく気持ちは理解できたが。こうして、仮に死因が心臓
発作であるとすれば、残念なことに役に立たなかったことにはなる。それは仕方
がない。20代前半で頂点に登りつめた彼が、どういう思いで死んでいった
のかも当然わからない。好きではなかったことと、冥福を祈る気持ちは何も矛盾
しない。さよなら、マイケル。安らかに眠れ。
7時過ぎからの2度寝に成功して10時起床。
いつものように過ごす。プールは600メートル、股関節の不調は変わらず。今日
はすごく暑くて、ひょっとしたら真夏日だったかもしれない。うす曇はあったけ
れど午後はおおむね晴れた。このくらいの暑さになると、プール後の風呂から出
ても
汗が10分くらいひかない
から困る。汗をかくこと自体は気持ちいいけれど、汗をかいた体は気持ちわるい
。
昼食はドライカレーとメンチカツ弁当。
カロリーが心配ではある。仕事と読書を行ったり来たり。布団も干せたし、洗
濯物も乾いた。夕飯の仕込みも。キュウリとキャベツの浅漬けを作り、小ネギを
刻んでタッパーに入れておく。セロリの皮をむく。インゲンを茹でる。ニンニク
の外皮をはがしておく。ブナシメジとチャーシューの下ごしらえをして、「あと
は炒めるだけ」の状態にしておく。読書感想文を書く。ヒマだから忙しい。
『わしらは怪しい雑魚釣り隊』椎名誠を読了。
いい年をしたおとっつあんたちが魚を釣りにいって食って飲んで笑っているエ
ッセイ。
前身の「怪しい探検隊」シリーズよりは落ちる。
椎名の旅エッセイにはいくつかのシリーズがあると以前にも書いた。
僕が椎名を読み始めた25年以上前からあったのが「怪しい探検隊」である。本
書のあとがきによれば、1982年から2002年まで7冊出版されている(角川文庫版
)。なにしろ活動期間が長すぎて、隊長の椎名はともかくメンバーがどんどん入
れ替わっていく。本書の登場人物で初期の「怪しい探検隊」にも参加していたの
は、すでに「長老」扱いされているP・タカハシくらいである。
>それから十年の空白がある。
ぼくが映画づくりにのめり込んでいた頃がその十年だった。映画狂奔が静かに
なってやっとおだやかなブンガクの余生をおくろうかと思っていたときに、ふと
気がつくとぼくの周りにまだ新たなバカたちが集まっていて、わあわあいってい
るのだった。必然的に、
「それじゃあまたみんなして鍋釜持ってどこかにいくか」
ということになったのだった。
以前の「怪しい探検隊」とは違って、必ずしもキャンプを張るわけではないし
、目的は名前にあるように雑魚釣りである。
変わらないのは年齢序列(年功序列ではない)による「ドレイ制度」。ひたす
ら肉体労働が必要とされるキャンプ生活で、何の楽しみもなく作業に専念するの
がドレイたちである。
なつかしいなあ、こういうバカエッセイ。
と思って読んでいたけれど、上記のように少し劣るなと思ったのは、登場人物
の描き方である。僕自身が彼らの名前を見たことが初めて(当然だが)というこ
ともあるのか、それぞれのキャラクターのイメージが完成しないままに読み終わ
ってしまった。前シリーズと同様に本シリーズも続編があるようなので、続けて
読んで理解していきたい。しかしまあ、椎名のおとっつあんも元気というか変わ
らずバカっぽくて良いですなあ。
夕方に銀玉店へ。
給料日後で危険な日だから少し迷ったが、住民税の支払いもあることだしと搭
乗。14Kを3つの台で捨てる。どれも回らない。せいぜい16/1Kというところ
。4台目に移動すると22/1K。回りムラを指し引いても、明らかにクギ調整の
ミスだろ。これはイタダキの流れです。さて、早く当たりを引かなければ・・・
。
トータルマイナス45Kストレート((+_+))
いやぁ、エヴァの大ハマリってこういう感じだったんだね。複数の台を渡り歩
いて大負けすることは何度もあったけれど、1台で約670回転もハマったのは初め
てだ。ポイントはよくわかった。
・ATフィールドフラッシュが少ない
・エヴァ系はほとんどガギエルかマトリエル
・レイ「先、行くから」が出てこない
学びのある負け方だったので何も文句はない。
どうやって勝つかではなく、どうやって負けやすい台を避けるかが大事だ。今
日の負けは今後に活かせる。勝つチャンスを増やすのではなく、
負けるチャンスを減らせる
という意味だ(これがかなり大事なのだ)。とにかくブン回すことはできたから
、ああ、問題ない。7連勝でストップも程よい。
帰宅して夕飯。
チャーシューとシメジとレタスの炒めもの。オイスターソースで味をつけたの
が良かった。市販のチャーシューは甘みが強いから、コショウを利かせたのも良
かったと思う。他は上記のようなもの。
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