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下心が透けて見える |
7月10日 |
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9時40分始動。
この3日ほど風が強い。昨晩もそうだった。暑くて寝苦しくて窓を細くあけると、風ビュウビュウでうるさくて眠れやしない。それほどの暑さではないのにエアコンを使うしかなかった。強風は昼過ぎまで続き、まるで台風のようだった。天気は基本的に曇り、蒸し暑さは変わらない。
日常営業行為は通常通り。
今週はプールで距離を稼げなかったものの、ダイエットの甲斐あって体重は64キロ台前半に。来週からは夏期講習モードで、泳ぐ時間と気力があれば程度になりそう。だからちょうど良い。消耗して痩せる時期でもある。
夏期講習の準備は進んでいる。
そろそろ終わってもいいんじゃないかと思っている読者様もいるだろう。関係者とかね。そりゃもちろん、テキストの問題を解いて授業ができる状態にして、プリントを作るだけならとっくに終わっている。110コマのうち、僕にとっての完全な新規教材は25コマだけだ。
人にもよるし、教材にもよるし、クラスレベルや授業の種類にもよるが、それだけでは終わらない。
実際の授業に、というか教室に持ちこんで生徒様に開示する情報の量が、仮に1だとしよう。その1のために、必要とされるのは10くらいだろうか。もちろん今までの貯金がある。教えてきた経験とか、昨年のプリントとか(笑いを禁じえない)、そういったものだ。
1=提示するもの
7=今までの貯金
2=新たな準備
もちろん数字は仮のものである。
一般的に教育の世界では、1を教えるのに10の知識が必要なんていう表現もある。また、
「おいおい、そんなんじゃあ俺たちみたいに高い時給もらえないだろう。せめて1と貯金48、合計で50くらいじゃないとヤバくねーか」
というベテランにして高貴な関係者もいると思う。オイ、こんかい用意したのは1だけかいッ、というツッコミはともかく。
人それぞれだし、僕もここで本当に10を想定して書いているわけでもない。
ただ、この話の要点は、授業で見えている1という事物の下には、
生徒様には見えない大きな塊が隠れている
という事実である。海に浮かぶ氷山は、全体のほんの1部しか姿を見せていないという比喩は古いかな。では。
・男子のちょっとした親切は、女子に対する巨大な下心に支えられている
これでどうだろうか。「えぇーそうだったんですかァ〜」なんて思ったウブい女子読者はいるかのう。バカなことばっかり書くものだ(-_-;)
仕事ほかモロモロは順調に推移したので、夕方に銀玉店へ。
混んでるなあ、エヴァ島。223回転の台に搭乗。最初の1Kでは、たったの7回転。話にならない以前にも程がある。エヴァヲタ追い出しモードなのだろうか。ストローク(打ち方)を工夫して、投資5Kの時点で18/1Kまで持っていった。銀玉は運6割・腕3割・勘1割。6を後ろの3と1で引っ張ってくるのが重要だ。
しかし当たらない。
投資20K。ここで左のオッサンが退席気配。7箱積んで時短明け即止めで、ハイエナのチャンス。オッサンが店員を呼んで、オッサンが視界から消えたら移動しよう。それが礼儀だ。ミエミエのハイエナは良くない。はっ。
キモエヴァヲタ♂が煙草でその台をゲット(-_-メ)
お前なあ、礼儀とかわきまえろよ。いくら混んでるからってさあ、前の人が玉を流す前に台を抑えちゃダメだろ。おたおたとヲタは着席し、2K投資34回転で画面は四号機格納庫。そう、
確率変動大当り確定画面
である(゜o゜)
ふ、ふざけろ。
それ、予定では俺の台だったんだぞ。するとヲタは台のチャンスボタン(CB)を叩きまくり。というか、着席時から叩きまくり。それ、もう当たってるんだっての。ヲタのくせに、格納庫がどれほどアツいのか知らんのかい。いや、ヲタだから銀玉のことは知らんのかい。
ま さ か ?
タタキエル、襲来。
解説:第19使徒 タタキエル
リーチがかかろうものなら、台のCBを叩きまくる使徒。CBは叩けば各種の予告が出るタイミングで押すもの。押しても押さなくても当たりハズレは変わらない。だが、この使徒は周りの視線に対して強固なATフィールドを張り、画面が何であろうがバンバンとCBを叩く。後期中年女性及びエヴァヲタに多い。
僕はさらに4K投資。
今度は右の濃厚マスカラ姉ちゃんが離席の準備。3連荘して時短あけ。この姉ちゃんがまたまたエヴァキモヲタ(推定)。何しろ、足元には『コム・サ・デ・モード』の紙袋である。お前なあ、
コムサの買い物帰りにエヴァ打ち
にくるかよ。しかも独りかよ。20歳そこそこの女子が、独りで銀玉かよ。恥を知れ恥を。お前が今やめる理由は、『終結の園』を聴き終えたからだろう。家で聴けよ家で。帰ってからカヲル君をオカ(以下略)。カヲルはガチホモだっつーの。下心ミエミエなんだよ、この腐女子キモエヴァヲタめ!
今度は無事に姉ちゃんの台をゲット。
1Kで暴走モード突入。ほっ。ハイエナはするものだね、碇シンジ君。すでに25K投資で苦しい勝負になったが、今日は大事な日である。心ゆくまで銀玉を打てるのは、この夏最後なのだ。
8月30日まで、連休は1回だけ。
しかもその連休は土日であり、ふつうは打たない曜日である。他の休日は全て1日限りだから、スケジュール的に家事雑事で追われて打ちにくるヒマはなさそう。もちろんムリをすれば打てるわけだけど、そんなことをしても面白くない。ある程度の頻度で通って、
クギや出玉の流れを見るから
勝てるものだし、楽しめるものでもある。遊びだから真剣なのである。遊びだからどうでもいいというなら、人生の大切な部分をないがしろにしている、と個人的に思う。
だから、どうしても今日は勝って帰りたかった。
人生のあらゆる局面で迎えるように、譲りたくないラインに入っていたのだ。それで負けるのも人生ではあるけれど、必死になるべき時がある。結果は、4時間で時給野口1枚。少額だが、見事な勝ち方だった。プラスになった瞬間で、見切りをつける勇気を持てた。下心は、満たすためにある。
帰宅して夕食。
メインは味付け済みの牛焼肉。買ったときは1つ1,000円で高いかなと思ったけれど、よく見れば1パック300グラム入りで安い肉である。味付けで誤魔化しているんだろうと思ったら、その通りだった。便利は便利だし、ちゃんと牛肉の味がしたから、忙しい奥様などには嬉しい商品だろう。これはこれで悪からず。
日本酒は長野県伊那市の『井の頭 純米酒』。
酒米は「ひとごこち」というもので、精米歩合は59%。常温でクィっといくと、濃厚な甘口。日本酒度は「やや辛」とされるプラス1くらいかと思うが、
旨い酒は甘く感じるのが僕の舌
だ。水が良いのかもしれない。ヌル燗にすると少し辛さが前に出て、バランスが崩れたような気もする。たぶん、冷やすと旨いんだろうな。下心って、別に悪いものじゃない。 |
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