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復調の気配もチラリ |
7月17日 |
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たっぷり8時間眠った。
いつもの朝に比べて食欲がないのは、きっと水分の取りすぎだろう。この24時
間で3リットルくらい飲んだはずだ。体温は36度4分で少し高く、血圧は122と78
で正常。何とか朝食を終えて、念のために病院に行く。まだ少しだが手足の裏に
汗をかくのも気になる。
診断は、特別な異常なし。
鼻腔の通りが良くない体質のせいで、何とか神経がナントカカントカという話
だった。お医者様の話というのは、基本的によくわからないものだ。なにしろ
>じょうがくを通って
なんてセリフがポンポン出てくるのだ。「じょうがく」と聴いて「上顎」と変換
できる人がどれくらいいるのだろうか。仮に変換できたとして、
ええと、上のアゴを通って? それで???
となる人のほうが多いと思う。受験業界でたとえると、偏差値50の生徒様に
「擬似関係代名詞」とか「連鎖関係詞」と話すようなもん
である。そんな言葉が通じるなら、説明しなくても通じるわい。医療関係者は熟
考してください(-_-;)
どういうわけか点鼻薬をもらった。
僕としては
点滴の1本も入れて欲しかった
けれど、特別な症状がない以上はそうもいかないのだろう。点滴って気持ちいい
し、すごく体調が良くなるんだけどね。念のため血液検査だけしてもらうことに
なり、結果は来週のアタマに出る。
その足でスーパー。
やはりまだフラフラする。それでも、いつもの貧血の状態ほどではないし、昨
日のような絶望感もない。食事がちゃんと取れるようになれば自然に回復するは
ずだし、そうでなければ困る。出勤まで家で静養。出勤前の体温は36度9分まで
上がった。大丈夫なのか。
将棋の棋聖戦は最終局。
昼からチラッと観戦した程度で、結果を帰宅後にチェックした。結果は羽生棋
聖の防衛。予想通りで良かった。羽生は調子が良くないようだが、それなりにま
とめることはできた。さすがだ。
一方の木村は残念だった。
奪取にリーチをかけて連敗で失敗というのは仕方がない。第4局の合い駒のポ
カもやむをえない。今日の第5局はどちらかと言えば作戦負けで、これもある程
度まで避けられない。ナンと言っても、
収穫は最終局まで戦えたこと
に尽きる。タイトル戦初勝利も挙げられたことだし、羽生が相手で最後までもつ
れたもの良い。力負けという印象はない。きっと、5年以内にタイトルを取れると思う。5年とはまた遠いなと思うかもしれないけれど、1年に7回しかないタ
イトル戦とはそういうレベルの勝負だ。両先生、お疲れ様でした。
校舎には始業40分前に到着。
今日は隠れ小部屋に入ることもなく、授業中に座ることもなく過ごすことがで
きた。水分の取りすぎで固形物を食べる気にならず、微熱で不安定であったにし
ても、
授業としてはちゃんと成立したと言えるレベル
にもっていけた。そんなことは当たり前でなければダメなのだけど、体調がすぐ
れないというのはそういうことである。
速読ゼミは良い意味で不調だ。
生徒様が英文を読めるだけに、読みすぎて時間を食いすぎている。設問対応さ
えできればエイッと捨てる勇気も必要なのだけど、読めるだけにちゃんと読もう
としている。そして、
実際に時間に余裕さえあればきっと読める
のだ。一番まずいのは、読めないのにムリして読み飛ばそうとして実は読めてな
くて、なんか知らないけど正解が出た(から嬉しい)というパターンだ。一般的
に、
速読とはそういうイメージ
で捉えられているみたいだ。そういうのをマヤカシと言う。そんなインチキはな
いという事実を、骨の髄(ズイ)まで浸みこませたいという狙いで授業をしてい
る。Qクラス対応の速読ゼミとは、ちょっと方針が異なる。
帰宅して夕食。
体温は平熱に戻ったので、ふつうに食べてみる。ただし、野菜中心に。前述の
ように、胃に入れる固形物が少なかったので、肉や魚といった油モノは胃に負担
がかかるかも、という配慮。量は控えたが、日本酒も飲んだ。平常に戻すために
必要なのは、
無理のない程度の擬似平常
を実践することだ。
朝には雨が降っていた。
僕が起床したころにはやんでいた。出勤するころには晴れ間も見えた。蒸し暑
くても真夏日にはならないくらいの気温だったはず。帰宅時には晴れていたよう
に思う。急速な回復には遠いけれど、少しずつ良くなっているという実感はある
。天気の話であり、体調の話である。今日も早寝しよう。 |
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