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期待に応えられるか 8月29日
  気合を入れて7時過ぎ起床。
  7時間半睡眠で足りるはずだろと念じつつ。このところ朝のニュースの時間が 政見放送にうばわれていた。それも昨日までだったらしい。

  今回は選挙に関係することをいろいろ書いたかも。
  政治的意見が1つもないのはどうなのよと思うむきもあるかもしれないが、も ちろん意図的に避けている。たとえば、ある党を積極的に支持する話とか、逆に こきおろす話を書いたところで、「改宗」の効果はないと思うから。

意見があることとそれを表明するのは別の話

と考えているのかも。冷めた人間ですいません。


  メディアの論調について。
  といっても毎日新聞とNHKしか触れたことがない。1つくらいは

「こんな選挙に投票してらんねー、棄権しようぜみんな!」

みたいな記事やコーナーがあるかと思ったら、たぶん1つもなかった。あったと しても、民間の人へのインタビューで「選挙には期待できない」というネガティ ブなコメントがチラホラ、くらいだった。今回どうなるかは別として、前回でも 4人に1人が棄権しているのだから、棄権する(つもりの)人の言い分なんて話 がもっと紹介されてもいいと思う。

  ま、棄権を奨励するところまで行かなくてもいいとは思う。
  棄権する=政治的関心がない=国民としての意識が希薄=バカ? という論調 で固まっているのが不思議だ。よく考えたうえで棄権する人だってたくさんいる はずだ。

A:何となく投票する人
B:熟考して棄権する人

AとBのどっちが正しいか、そもそもどっちが多いか、なんていうことを言い出 すと議論になるから書かないけれど。皆さんは忘れずに投票して下さいね!

「なんたる偽善者!」

それを期待したくせにな(-。-)y-゜゜゜


  朝から授業準備。
  2学期初回は事実上の「初講」という面もあって、やること が盛りだくさん。3日くらい前に書いたとおり、今年は講習と通常の間隔が異様 に短く、余裕がかなり少ない。間に合うのかコレ。そうだ。

去年のプリントを年度だけ変えて・・・ヤッツケ仕事で・・・。

「お前、イイカゲンにしろッ!」


  外出してスーパーなど。
  弁当とオヤツを入手しておくのはこの4日間とも同じ。きっと明日も同じだ。 弁当は「くわい入り鶏つみれ弁当」。くわいという野菜は聞いたことがあっても 、絵に描けない。正月のおせち料理でごくまれに見かけて、

「ああ、これが(そう言えば)くわいだっけ」

と思うくらいだ。肉団子の中に入るとなんだかよくわからないし。レンコンなど に近い、根菜系だったはずだが自信はない。今日も晴れて暑い。31℃くらいかと 思いつつ出勤。


  速読ゼミは良い意味で不調だ。
  時間に追われて、取れるはずの正解を取れない生徒様が目立つ。時間を制限さ れて、プレッシャーの中で解いていく。僕も

「残り3分」

なんていうことを演習中に言うから(当然ながら意図的だ)、時間が足りない、 くそっ、間に合わないっと焦る。そこでキッチリと浅はかな回答を用意して解説 になれば、

「だからさ、落ち着いて読めば落ちている点数を拾ってくるだけじゃないか。あ なたの問題点はソクドクですか? ひょっとしてこれはチドクゼミ? またはあ なたの英語力が問題なんじゃないですか?」

なんて教壇に立つ人(僕、ねw)に言われる。

  それでいいのである。
  恥辱に耐えて、復習して、じっくり読み直して、なんでこんな易しい問題を取 れなかったんだと歯がゆい思いをするから、伸びる。悔しい思いをできなくて、 体験しないで、逃げ出して伸びるほうがヘンではないか。


  休み時間に生徒様♀。
  某国立大志望で、2学期の追加講座は何にするべきかという相談。2択は

・『英語記述問題ゼミ』
・『速読ゼミ』

である。前者については昨日書いた通り、ウイングネット専用講座だ。そこが悩みどころなんですよね、と彼女は言う。

  本音を書けば、速読ゼミに誘導したかった。
  おそらくだが、時間割的に僕の担当する講座を取ってくれるだろうから。いろいろあって(別に問題行動を起こしたわけではない)、柏校での僕の受講生は少ない。1人でも拾っていきたい。少ないと、まもなく来るであろう来年度の査定で

「受講生が少ないから・・・」

と言われているのは目に見えている。これ以上コマが減ったら××する予定だし、それは基本的に望まないから、目をつぶって「速読を取りなさい」と言いたかった。実際、彼女の希望する大学はハイレベルだから、速読ゼミがマイナスに働くことはない。


  記述問題ゼミを勧めておいた。
  英語のオプションを1つ加えるなら、たとえ映像であってもやはり記述ゼミのほうがメリットが大きい。受かるか受からないかという微妙なラインを考えたときに、速読ゼミの受講を勧めて失敗したときのリスクが大きすぎる。

生徒様のリスクを減らし、チャンスを1%でも増やす

のが僕の持つ職業に欠かせないことだ。その結果として僕が失業したとしても、初期中年のおっさんが1人消えるだけのことだ。

  若い人のチャンスを減らすよりはマシである。
  僕は保守的な人間だが、保身的な人間ではない。悪になりきれない。職能とは、今の利益を確保することではない。もっと遠くを見ることだ。この甘さが自分を滅ぼすことは知っていても、自分には譲れないラインがあるのだ。近未来のために息をするクソガキになってたまるか!


  帰宅して夕食。
  メインは牛肉とアスパラとシメジの炒め物。なってないアスパラは軽く茹でて から炒めてみたが、なってないものはなってない。旬を過ぎるとダメなヤツだ。 他には冷奴、ゴーヤーの酢の物、茹でジャガイモなど。平凡だが 楽しい夕餉(ゆうげ)とも言える。

  さあ、ついにこのときがやってきた
  投票時間は午前7時から午後8時。投票整理券をなくしてても、申し出れば大 丈夫。キーワードは政権交代と書くと不公平なので、諸メディアはもっと考えて 欲しい。政権選択と言い換えても、伝わるのは同じことでしょ。これで300議席を 越えたら勝ちすぎじゃないかとか、なおさら煽ってるだけじゃあないですか。

「じゃあ、お前の言う『このとき』は何なんだよ?」

いやぁ、明日で夏期講習が終わるなあ、と。長かったなぁ、と。

「それが、まさか、件名なのか? そこまで、よびわるなのか?!」

そうだね、その通り。さあ行くよ。終わりにしよう。
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