予備校講師でわるかったな!





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商売は内容じゃない? 9月8日
  久しぶりにアクセスログを読んだ。
  この『よびわる』の所属するインフォシークの管理者用ページにあり、毎日の アクセス数が最新1週間ぶんだけ記載されている。2006年度までは毎日のように チェックしていたが、某予備校をクビになったためにアクセス数が落ち、その後 は1週間に1度チェックするくらいだった。

1日のアクセスが1,000を超えた時だけ

記録を残しておいた。つまり2007年度以降はそういう日もほとんどなく、毎日チ ェックする必要がなくなったわけだ。

  この1週間は、1日500強アクセス。
  感謝の限りだ。この2年ほど、この数値で安定している。今日チェックしたの は2ヶ月ぶりくらいで、そのあいだは日記を手抜いていた(忙しかったので)し 、エッセイのアップも極端に減らしているから、数が落ちているかなと予想して いた。

ブログを始めとする個人HPが衰退する時代

で、ほんとうにありがたいことである。今日も内容も学びもない日記をお届けし たい。このように、読者減らしネタを2週間に1回ほど書いているけれど、実に しぶとい読者様たちである、たとえばそこのあなたは。


  9時間睡眠だったことはどうでも良い。
  スーパーもプールも普通だ。体重は65.00キロジャストで「おお!」と感動した が、だから何だという話だ。問題は昼食だ。正確には、初めて入った店だ。小汚 い居酒屋がランチを始めたので、

蛮勇をふるって

店に入った。スナックのママみたいなのがカウンターの向こう側にいた。外見と 同様に、店の中も汚かった。先客は昼間から焼酎の水割りを呑んでいるおっさん(-_-;)

  問題は調理だ。
  注文は焼き魚定食、チョイスはサンマ(鮭との2択だったが)。小汚い家庭用 ガスレンジに火を入れたあたりで全てを諦めつつあった。5分後、

塩沢トキ風のヘアースタイル

をしたママが、ご飯をよそい始めた。まだサンマ焼けてないんじゃないか。

  ご飯はお盆の上で覚めていく。
  塩沢トキは常連らしき焼酎のおっさんとムダ話をしながら、ときどき僕のラン チの調理にかかる。味噌汁が入っているらしき大鍋に生卵を投入。火をかけてい なかった大鍋から何かの煮物をよそっておく。ここまで、さらに5分。

  さらに5分。
  味噌汁の火をとめて、お碗によそう。それ、味噌汁なのか。まだ魚は焼けてい ない。ご飯も味噌汁もどんどん冷めていく。僕は持参した文庫本を読みながら、

我が人生に悔いあり、

と心の中でとなえている。変わらないっていいじゃないか、昨日と同じっていい じゃないか、平々凡々でいいじゃないか、冒険なんかしなくて良かったじゃない か。俺の人生、これまでか。


  塩沢トキはサンマを取り出した。
  やっと食べられるのかと思ったら、サンマをレンジで温める。それって、中ま で火が通ってないってことかよ。手馴れたさばきだったから、

うちのガスレンジでは魚を完全に焼ききることができない

との確信犯なんだろう。全てが揃って、やっと食べた。ご飯も味噌汁もバッチリ 冷めている。グーね!


  すごかった。
  冷めた煮物、というか温めなかった煮物はビーフシチューだった。冷たいビーフシチュー。味噌汁は、予想されたとおりに卵はカチカチになっていて、しかも 煮詰まりに煮詰まって

ドロドロのワカメ的物体

が入っていた。3日くらい前からの残り物だろうか。サンマは普通だったけど、 それでも真ん中のあたりは少し生焼けのようにも感じられた。2度目はな い。掘り出し物の良い店は、掘り出してもなかなか見つからない。まいったなあ (*_*)


  他の時間は読書や授業準備など平常運営。
  曇りときどき晴れはこの数日の基本になっている。少し湿度が高くて蒸すよう な気もしたけれど、夜には秋らしい涼しさに。授業はともかく、通勤や授業前後 に汗をかかなくて済むのはありがたい。授業中にアツいのは、職業だから当然だ 。

  Fクラス対応の速読ゼミは、2Aタームぶん改め「2学期2」ぶんまで終了。
  Qクラス対応のそれは長文2題で、それに1題追加したのがFクラス対応。授 業進行が悩ましい。

A:3つとも強引にやって解説を手抜く
B:2つを厳選して解説をじっくりする

Fクラスだと「わかりきった説明はウザイ」という顔をされることが多いから、 Aのほうが良いかもしれない。様子を見ながら進行させるつもり。


  比喩がどういうことなのか、わからない人にはわからない。
  説明してもムダだ。この速読ゼミに限らず、英語の長文で

「この比喩はなんのことか」
「何のための比喩か」
「この比喩で何を言いたいのか」

といった設問はよくある。ほとんどは選択式なので、選択肢を読めば特に問題な く正解を出せる。悩むときは、だいたいが本文読解自体で比喩が理解できなかっ たときで、これはこれで仕方がない。英語だろうが日本語だろうが、理解できな いものはできないし、言い換えれば説明しようもない

  短文問題で例をあげる。

>「君が本当にうらやましいよ」
=I really wish I were in your (            ).
1:house
2:cloths
3:pants
4:shoes

  この問題というか、表現の出題頻度なんてのは、ハッキリ言ってどうでも良い と思う(低いとも思うが)。すくなくとも、予備校の教壇で指摘することではな い。文法を使って仮定法だということが理解できれば、そして前置詞が in だから と考えることができれば、

あとの正解選びは人としての力

にゆだねたいと感じる。一人っ子だと2や3を選ぶのかなあ、という冗談は教壇 でのタブー発言の1つだろうか。ここで書くぶんには、

「おい、信原、ブラックなヤツだな」

で済むんだけど。


  将棋の話題。
  王位戦については明日に譲るとして、渡辺明竜王のブログから。9月8日付け のエントリーで、JT杯欠場の発表。それがどうしたのかと言うと、リンクを読 んでもらえればわかるように、欠場理由が

家族が新型インフルエンザに罹患した

ということなのだ。こんなことがあるんだねえ。

  JT杯は公開対局。
  対局は壇上で行われて観客はそれを見上げるかたちになる。ちょくせつ「同じ 空気を吸う」という状況ではないと思われるが、将棋連盟が万が一を考慮したら しい。竜王は「濃厚接触者」になるからね。棋士本人でないところが、また興味 深い。

  予備校ではどうなんだろう?
  とりあえず新学期に入って、新型インフルで休講だの休校だのという話は身近 では聞いていない。全国的には、きっとどこかでそういう事態になっているかも しれない。学校ではすでに流行がシリアスになりつつあるようなので、

遅かれ早かれか

という気もする。気をつけたいと書きたいところだし、実際に気をつけるつもり だが、感染力的にどうにもならないようにも見える。


  授業と夕食は順調に推移した。
  授業の話題は誰も興味を持たないが(感想メールが5年半で10通くらいか)、 夕食のネタは楽しみにしている人が多いとか(同じく100通くらい、でもその程度 ?)。それにしても、

秋ナスの油炒めの話が特別におもしろい

とは、僕にはとても思えない。青ネギの小口切りとショウガを薬味にしてしょ う油をかけるだけのことである。油は多めで、鉄製の中華なべが作りやすいのね 。

「おい本当に内容も学びもないじゃないか!」

それを読ませるようにするのが技術というもので(@^^)/~~~
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