予備校講師でわるかったな!





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特筆事項は少なくて 9月13日
  秋の訪れが早い。
  関西地方、とくに九州のほうでは残暑も厳しい(っていうのかなこの時期でも )そうだが、千葉はずいぶん涼しくなった。明け方に背中が寒いなと思って毛布 を直すような涼しさだ。毛布の温かさがうれしい朝寝の季節ということだ。9時 前に起床。

  朝食はオムレツ。
  この夏を越えてからフレンチトーストに飽きてしまったため。パンにジャムを つけて食べることが多くなり、糖分の取りすぎも気になることだし。病弱かつ偏 食傾向があるから、細かい栄養摂取にビンカンなのだ。単に神経症なのかもしれ ない。


  午前中は将棋をTVで観ながら雑用。
  何かの書類書きとか、アイロンがけとか、掃除とか、本の整理とか。そうそう 、衣替えを始めた。さすがに薄手のアロハはもう着ないだろう(厚手はまだまだ 着る)と仕舞いこむ。長袖を半分くらい出す。全5回くらいで全てが入れ替わる かな。

  衣替えの話はほとんどいつも書いている。
  住環境は新居に移ってからだいぶ改善して、スーツ類は全てぶら下げたまま保 管できるようになった。アイロンがけが不要ということ。それでも全ての衣類を そのままにしておくわけにはいかず、こうして衣替えをすることになる。

4畳半ほどの大きさのクローゼット

があれば衣替え不要の快適ライフになるかもしれない。そういうのって現実味が ないし、現状で何とかやっていくしかない。今あるものを最大限に利用して、ヤ リクリしていくことだ。人生、だいたい何でも同じようなものか。


  お昼過ぎからドライブ。
  酒の空き瓶がたまったので、引き取ってくれる酒販店まで。カゴのなかでガチ ャガチャと鳴る音が不快だ。割れるんじゃないかと心配しながら、轍(わだち) につかまったり歩道に乗り上げたりするたびに、さらに心配が増す。ああ、

僕のドライブは自転車

ですので。貧民でわるかったね。

  たいした酒は見当たらず。
  日本酒で製造年月日が20年12月なんてあると、ちょっと買う気になれない。日 本酒でもビン熟成という考え方はなくもないが、低温保存かつよほど旨いもので ないと難しいだろうから。ビールの『秋味』はすでに販売が終わっているようだ 。ワイン1本だけ買ってドライブを続行。

  隣町の知らないレストランでランチ。
  喫茶店のようなものだが、

店主にかすかなプライドがあって

レストランを名乗っている、といった風情の店。ハンバーグは普通だった。割り 箸さえ出してくれれば、たまに使ってもいいんだけどね。フォークなんかでライ ス食えないっす。


  新古書店へ移動して7冊購入。
  帰宅して洗濯物を取り込んでから昼寝。おおむね晴れて、そこそこ暑かった。 といっても25℃くらいか。休日なので張り切って読書。


  『おしりのしっぽ』竹内海南江を読了。
  「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターである著者によるエッセイ。
  取材以外の日常生活を描きつつ余談と逸脱が豊富という人畜無害・無内容ぶり だがそこそこ良い。

  本を書くなら著名にならなければダメだ、という意見がある。
  それがどれだけ無内容で下らなくても、著名人であるという事実だけで読まれ るから、というのがその論拠である。プロの書き手は別としても、芸能人本(ミ ステリーハンターは芸能人なのか? という本質的疑問は残る)なんてそんなも のだ、という達観である。本書はそこまでひどくはないにしても、

こんな内容で本になるのかよ

と思う箇所は多々あった。ま、多少は覚悟して読んでいるからいいけれど。

  職業としてのミステリーハンターの話題はチラホラ程度しか出てこない。
  ミステリーハンターが出てこないとアノ番組は成立しないというのはわかるに しても、あれだけで生計が成り立つのかと心配な面は残る。本書を読むかぎり、

ミステリーハンターとしての仕事だけでも大変

ということがよくわかる。裏表紙にあるように、

・10数年で飛行機に1,000回以上乗った
・28日間で飛行機に乗った時間は42時間くらい

とか、大変なお仕事のようである。ある程度の専門職なのだなと知ることができ た。また、

・ミステリーハンターにはスタイリスト・マネージャー・ヘアメイクなどの補助 職の人はいっさいつかず、本人と撮影スタッフだけでロケをおこなう

なんて話も新鮮だった。そっか、芸能人ってわけでもないんだな。ヒマな人はど うぞ。それにしても、人生の滋養とするにはほど遠い本ではある。


  夕方、工事の人がやってきた。
  CATVの定期点検。僕は加入していないが、マンションがそういう仕様にな っている。点検自体は10分ほどで、デジタル化についての説明はなかった。僕の TVは地デジ対応だが、画面にはまだ「アナログ」の文字が出ている。まさか、 CATVに加入しないと観れなくなるのだろうか。ギリギリになったら質問(詰 問)しよう。

  CATV経由の電話加入を勧められた。
  工事費などは無料で、そのままNTT利用で、料金が1月500円ほど安くなると いう。かなり強い勧誘だった。問題は

ルータだかモデムだかを室内置き

することだ。とにかくモノが増えるのがイヤなので、こっちも強引に断っておい た。転居して2年、いまだに自宅の電話で自分からかけたことはない(受信は何 度でもある)。固定電話解約の勇気って、なかなか出ないよね。


  夕飯のメインは特になし。
  強いて書けば、レタスと牛肉のオイスターソース炒めかな。肉に塩・コショウ ・酒で下味をつけて、ざっと炒めてから皿に取る。フライパンに油を足して、水 切りしておいたレタスを入れて油をからめる。やおら先の牛肉を投入して、オイ スターソースと微量のしょう油で味をつける。手間はかかるが(半焼けの牛肉を とっておく皿が必要)、

料理としてはシンプル

と言える。

  他も平凡に。
  昨日の刺身とか、ナスと自家製大葉の酢の物とか、生キュウリとか、メカブと か、キムチ納豆とか。キムチは刻んで、ゴマとゴマ油としょう油と小口切りのネ ギをかけて食べる。日常の食事とは地味なものだ。


  ビールは『サッポロラガービール』。
  数量限定発売ということで、いわゆる復刻版なのだろうか。「現存する日本最 古のビールブランドである」といったことがカンに書いてあった。どういう定義 なんだろう。

いかんせん味がどうということもなく、

書くべきことはない。今の時代は、この手のことをネットで調べることができる けれど、調べる必要も感じない。古いか新しいかではなくて、旨いか旨くないか が価値のある情報だと思うから。
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