予備校講師でわるかったな!





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ネタに片寄る 9月15日
  むかし、今日は「敬老の日」だった。
  日にち固定だったものが9月の第3月曜日に変わったのは、7年くらい前だっ たかな。もう忘れてしまった。覚える気もなければ調べる気もない。

  僕が子どものころ、祭日や祝日が変更になることはなかった。
  物心がついたあたりから、成人するあたりまでの話。天皇誕生日が「みどりの 日」に変わったのは例外として、日曜日以外の赤い日は固定されていた。

  その後、祝日を増やそうとか連休を作ろうとかで、ずいぶんと変化があった。
  しかも、その変更の頻度が高くなった。時代の変化にあわせて祝祭日を増やそ うとしたのだ、というのはきっと言い過ぎで、単純に僕が成人してから過ぎた時 間が多くなってきたのだろう。


  8時過ぎ起床。
  朝はずいぶん寒くて、室内着はこの秋はじめての長袖と長ズボン。午前中はH Pの作業。会員ページの追加コンテンツは今週末までには出る。先月末のアレに 関するもの。「ちょっと遅いんじゃないか」と会員様は思うだろうけど、なにぶ ん忙しかったもので。

  プールとスーパー。
  昼食は昭和具現ラーメン店『K龍』。この店は

冷房も暖房もない(本当)

から、真夏と厳冬期には利用できないのだ。涼しくなって良かった。今日は1日 くもり、ときどきチラチラ雨。五目ワンタンメンはもちろん昭和の味がした。コ シのない細麺に昭和を感じるしかない。


  日記削減計画に基づき、その他はカット。
  こう書くと読みたくなる人もいるだろう。何を隠しているのか、と思う人もい るだろう。本当は見せたいのに見せない、これがチラリズムの魅力、

ちょっと見えるからいいのよ!

なんて書くとヘンタイだと思われるので次の話題へ移行。それが魅せるというこ とかな?

  夕方にはTVで相撲観戦。
  なにしろ火曜日は授業が19時50分からなので、こんなことまでしている時間が ある。良いんだか悪いんだかって、悪いに決まってるよね。ま、それは良い。


  相撲には「懸賞」というシステムがある。
  特定の取組に勝ったほうに現金をあげる代わりに、取組まえに宣伝の幕(なの かあれは?)を持った人が土俵を一周する。情宣活動である。TV中継には国営 放送なので中身まで映らないけれど、現地で見ていればインパクトがありそうな 宣伝媒体だ。

  あれに予備校も参加してみてはいかがだろうか。
  市進やワセヨビの幕を作って宣伝するのだ。ちょっと普通じゃないだろう。ナ マで相撲を観る人の数なんて知れているにしても、おおむねお金持ちだろう。教 育にお金をかける余裕がある可能性も高い。ハイソな人々の、

>おお、あれが市進のウイングマークか。相撲がわかるとは、成熟した企業じゃ ないか。わしの孫も行かせてやらねばあかんの。ホームページはどこだったかの ?

>あら、13時坊やじゃない。私の青春、高田馬場。アノ頃は熱かったわ。中高一 貫校で安心している場合じゃないのね。すぐに資料請求しなきゃ。HPは、ここ ね

という反応もあるのではないか。ないのではないか。あると思うのであるのであ るか。

  宣伝の新基軸は、探せばまだあるはずだ。
  懸賞金って3万だか5万だとどこかで読んだ。中堅予備校が抱える問題はいろ いろあるが、その前頭筆頭は

情宣活動によるイメージ作り

ではないか。いや、三役くらいに入ってるかな。稀勢の里くらいっていうか・・ ・。


  ワセヨビに出撃。
  授業後に生徒様♀の質問を受けた。

「空欄に入れるやつみたいな問題はやらないの?」

意味がよくわからないので逆に質問すると、どうやら文法系問題のことらしい。 あのね、僕の授業は「英文解釈」なんだけどね(だからやらない)と答える。す ると彼女は

「そっか〜」

と答える。そっか〜はこっちだよ((+_+))

  それにしても。
  16だか17だかになっても、

年齢が倍くらいのオサーン(先生=僕)に丁寧語も使えないのか

と呆れた。全面的に敬語を使えとは思わないし、その必要もない。ただ、タメ口 を利くことだけがフレンドリーであることの証になっているとすれば、

国民的知性の危機

ではないかと思った。敬語というのは、つまるところ、感じてもいない敬意を形 にしたフリをしてウソをつくことだ。ウソをつくのは、「私は言語を操れる」と いう自慢であり、偽善であり、知性である。ウソをつけば、それでオサーンは喜 ぶのだから、

かえってトクするのは自分だ

と考えることもできると思う。そういう打算は、なかなか難しいものだが(例: 奥さん、今日もステキじゃないですか!)。


  夕飯のメインは牛肉とゴボウの甘辛煮。
  牛肉1・ゴボウ4くらいの割合だから、実質的にはゴボウを食べる料理だ。し ょう油と砂糖と出し汁で煮込むため、保存食という意味合いも強い。このままだ と

全体が茶色くて美しくない

ので、小ネギの小口切りをかけて彩りを出した。味はバッチリ決まったが、華や かさには欠けるかも。

  サブは炒め物。
  ナスとシシトウの油炒め。塩だけで味付けして、仕上げにチラリと酒・しょう 油をふって、オロシしょうがをつけて食べる。ナスに浸みた油がつくづく美味し い料理である。今日も夜は涼しい。暑さ寒さも彼岸まで、は今年使えない言葉に なった。
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