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どうでもいい解説または 9月16日
  夢にまで細かいことを気にする自分が登場する。
  そういうことを気にするなよと自分を叱りつけながら、枕の位置がよろしくな い(どういうことだ?)と苦情を申し立てる夢を見た。そのデティールを覚えて おこうと思いつつ起床するから、朝からなんとも不機嫌なことである。病気だね 。

  8時50分起床。
  よく晴れている。昨日の天気予報より回復が早かったみたいだ。もっと洗濯物 を洗っておけば良かったかなと思いつつ、部屋の掃除。布団を干す。気分は少し ずつ良くなっていく。

  朝食を食べる。
  果物はスチューベンというブドウ。

昔のドイツの戦車みたいな名前だ

と思う。ブドウのくせに強そうだ。ジークフリートとか、ロンメルとか、ビスマ ルクとか、みんなドイツだったはず。順に船隊・将軍(戦車)・戦艦の固有名詞 かな、記憶はあいまい。戦争マニアとかではないので注意。デラウェアより1回 り大粒で、種あり。果肉と種の離れが悪くて食べにくい。


  水曜日に整骨院を入れるのはムリかな、と思う。
  どういうわけだか水曜日は混雑していて、1時間ほど消費してしまう。その続 きがプール→スーパーだから、これらの活動で3時間近くが消える。1学期まで は2コマだったけれど、今は3コマだから、他の活動がほとんどできない。いや 、まあ、

「そもそもヒマすぎるんじゃないかお主は」

という指摘もありそうだが。で、あなたは七霧の里の者ですか?

  それでもコマゴマと動く。
  HPの作業は昨日の続き。アップは明日に決定。今日の授業準備の確認。Fク ラスは新規教材なので慎重に。昼食は関西風のちらし寿司と、自分で茹でたソー メン。後者を選んだ理由は2つ

1:体重が65キロを越えて警戒ラインに入った
2:自家製大葉が成長しすぎて困っている

1はいいとして、2はどういうことなのか。もうそろそろ枯れてくると予想して いたが、ニョキニョキと成長している。3日で2枚は消費しないと困るくらい元 気だ。


  将棋の王座戦は第2局。
  羽生王座1勝で迎えている。後手の挑戦者山崎七段がえらんだのは、流行の後 手1手損角換わり。この戦法って、

けっきょくは後手がやっぱり損

という結論が出るんじゃないか。将棋の道理のことを「棋理」という。究極的な 棋理は先手有利だと思う。もちろん、検証がいちおう終わるまで20年くらいはか かるのだろう。

  日常生活の隙間でチェックして、帰宅してから結果を見ることに。
  羽生王座の連勝。山崎が挑戦者らしく果敢に踏み込む順をえらんだけれど、羽 生は悠然と相手をして、かつ押し切った。マニアな感想を書けば、

1六角を捕獲されるまで最大限に活かした

羽生の大局観は秀逸だった。「コマは取られる寸前に最も働く」という棋理を具 体化した。山崎もせめて一矢報いたいところだが、ちょっと厳しいかもしれない 。いかにも相手が悪い。


  出勤。
  速読ゼミからスタート。いやはや、Fクラスって本当にデキルんだなあと感心 した。簡単には間違えてくれないし、時間制限のきわどい所で回答を完成させて くる。受講者の平均正解率は85%くらい(当日演習ですよ?)で、解説するよう なところも特にない。

  授業は80分。
  その進行はこういう感じ。

・0〜3分→僕のどうでもいい「前ふりトーク」
・3〜15分→生徒様は演習(1題目)
・15〜29分→僕のどうでもいい「解説」
・29〜44分→生徒様は演習(2題目)
・44〜60分→僕のどうでもいい「解説」
・60〜72分→生徒様は演習(3題目)
・72〜81分→僕のどうでもいい「解説」

これで演習時間が39分、解説(どうでもいい話)が42分。なるほど結果的には演 習授業としてバランスが取れている。ある意味では理想かもしれない。生徒様も 楽しんでいるようでメデタシってところ。しかし、「どうでもいい」ってスゴイ ね(^_^;)


  Fクラスも順調。
  しかしテキストが重い。難しくはないがベッタリ読ませるということで、これ は最近の早慶上智の傾向にマッチしていて良い。こちらは速読ゼミと違って予習 アリだから、生徒様としては

気が抜けないにしても余裕はある

というトコロだろう。授業後に夏から参加した生徒様によれば、「予習で2時間 くらいかかるんですけど」となる。

  僕の理想想定時間は90分を切るくらいだが、これはこれでいいのでは。
  いろいろ条件はあるけれど、おおむね

予習時間は授業時間の半分程度

でなければ、予習とは言えないのでは。ちなみに、これは授業中に講師が指名す るという状況を加味しているから、一般的なものよりは短い時間になると思う。 指名されて、

自分の予習時の考え方を説明できる

くらいが、まともな予習ってもんじゃないか。とりあえず読んで来ました、答え 書いて来ました(センセイほめて下さい)くらいで身につくことは、残念ながら 僅かである。


  夕食のメインは豚肉を焼いたもの。
  トンカツ用の厚切り肉を味噌に漬けた。赤味噌に豆板醤と酒を混ぜ込んだもの で、2日間。ステーキと同様に室温に慣らし、筋きりをしてからキッチリ焼き上 げる(豚肉は加熱が大事、牛肉とは完全に逆)。ビシリと決まったが、やや味が 濃かったかも。野菜と一緒に焼くか、漬け込む味噌をもう少しユルクするかが必 要だと思う。

  日本酒は新潟県長岡市の『極上 吉乃川 蔵人栽培米』。
  常温だといやに甘い。いやらしい甘さというのか。ヌル燗にすれば辛味がいや に出て、「からッ! きつッ!」という感じ。これはちょっとダメですね。蔵人 (くろうど)は米じゃなくてお酒を造るのが仕事でしょ、っていうところ。


  今日もこの秋らしい天気だった。
  おおむね晴れて、昼間は少し暑いが、湿度は低くて快適。夜はじゅうぶんに涼 しくなる。秋はじっくりと進んでいく。
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