予備校講師でわるかったな！

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だらしないのはイヤ

９月27日

  ９時半起床。
  今朝も公表を差し控えたい夢だった。夢だからしょうがないだろうと言えるにしても、読者を不快にするのも趣味ではない（いまウソついた）。読者様に限らない女子にご助言申し上げると、

僕を誘惑するのはリアルライフのほうで

とお願いしたい。夢で誘惑された挙句に、僕が警察に追われたり救急車に載せられたりしても困るんですよ。

  日曜の午前10時からはＴＶで将棋観戦。
  今日で終わる講座『橋本崇載の受けのテクニック教えます』はまずまずの面白さだった。といっても、それほど真剣に観たことはなく、自分のせいで勉強にはならなかった。ならばここで感想文を残す必要はないかに思えるけれど、２つほど。

１：橋本七段が毎週巨大化していったような？
→太る、というレベルじゃなかったように思えた。アシスタントが小柄なせいもあったと思うが、４月の番組と比べたらハッキリと巨大化していたはず。カメラに寄りすぎなんじゃないか、とすら思った。

２：中村桃子女流１級は良かった。
→以前「女流棋士界では偏差値58くらい」と書いたと思うが、親しみが増すにつれて可愛らしく見えた。トークはどうってことなかったけど。来週からは北尾まどか初段で・・・ん～(；一_一)

  夕方に約束があったが、お昼過ぎにキャンセルの連絡。
  つまんないの。最近は身近な付き合いでも人気がなくて（昔からないけどなｗ）、なんともウツである。人生の調子が悪いのね。天気は曇り。一応は洗濯が乾くくらい。

  腰痛の良化気配なし。
  いつもより高い位置、つまり腰から背中あたりの筋が張って仕方がない。授業にも日常生活にもさほどの支障はないけれど、行動に気力が足りない。スーパーに行き、どうでもよい昼食を取り、昼寝。２時間くらい。腰が痛くて起き上がる気になれません。

  ヒミツの花園を少しやってから、相撲観戦。
  全勝で走ってきた朝青龍に１敗の白鵬が追いつく。とんでもない速攻で圧倒した。落ち目とはいえ横綱相手にあれだけの相撲を取るなんて、と思う。速さという面では朝青龍のほうが上手なだけにおどろいた。

  優勝決定戦。
  今度は朝青龍が気迫の相撲で優勝を決める。これまた大相撲。朝青龍が動き回って持ち前のスピードで勝ちきった。明らかに能力のピークは過ぎているように思えるけれど、勝負根性だけは白鵬より優れている。それにしても、

また土俵上でバンザイ

をやってしまったのはどうなんだろう。辛口で知られる解説の北の富士親方も、

「この人の場合、しょうがないんじゃないの」

と諦めの口調。僕個人としては、前にも書いたと思うが、あの局面なら見逃してあげるのが大人じゃないかと思う。２番とも名勝負だった。

  あまりにも何もやっていない休日にボーゼンとして、急ぎ本を読む。
  というか、読み終えておいた本の感想文を書く。

  『主婦でスミマセン』青木るえかを読了。
  だらしない主婦が、自分のだらしない生活をだらしない筆致で描く自虐エッセイ。
  あまりにもだらしなくてイライラするが、最後まで読み終えれば「そうか、ここまでいくのか」と妙な納得をさせられる本。

  著者は40歳になるまえくらいの主婦。
  旦那１人、子どもなし。あらゆる主婦的行動が苦手で、競馬や競輪に関するエッセイなどを書いているらしい。タイトルは全て「主婦と○○」に統一され、一般の主婦ではなく自分という主婦がいかにだらしないかをエンエンと書き継ぐ。「主婦と食品」から。

＞冷蔵庫の下段の抽き出しをあけたら、青虫のようなものが大量にうごめいていたので全身の血が凍った。この世でいちばん青虫がコワイ私だ。冷蔵庫ごと捨てようと思ったが、こんなところに青虫が大量にいるのはどう考えてもオカシイと思い、決死の覚悟でその正体を確認してみたところ。

結末は省略する。全編がこの調子で、汚くて怠惰で無気力でイライラさせられる。

  ところで、こういうのも１つの芸だろうか。
  およそ読み手というもの、全員がそうでないとしても、「自分はここまでひどくない」と思いたいものである。自分より「下」の人間やその生態を確認して、

ああ俺は私はそこまでひどくないと自分を慰めたい

ものである。文章にはこういうニーズもあるのかもしれないと感じた。それにしたってこの本はちょっと酷いんじゃないかと思わなくもないけれど、まとめて読まずに１つの雑誌にチョロっと載っているコラムなら笑えるのかもしれない。

  夕飯は地味に。
  メインは鶏ササミとネギとシシトウの中華炒め。昨日と異なるところでは、モズク酢とサンマ刺とナス及び自家製大葉の酢のもの。

  日本酒は新潟県の『越路吹雪　純米』。
  常温で飲めば中口で中辛。これといった特徴はない。ヌル燗に移行すると辛味が強くなる。僕は「ヌル燗で甘みと香りが出る」酒のほうが好きなのでイマイチかな。味の底に苦味があるような気がしたのは偏見だと思う。めぐり合わせが悪いのか、新潟県の酒で好きなものが見つかっていない。

  なんとなくだらしない１日。
  日記の内容にもおおいに不満が残った。ほとんど何もやってないし、書けてない。そりゃしょうがないけれど、とにかく

この腰痛が治らないと人生は好転しない

と思いました。誰か、助けて・・・。

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