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生きることは媒介であること 11月4日
  ばたことしもなだづばりのきせづなのよ。

(翻訳:また今年も鼻づまりの季節がやってきました、ときにあおいさん、僕は愛してやまないのに君はなぜ振り向いてくれないの?)

  僕の鼻づまりは朝に始まる。構文的には「私の朝はネスカフェとともに始まる 」に似ている。起床時に吸い込む外気1発で勝負が決まるわけね。今朝も思いっ きり寒くて、しかし朝だから換気をせねばならず、朝の冷たい空気が鼻腔その他 に入った瞬間、アウト。1日中はだずるずるさせてっとだんかつがれるよぶなき がするね。


  寝坊して9時前起床。
  寒くて布団から出る気になれなかった。インフル対策には充分な睡眠をっての もあるし、と自分に言い訳してこんな時間になった。なんとなくダラダラして朝 を過ごす。

  お昼前に整骨院。
  いつもは火曜日なのだが昨日は祝日だったため。腰痛は徐々に良くなっている けれど回復ペースが遅い。先生にもそれを指摘され、

>とりあえず平泳ぎ禁止

を言い渡されてしまった。鼻もズルズルしてるし、なんだか調子よくないのね。

  プールへ。
  クロールのみ550メートル。足に挟む浮き(そうだ、これパイロンって言うんだ った)を使ってダラダラ泳ぐ。クロールはだいぶ上手くなってきたにしても、平 泳ぎのように距離を稼ぐところまではいかない。体重も65.10Kでイマイチ冴えな い。鼻ずるずるしてるし。たぶん、プールの水の中に(以下略)。

  小料理屋を見つけて日替わりランチ。
  刺身と揚げ物(ハムとチーズ)でまずまず美味しい。が、

ご飯のお代わり半分が50円

というセコさ。ご飯くらいサービスしても良くないか。中華料理店では、ほぼ間 違いなくご飯お代わり無料なんだけど、これが

日本人のお米大好き信仰

の具現ってとこだろうか。それでも、昼飯の選択肢が増えてよかったかな。


  昨日より雲は多いが基本的に晴れ。
  昨日よりは暖かいけれど、この時期にしては寒い。なにしろ鼻グジュグジュで 気分が悪い。風邪だったらイヤだなと思ったので、ほぼ終日禁煙。何かに集中す るときは煙草を吸いたいから、やはり午後も散漫に過ごす。

  出勤時にはマスク着用。
  世の中の流れからすれば、鼻グジュグジュ系のヒトがマスクしてないとイヤな 顔をされるからだ。じっさいに呼吸器関係をこじらせていると

鼻のあたりに体温を感じる

こともあり、もしインフルエンザだったらシャレにもならない。ちょうど出勤す るのは夕方で、それでなくても体温の上がる時間帯だ。


  まずは速読ゼミ。
  鼻声である理由を説明してから演習。不信感を生徒様に抱かせても悪いので、 演習中はマスク着用で教室後方の席に座る。ますます怪しまれたかもしれない。 体温上昇が明確に感じられてちょっとアセル。超早口の解説はつらかったが、特 に問題なく終了。

  次にFクラス。
  生徒様がマスク姿で入室した僕をジロリとにらむ(バイキンの先生が来た!) けれど、そこは僕も役者で堂々とトーク。

>いーかおめーら、よく聞け。いまインフルにかかるのと、入試直前でかかるの とどっちがいいか冷静に考えろ。直前でかかるほうがイタイだろう。だから移っ ても問題なし。っていうか、まだ今の俺は罹患確認されてないですから!

生徒様は苦笑(-_-;)

  しかし2コマ目の途中で回復。
  出勤前に飲んだ『新ルルAゴールド』が効いたのかもしれない。鼻水・鼻づま りに効く薬であり、僕はめったに売薬を飲まないから効果が出やすいのかも。授 業も順調だった。でも、生徒様の3割くらいはマスク着用での受講だった。


  急ぎ帰宅してアツい風呂。
  熱がある感じはしなかったので。ナイチンゲールを引くまでもなく、身体清潔 は健康のためのキーワードだ。そうでなくても中年男子は、からだを綺麗にする ことを心がけたい。つまり汚いのが基本だからね。

  夕飯はいろいろと。
  カツオのたたきは薬味にショウガとニンニク下ろしを。後者は風邪によく効く 。臭いけどね。自家製大葉の千切りも加えたら絶妙の味だった。カツオは、よほ どの良品でなければ薬味で食べるものかと思う。

  サブは豚バラ肉とレンコンの煮物。
  よく作るレンコンの酒煮に豚肉を加え、砂糖としょう油を増量してお酢を減ら したもの。「きちんと作ればきちんと美味しい」の見本のようだった。偏食の傾 向がある僕にとって、

食べられる根菜であるレンコンの存在は大きく、

この手の料理を育てていきたい。日持ちするのも大きなメリット。


  この日記を書いた時点。
  熱っぽさはナシ。鼻水は少々だが、昼のようなタレル感じはナシ。咳は出ない が、のどの不快感はあり(ここまでの1日喫煙本数は4本)。疲労感や倦怠感な ど、その他の風邪の症状はない。僕の健康喪失=発病経験のパターンは、

崩れるときは一気に

なので、今夜よく眠って爽快な朝を迎えれば完治と見る。インフルエンザに罹患 しても、症状がそれほど出ないのは普通のことだし、風邪とは一般的にそういう ものだ。ウイルスを貰っても、それはそれだけで終わることも多い。

「あの、じゃあ?」
「なんだい?」
「先生がすでにウイルス感染してたとすると」
「そら、その可能性もあるわな」
「すでに私たち生徒様に移した」
可能性も否定はできんわな」
「それって、道義的に」
「問題ない」
「え〜、っていうかぁ」
「菌の媒介経路なんてふつう特定できないから」
「私たちがかかったらどうするんですか?」
「じゃあ、寝てれば?」
「そういう問題じゃないと思うんですけど」
「証明できないんだからどうにもならん」
「でも、私たちの誰か、先生から貰ってますよね?」
「だから、それが証明できないんだってば」
「責任を回避するつもりですか?」
「証明できないものは、責任と断定もできない」
「そっか、先生ってそういう人でしたよね、たしか」
「今さら確認したの? 遅くね?」

いちおうは早寝しますけどね(@^^)/~~~
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